【2025年版】楽天証券FXと楽天銀行FXの違いを徹底解説!通貨ペアやスプレッドなどを比較

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楽天証券(楽天FX)と楽天銀行(楽天銀行FX)の違いを徹底解説!

ここでは、「楽天証券」と「楽天銀行」のFXサービスの違いを徹底解説しています。

楽天証券と楽天銀行では、それぞれ異なるFXサービスを提供しており、共通する部分もありますが、対応通貨ペアやスプレッドなどで違いも複数存在します。

以下では、楽天証券と楽天銀行のFXの違いに関する概要をお伝えした上で、各種スペックの比較表を掲載。さらに、通貨ペアやスプレッドなどの違いに関しては、具体的なデータを基に詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

楽天証券FXと楽天銀行FXの違いは何ですか?

楽天証券FXと楽天銀行FXの違いは何ですか?

楽天証券と楽天銀行のFXの違いについて、まずは概要をお伝えしておきます。

楽天証券と楽天銀行はいずれも楽天グループに属していますが、それぞれ別会社となっており、各社で提供されているFXサービスも別々になります。

楽天証券では「楽天FX」「楽天MT4」、楽天銀行では「新・楽天銀行FX」を利用できます。ちなみに、楽天証券には2つのFXサービスが存在しますが、当記事では「楽天FX」をメインに解説していきます。

冒頭でお伝えした通り、楽天証券のFXと楽天銀行のFXは、同じ楽天グループに属していることもあり、スペックやツール面で共通する部分も複数あります。例えば、1度の発注上限や注文方法の種類、ツールなどは同等です。

一方で、通貨ペア、スプレッド、口座開設の仕様、建玉上限など複数の面で違いも存在します。具体的に言うと、通貨ペアは楽天証券の方が若干多く、スプレッドも楽天証券の方が有利な設定となっています。

以下ではこれらの違いに関して、より具体的な解説を行っていきます。気になる項目をチェックしてみてくださいね。

楽天証券FX・楽天銀行FX スペック比較表

楽天証券(楽天FX)・楽天銀行(楽天銀行FX) スペック比較表

以下では、楽天証券「楽天FX」と楽天銀行「新・楽天銀行FX」のスペックを一覧比較表にまとめています。違いをサクッと確認できますのでぜひご活用ください。

比較項目 [楽天証券(楽天FX)]楽天証券(楽天FX) [楽天銀行(楽天銀行FX)]楽天銀行(新・楽天銀行FX)
口座開設手数料 無料 無料
取引手数料 無料 無料
口座開設の概要 FX口座のみ開設可能
(※総合口座とFX口座の同時開設も可能)
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楽天銀行口座の開設後にFX口座を開設可能
(※FX口座のみの開設は不可)
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通貨ペア 28通貨ペア
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26通貨ペア
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取引単位 1,000通貨単位 1,000通貨単位
スプレッド USDJPY:0.2
EURUSD:0.4pips
(いずれも原則固定・例外あり)
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USDJPY:0.3
EURUSD:0.9pips
(いずれも原則固定・例外あり)
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スワップ付与実績(月間)(※) USDJPY:7,174
TRYJPY:350
ZARJPY:4,550
MXNJPY:7,000
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USDJPY:7,174
TRYJPY:350
ZARJPY:4,550
MXNJPY:7,000
(詳細はこちら
1度の発注上限 200万通貨 200万通貨
建玉上限
(全通貨ペア合計)
100億円相当額
(※リアルタイムで円換算された金額)
(詳細はこちら
30億円相当額
(※リアルタイムで円換算された金額)
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レバレッジ 25倍・10倍・5倍・2倍・1倍から選択可能 25倍・10倍・5倍・2倍から選択可能
注文方法 ストリーミング、ASストリーミング、指値、逆指値、OCO、IF-DONE、IF-OCO、通貨別全決済、全決済 ストリーミング、ASストリーミング、指値、逆指値、OCO、IF-DONE、IF-OCO、通貨別全決済、全決済
PC取引ツール マーケットスピードFX(インストール)
楽天FX-WEB(ブラウザ)
(詳細はこちら
マーケットスピード(インストール)
新・楽天銀行FX-WEB(ブラウザ)
(詳細はこちら
スマホアプリ iSPEED FX(iPhone・Android)
(詳細はこちら
iSPEED(iPhone・Android)
(詳細はこちら
デモ取引 ×

