TradingViewでヒストリカルデータ(時系列データ)を使う方法!

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Tradingviewのヒストリカルデータ

この記事では、TradingViewでヒストリカルデータ(時系列データ)をダウンロードする方法を詳しく解説しています。多機能で非常に便利なトレーディングビューですが、ついにヒストリカルデータを落とすことまで可能になりました。

TradingViewの公式では時系列データの公開として紹介されていますが、より詳しくトレーディングビューのヒストリカルデータの取得可能な期間や通貨ペア、データの特徴について紹介していきます。トレード手法の検証や自動売買、システムトレードなどにご活用頂ければと思います。

 

TradingView上でJFXのレート配信がスタート!

JFX

JFXで新しくTradingViewでのレート配信がスタートしました!JFXといえばスキャルピング公認の国内FX会社として人気のある業者。

相場分析はTradingView、発注は別のFX会社を使われている方も多いかと思います。ただ、FXは業者によってレートに若干の差が出てきます。

特に、スキャルピングは数pipsを狙うので分析時のレートと発注時のレートが違うと大きな差になります。

JFX

そこで注目なのがJFXです。今後はTradingViewでもJFXのレートが見れるので使い勝手が良くなりました。

もちろん、ヒストリカルデータのダウンロードも可能です。スキャルパーの方はJFXをぜひチェックしてみてください!

TradingViewのヒストリカルデータ(時系列データ)の特徴

Tradingviewのヒストリカルデータ

TradingViewのヒストリカルデータまとめ
  • 150種類以上の通貨ペアの時系列データがダウンロードできる
  • 個別株、株価指数、商品など多種多様な金融商品に対応
  • 国内外の複数のFX会社のレートが取得可能
  • インジケーターの時系列データもダウンロード可能

トレーディングビューのヒストリカルデータは主要通貨ペアはもちろん、かなりマイナーな通貨ペアのヒストリカルデータでも取得可能。

TradingViewでは同じ通貨ペアでも複数のFX会社のレートを表示でき、それぞれにヒストリカルデータがダウンロードできます。

足種は13種類以上に対応。さらに移動平均線などのインジケーターの時系列データも取得できます。インジケーターのデータが取得できるのはかなり貴重ですね。

表計算でインジケーターの数字を出さなくてもTradingViewを使えば一発で時系列データがダウンロードできます。

取得できるデータの期間は銘柄やレート配信をしている会社によって異なります。

10年分以上のヒストリカルデータを提供しているFX会社であれば別記事にてまとめているので、そちらもチェックしてみてくださいね。


50年以上前の価格データが見られるヒストリカルデータが追加!

TradingView

1834年以降のゴールドチャート

TradingViewでは、新たにNYダウやS&P500、金、原油、コカ・コーラなど人気銘柄の過去数十年~数百年分のヒストリカルデータが見れられるようになりました。

NYダウ(ティッカー:DJI)は1896年まで、S&P500(ティッカー:SPX)は1871年まで、金(ティッカー:GOLD)にいたっては1834年以降の価格データを参照可能。

その他には、ビットコインインデックス、コカ・コーラ、エクソン、JPモルガン、IBM、原油、銀なども追加されています。これらは無料プランでも利用できる追加のチャートデータです。

ますます便利になったTradingViewにぜひご注目ください。

トレーディングビューのヒストリカルデータを落とす方法・手順

では、実際にTradingViewでヒストリカルデータをダウンロードする方法を解説していきます。ダウンロードは非常に簡単で、2~3分で終わるので記事を参考にダウンロードしてみてくださいね。

Tradingviewのヒストリカルデータ

まず、ダウンロードする前に1つ手順があります。それが「チャートを最大限、縮小すること」です。

TradingViewは銘柄を最初に表示した時点では最小限のチャートデータしか読み込みません。これは表示速度を早くするためですが、この状態でヒストリカルデータをダウンロードすると300件しか落とせません。

Tradingviewのヒストリカルデータ

そこでチャートを上限まで縮小してデータを読み込んでからダウンロードします。

縮小はチャート下部にマウスを合わせて「ー」のアイコンをクリックするか、マウスホイールで縮小が可能です。

チャートの横軸(時間軸)を選択した状態で右にスクロールすることでも縮小できます。

Tradingviewのヒストリカルデータ

上記は最大限に縮小した状態でヒストリカルデータをダウンロードしたものです。

OANDA証券の米ドル円であれば3,000件ほどをダウンロードできます。

Tradingviewのヒストリカルデータ

ヒストリカルデータはチャート画面右側の上三角アイコンから【チャートデータのエクスポート】を開きます。

Tradingviewのヒストリカルデータ

【チャートデータのエクスポート】を開くと上記のポップが表示されます。

Tradingviewのヒストリカルデータ

出力する時刻表示は「UNIXタイムスタンプ」と「ISO日時」の2種類です。使いやすい方を選択して頂ければと思います。

Tradingviewのヒストリカルデータ

ダウンロードする証券会社・銘柄・時間足・時刻表示を確認して【エクスポート】をクリック。csv形式でヒストリカルデータがダウンロードされます。

Tradingviewのヒストリカルデータ

上記がテキストに貼り付けたTradingViewのヒストリカルデータです。トレーディングビューでヒストリカルデータを落とす方法は以上です。非常に簡単ですよね。

複数のFX会社のレートが取得できたり、FX以外の株価指数や商品もヒストリカルデータが落とせます。時間軸も13種類以上に対応、同じ要領でインジケーターの時系列データもダウンロード可能です。

