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【訪問取材】FXトレード・フィナンシャル(現ゴールデンウェイ・ジャパン)鶴泰治社長 独占インタビュー Vol.3
******* 目次 *******
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鶴社長の経歴と現在の御社について - 2
新バイナリーオプション【バイトレ】について - 3
バイナリーオプション規制と今後の動向について
3. バイナリーオプション規制と今後の動向について
- バイナリーオプションワーキンググループの座長になられた理由は?
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金先協会からご指名いただいたのです
金先協会(金融先物取引業協会)からご指名いただいたのですが、当時主流になっていた旧バイナリーオプションで、判定レートが一日何回もあるデイトレ型のバイナリーオプションを最初に出したのが弊社だったんですね。IGさんは翌日物だったしFXプライムさんは1週間物だったんで、最初にイントラデイ(1日以内のオプション)のバイナリーオプションを商品化したというのが理由だと思います。
- BO規制に対するお客様の反響・ご意見・ご要望は?
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まだバイナリーオプションの事を知らない方が多いので、あれが嫌だ、これが嫌だという声は、そんなに無いですよ。
これからバイナリーオプションが広まっていくうえで、どのような意見が出てくるかでしょうね。既存のお客様はいらっしゃいますが、まだまだ全体的に見ると知名度が低いので、この新しい商品が日本のバイナリーオプションだと思われているのではないでしょうか。
もちろん一部のヘビーユーザーで旧バイナリーのルールが良いという方は、レバレッジ規制の時と同じように海外に流出する可能性はあるでしょうね。海外口座には、送金の問題だとか、キプロスの凍結の問題だとかリスクもありますが、行く人は行くと思いますよ。バイナリーオプションをもっと広めたい
それよりも、バイナリーオプションは、まだまだ知名度が低いですから、もっともっと知名度を上げたいんです。他社と奪い合いをするとかではなく、ご存じでないお客様に如何に知ってもらうかが、私たちだけでなくワーキンググループに参加している会社みんなの思いなんです。
- 判定時刻が、各社それぞれズレていますがどういった理由でしょうか?
それは、ワーキンググループの中で取り決めみたいな物があったのでしょうか? -
それは偶然なんですよ
みんなで談合してずらした訳ではないんですよ。
正確には、GMOクリック証券さんとIGさんは一緒なんですが、他は全社ずれていますね。バイトレは判定時刻が20分ですが、何か意味があるのでしょうか?
他社さんが0分ちょうどか30分にしてくるだろうと思ったので、弊社は20分にしたんですよ。
ただ、最初から経済指標は跨がせようと思っていましたので、30分にする事は元々考えてなかったです。
あらゆる経済指標が入るようにした方が、お客様にとって面白い商品になると思ったので20分にしたのです。では、取り決めで全社ずらした訳ではないんですね
そうですね。それは偶然なんですが、5社で口座を開設すればそれぞれ判定レートをずらして取引することが可能ですので、判定レート狙いをしたいお客様や、もっと判定レートの回数が欲しいというお客様は全社で開設すれば、ずらして取引できますね。
- 規制による業者の淘汰や新規参入の動きについて
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淘汰よりも増えるのでは
業界の淘汰よりも、どちらかというと新規参入業者は今後も増えると思います。
これから認知度を高めて業界で盛り上げて行く為に、私たちは毎月10日をバイナリーオプションの日として登録をするなどし、業界でも使って行きましょうと話しているので、新規参入業者は今後も増えると思います。ただ、今回ワーキンググループでルールを作って何が厳しくなったかというと、商品のルールが厳しくなったというよりも、提供する業者のリスク管理などの要求水準が上がったんですよね。
ですから、FXのように免許を取ったからそのまま提供できますといったものではないんですよ。
オプション理論等を含めて、マネージメントも経営陣から実際のトレード部署までリスク管理体制を整えていないと、すぐ金先協会を含めた当局の方から辞めろと言われてしまいますので、敷居が高くなったというのはありますね。ホワイトラベルという形で増える可能性も
意外とホワイトラベルという形で増える可能性もありますね。
自社ではリスク管理やマネージメントはできないけど、私たちの商品をホワイトラベルで導入して自分たちのお客様に提供するという形は、今後増えるかもしれないですね。
そうすると、会社が違うので判定レートを変えることができますから、例えば判定レート狙いのお客様にとっても数多くの判定レートを狙って取引できるようになるでしょうね。 - 【2014.xx.xx 新サービス開始!!】とはどんなサービスなのでしょうか?
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これは、TRADOLOGIC社のサービスを出す予定です
新サービスは、TRADOLOGIC社のプラットフォームを利用した商品として、2014年以降にリリース致しますのでご期待ください。
それと、まだ内容は言えないのですが、バイトレの方でも商品の追加をしていきますので、こちらも楽しみにしておいてください。
TRADOLOGIC社が発表した【Binary 100】という商品に近いのでしょうか?