(※:2024年12月の1ヶ月間、ZARJPY・MXNJPYは10万通貨、それ以外は1万通貨の買いポジションを保有し続けた場合の合計スワップポイントを記載しています)

楽天証券FX・楽天銀行FXはココが違う!

楽天証券(楽天FX)・楽天銀行(楽天銀行FX)はココが違う!

楽天証券はFX専用口座がある!

楽天証券はネット証券であり、株式などを取引できる総合口座もあるのですが、FXだけ利用したい方のために「FX専用口座」も用意されています。FX専用口座は総合口座よりもスムーズに手続きを行えるのでおすすめ。

一方で、楽天銀行にはFX専用口座がありません。新・楽天銀行FXを利用する前に楽天銀行の口座を開設する必要があります。

取り扱っている通貨ペアが違う!

楽天証券のFXと楽天銀行のFXでは、取り扱っている通貨ペアが少しだけ異なります。具体的には、ユーロ豪ドル(EURAUD)とポンド豪ドル(GBPAUD)に限り、楽天FXでの取り扱いがありますが、新・楽天銀行FXでは取り扱っていません。しかしながら、それ以外は通貨ペアの取り扱いが共通しているので、それほど大きな違いはありません。

取り扱い通貨ペア一覧比較表

通貨ペア [楽天証券]楽天証券 [楽天銀行]楽天銀行
USDJPY
EURJPY
GBPJPY
AUDJPY
NZDJPY
ZARJPY
CADJPY
CHFJPY
HKDJPY
SGDJPY
NOKJPY
TRYJPY
CNHJPY
MXNJPY
EURUSD
GBPUSD
AUDUSD
NZDUSD
USDCHF
GBPCHF
EURGBP
EURCHF
AUDCHF
NZDCHF
AUDNZD
USDCAD
EURAUD 取扱なし
GBPAUD 取扱なし

スプレッドが違う!

スプレッドが違う!

対応通貨ペアに大きな違いはないのですが、スプレッドの設定には大きな違いが存在します。具体的なデータを見た方が早いので、以下の比較表をご覧ください。米ドル円やユーロ円をはじめ、全通貨ペアの基準スプレッドをまとめています。

有利なスプレッドに黄色マーカーを付けているのですが、ほとんどの通貨ペアで楽天証券の方が有利なのが分かります。あくまで原則固定にはなりますが、基準スプレッドで選ぶなら楽天証券の楽天FXがおすすめです。

スプレッド一覧比較表

通貨ペア [楽天証券]楽天証券 [楽天銀行]楽天銀行
USDJPY 0.2 0.3
EURJPY 0.5 1.1
GBPJPY 0.9 2.9
AUDJPY 0.6 1.2
NZDJPY 1.2 3.9
ZARJPY 0.9 3.9
CADJPY 1.7 3.9
CHFJPY 1.8 5.9
HKDJPY 2.9 2.9
SGDJPY 4.9 4.9
NOKJPY 3.9 3.9
TRYJPY 6.8 10
CNHJPY 0.9 3
MXNJPY 0.2 0.5
EURUSD 0.4pips 0.9pips
GBPUSD 1pips 1.9pips
AUDUSD 0.9pips 1.9pips
NZDUSD 1.6pips 4pips
USDCHF 1.6pips 5pips
GBPCHF 2.8pips 5pips
EURGBP 1pips 4pips
EURCHF 1.6pips 5pips
AUDCHF 2.4pips 7pips
NZDCHF 2.8pips 8pips
AUDNZD 2.8pips 12pips
USDCAD 1.6pips 1.6pips
EURAUD 1.5pips 取扱なし
GBPAUD 1.6pips 取扱なし

(※:スプレッドはいずれも原則固定・例外あり)

最大建玉数量が違う!