TradingViewはトレード履歴のダウンロードも可能

TradingViewはトレード履歴のダウンロードも可能

TradingViewは特定のFX会社と口座連携することで取引履歴をダウンロードすることも可能です。

データはcsv形式でダウンロードされるため統計や集計は別でする必要がありますが、こちらも検証に利用することができます。

取引履歴のダウンロードであれば無料プランの方でも可能です。

チャートデータのエクスポートはPlusプラン以上で利用可能

チャートデータのエクスポートはPlusプラン以上で利用可能

チャートデータのエクスポートに関しての注意点が一つあります。それは、エクスポートできるのは有料プラン(Plus以上)だけという点です。無料プラン(Basic)では利用できません。

Plusプランは最大4画面分割に対応、インジケーター数(最大10個)やアラーム(最大100個)もしっかり設定できます。使える機能と料金のコスパが良いプランです。

【トレーディングビューのプラン別使える機能】

項目 Basic Essential Plus Premium
月次(円換算) 無料 2,300円 4,600円 9,100円
広告の表示
画面分割 1 2 4 8
レイアウトのテンプレ保存数 1 5 10 無制限
インジケーターのテンプレ 1 無制限 無制限 無制限
インジケーターの同時表示 2 5 10 無制限
ウォッチリスト登録数 30 1000 1000 1000
アラート設定数 5 20 100 400
同時アクセス可能なデバイス数 1 1 2 5
表示できるローソク足の数 5,000本 1万本 1万本 2万本
秒足 × × ×
出来高プロファイル ×
カスタム時間足 ×
自動チャートパターン × × ×
チャートデータエクスポート × ×

(※:月額料金は2024年11月1日時点の米ドル/円レートを元に算出。いずれも税抜の金額を掲載。)

プラン別の主要な使える機能の一覧は上記の通りです。

TradingViewの有料プランは手順を踏めば格安で契約することができます。詳しい手順は別記事にてまとめているので、気になる方はそちらもチェックしてみてくださいね。

Check!!

ヒストリカルデータが落とせる国内FX会社

別記事では国内FX会社の中でヒストリカルデータを提供している会社を一覧表にまとめています。

過去10年分以上のデータを提供している会社やゴールド・原油などの商品銘柄に対応している会社などそれぞれに違いがあります。

ヒストリカルデータを集めたい方は別記事も参考にしてみてくださいね!

TradingViewに対応した国内FX会社の3社比較表

以下では、TradingViewとの口座連携に対応した国内FX会社を比較表にして掲載しています。FX会社のライブ口座とTradingViewを連携すれば、トレーディングビューから直接売買注文を発注することが可能です。

また、取引ツールに内蔵されている業者もありそれぞれに利用形式が異なります。気になる方はチェックしてみてくださいね!

FX会社 利用形式 搭載テクニカル 画面分割 テンプレ スマホ対応 公式サイト
[みんなのFX]みんなのFX 内蔵 85
種類以上
6
画面
複数対応 詳細
[LIGHT FX]LIGHT FX 内蔵 85
種類以上
6
画面
複数対応 詳細
[GMO外貨]GMO外貨 内蔵 100
種類以上
8
画面
× 詳細
[ゴールデンウェイ・ジャパン]ゴールデンウェイ・ジャパン 内蔵 100
種類以上
6
画面
× × 詳細
[JFX]JFX TradingView上でのレート配信に対応
詳細はこちら
詳細
[ウィブル証券]ウィブル証券 口座連携で日本株・米国株(現物)の取引が可能
詳細はこちら
詳細
[OANDA証券]OANDA証券 内蔵/連携 80
種類以上
8
画面
詳細
[FOREX.com]FOREX.com 内蔵/連携 80
種類以上
10
画面
詳細
[インヴァスト証券]インヴァスト証券 内蔵 13
種類
2
画面
× 詳細

※みんなのFX、LIGHT FX、GMO外貨、ゴールデンウェイ・ジャパンは各社ツール内でTradingViewのチャートを利用可能。FOREX.comとOANDA証券は取引ツール内でのTradingViewの利用、連携によるTradingViewの使用の両方に対応しています。
※内蔵ツールで表示できるチャートはその業者の取扱銘柄に限られます。
※口座連携した場合、使える機能は本家TradingViewで契約しているプランによって変わります。
※JFXはTradingView内蔵ツールや口座連携には対応していません。


TradingViewのヒストリカルデータを活用しよう

全世界でアクティブユーザーを右肩上がりで増やし続けているのがTradingView(トレーディングビュー)です。100種類以上のインジケーターを内蔵、80種類以上の描画ツールにも対応しており機能性と抜群の使い勝手を両立している秀逸なチャートツールです。

さらに、ヒストリカルデータもダウンロードできるようになって利便性がさらに増したTradingView。頻繁にアップグレードが行われるため、今後さらに便利な機能が追加されることでしょう。ヒストリカルデータに関しても更なるアップグレードに期待大です!

Check!!

FXのトレード分析、集計、記録が自動で取れる国内FX業者5選!

いくつかの国内FX会社には取引履歴を自動で取って集計してくれるサービスがあります。

勝率、リスクリワード、プロフィットファクター、最大ドローダウン、売買比率など損益を自動で集計、計算してくれるので非常に便利です。

別記事にて5社のトレード履歴の集計サービスを詳しく解説しています。FXトレーダーの方はぜひチェックしてみてください!

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