TRADOLOGIC社の【Binary 100】というのは、あくまでもグローバルに出ている商品であって、日本で出すには日本のルールに適合した商品に作り替えなければなりません。
2時間にしなくてはならないとか、オファービットを出すとか、日本で出すにはワーキンググループで制定したルールに適合した商品しか出せませんし、適合しない60秒オプションみたいなものは出せませんので、ベースとしてああいった商品にはなりますけど、日本のルールに適合した商品を出しますので楽しみにしておいてください。 - 今はバイナリーオプションが人気ですが、今後別の人気商品は出てくると思いますか?
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FXだと、これでだいたいMAXになると思います
為替マーケットというのは、キャッシュマーケットなんですよね。基本的にはスポットとスワップ、それとオプション。フューチャーマーケットはほとんどなく先物商品は作れませんので、為替ではキャッシュマーケットなんです。
あとはオプションなのですが、どうしてもオプション取引はコールとかプットなどお客様に分かりにくいので、やはり個人のお客様には、分かりやすいバイナリーオプションが人気になるんだと思います。だから今後はバイナリーでいくつかの商品が出てくるかもしれませんが、大枠は大体出そろっていると思います。
今後はどうするかというと、証券業でもバイナリーができますから、そちらの方に我々が入っていくとかでしょうか。
CFDが整備されれば、CFDに入っていくことも考えていますが、日本はまだまだCFD整備に時間がかかると思います。海外ではすでにCFDは人気が出てきていますよね?
人気というか、もう海外では当たり前なんですよ。海外はルール化されて金融庁が管轄してますから。
日本ではまだ一本化されておらず、コモディティーとかは経済産業省と農林水産省が管轄ですから、金融庁のルールではないんです。
だから協会も違うし、そうすると業者が大変になるので、金融庁に一本化してもらわないとなかなかCFDのルールもできません。これだけFXが人気になれば、CFDももっと人気が出てもおかしくないのですが、日本ではまだまだ時間がかかるでしょうから、我々も後回しにしています。 - 3年後の御社の目標・ビジョンについて
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今後はアジアのマーケットにどう入っていくか
そうですね、ようやくバイナリーオプションの幕開けということで、日本国内でまずはバイナリー商品の拡大に走ります。
FXに限らず、証拠金取引で日本一収益性の高い企業になることが目標ですので、その中でCFDもあったのですが、ご存知の通りCFDは後ズレになっていますので、我々もビジョンとしては後ズレになっています。
ですので、今後はアジアのマーケットにどう入っていくかというところです。
今後は海外、特に中国のビジネスと中国以外のアジアという形になると思います。
本来なら去年、日経225のバイナリーも出す予定だったのが止められたりとか後ズレになってますので、CFDは日本では当面出さないと思いますが、アジアで証拠金取引を展開する時はCFDも考えていくと思います。 - では最後に、当サイトをご覧の皆さまに、鶴社長よりビデオメッセージをいただけますでしょうか
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鶴社長の経歴と現在の御社について - 2
新バイナリーオプション【バイトレ】について - 3
バイナリーオプション規制と今後の動向について
【編集後記】
今回の取材は、FXトレード・フィナンシャルの代表取締役である鶴社長にお話しを伺う事ができたのですが、終始、和やかなムードの中、注目のバイナリーオプション規制の事から、新サービスの事まで詳しくお話しいただきました。
一番の印象は、バイナリーオプションをもっと広めたいという強い思いで、さすがバイナリーオプションワーキンググループで座長を務め、ベスト・バイナリーオプションブローカーを受賞された会社だと感じました。
オフィスの方も少し見学させていただいたのですが、皆様にもとてもにこやかに迎えていただき、明るい社風が伺えました。
今回は、時間の関係で、鶴社長の極真空手のお話しを聞けなかったのですが、「次は空手道場で体験入門をお待ちしています。」と言っていただけたので、決死の覚悟でまたお邪魔させていただきたいと思います。(汗)
2014年には、新商品も続々とリリース予定とのことですので、今後のご活躍も楽しみにしています。
取材:FXキーストン 編集部
取材日:2013年12月4日
取材協力:株式会社FXトレード・フィナンシャル 代表取締役社長 鶴 泰治 様
【株式会社FXトレード・フィナンシャル 会社概要】
商号 | 株式会社FXトレード・フィナンシャル (FXTrade Financial Co., Ltd.) |
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所在地 | 〒108-0073 東京都港区三田2-11-15 三田川崎ビル4F |
連絡先 | TEL:03-4577-6777 (代表) フリーダイヤル:0120-445-435(各種お問い合わせ) FAX:03-5765-6415 |
設立年月日 | 2006年6月14日 |
株主資本 | 12億27百万円 【資本金:3億5千万円】 (2013年10月末現在) |
代表者 | 代表取締役社長 鶴 泰治 |
登録番号 | 関東財務局長(金商)第258号 |
加入団体 | 一般社団法人 金融先物取引業協会 会員番号 第1570号 一般社団法人 日本投資顧問業協会 会員番号 012-02639 |
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