最大建玉数量が違う!

1回あたりの発注上限は、楽天証券・楽天銀行ともに200万通貨までとなっているのですが、建玉の保有上限には違いがあります。

楽天証券のFXでは「最大100億円相当額」の保有が可能。

最大建玉数量が違う!

一方で、楽天銀行のFXでは「最大30億円相当額」の保有が可能となっています。

楽天証券の方が建玉上限が多くなっていますので、大口で取引される方には楽天証券のFXがおすすめです。

楽天証券は「楽天MT4」も利用できる!

楽天証券は「楽天MT4」も利用できる!

既にお伝えした通り、楽天証券では「楽天FX」だけでなく「楽天MT4」も提供されています。両方を開設して併用することも可能です。

楽天MT4はその名の通り、取引ツールに「MT4」を採用。裁量取引はもちろんのこと、楽天FXでは利用できない自動売買も活用できます。

楽天銀行は新・楽天銀行FXのみ対応となっていますので、MT4を利用したい方には楽天証券がおすすめです。

ちなみに、楽天FXと楽天MT4にもいくつか違いが存在します。これに関しては別記事で解説していますので、興味のある方はそちらも参考にしてみてくださいね。

楽天証券は「CFD取引」に対応してる!

楽天証券(楽天CFD)

楽天証券では「CFD取引」サービスを取り扱っているのも特徴です。CFD取引ではFXのような感覚で、商品や株価指数など多彩な銘柄を対象とした取引が可能となっています。

楽天銀行ではCFDの取り扱いがありませんので、商品や株価指数などにも興味のある方は、楽天証券をご活用ください。

楽天証券は「CFD取引」に対応してる!

またCFDに関しても、楽天証券には「楽天CFD」と「楽天MT4CFD」の2つのサービスが用意されています。楽天MT4CFDではMT4を使った取引が可能です。

楽天証券FX・楽天銀行FXのココは同等

スワップポイントは同等

【プラス】スワップポイントの違いは?

スワップポイントに関しては、楽天証券と楽天銀行で同等のスペックとなっています。上記画像は楽天FXのスワップポイント一覧を抜粋したもの、下記画像は新・楽天銀行Xの一覧を抜粋したものになります。

【プラス】スワップポイントの違いは?

今後はスワップポイントに差が生じるかもしれませんが、調査時点ではこのように同じ数値が並んでいます。

PCツール・スマホアプリは同等

PCツール・スマホアプリは同等

楽天FXと新・楽天銀行FXでは、取引ツールの名称が少し異なるのですが、ツールの中身は同等なものとなっています。上記画像はスマホアプリのレート一覧を比較したもの。色が違うだけで、項目はほぼ同一となっています。

PCツール・スマホアプリは同等

こちらはチャート画面を比較したもの。いずれも最大4分割のチャート表示に対応しており、多彩なテクニカル指標を使った分析が可能です。

楽天証券FXと楽天銀行FX、どっちがいいの?

楽天証券(楽天FX)と楽天銀行(新・楽天銀行FX)をさまざまな点で比較してきましたが、いかがでしたでしょうか。

通貨ペアやスプレッドなどのスペック面や、MT4対応などの面を考慮すると、楽天証券の方がおすすめと言えます。一方で、楽天銀行を利用される方にとっては、そちらでFX口座を使った方がやりやすい、という点もあります。

楽天証券(楽天FX)もしくは楽天銀行(楽天銀行FX)、気になる業者があれば公式サイトもぜひチェックしてみてくださいね。各社の公式サイトで雰囲気なども掴んでいただければと思います。

楽天証券 公式サイト

楽天銀行 公式サイト

 

2社比較記事一覧