この記事には広告・プロモーションが含まれています
スプレッド0銭の国内FX会社を徹底解説!なぜスプレッドゼロを実現できる?
ここでは、スプレッド0銭を採用している国内FX会社を徹底解説しています。
一般的にスプレッドはFX取引における実質的なコストであり、FX会社の重要な収益源となっています。
ですが実は、スプレッドを「0銭」に設定している国内FX会社がわずかに存在します。あくまで固定ではありませんが、適用時間帯であれば基本的に「0銭」で取引可能です。
「スプレッド0銭だとFX会社の利益がなくなるのでは?」「そんなの成立しないのでは?」と思われるかもしれません。
もちろん、0銭を実現できるのには理由があります。なぜ0銭を実現できるのか?を理解した上で該当業者のサービスをしっかりと活用すれば、日々のトレードのコスト削減を狙うことが可能。人によっては大幅なコスト削減が可能かもしれません。
スキャルピングなどの短期取引をされている方、とにかくスプレッドを抑えて取引したいという方は、ぜひ当記事を参考にしてみてくださいね。
GMOクリック証券が「スプレッド0銭」を開始!
GMOクリック証券(FXネオ)にて、唐突に「スプレッド0銭」の適用がスタートしました!上記画像は2024年11月20日時点に、取引ツールにて撮影した画面となっています。
当サイトで調査したところ、16:01〜21:59の時間帯にて0銭の表示を確認できました(21:59の途中で0.2銭に切り替わったのを確認)。また、スプレッドが変動するタイミングも若干ありましたが、基本的には0銭のままでした。
GMOクリック証券の公式サイトでは0銭適用の告知はないのですが、GMOクリック証券の公式Xアカウント「はっちゅう君(GMOクリック証券)」では、2014年11月14日16時半頃に上記のような投稿が行われています。0銭の表示が出始めた時期と概ね一致しています。
当サイトではGMOクリック証券の取引画面を日々確認しつつ、新たな情報が入り次第、当記事でもお伝えします。「スプレッド0銭」に興味のある方は要チェックです。
スプレッド0銭の国内FX会社はココ!
冒頭でもお伝えした通り、スプレッド0銭を採用している国内FX会社はかなり珍しいですが存在します。ちなみに、当記事で紹介している各社は金融庁に登録されているFX会社です。
以下では、スプレッド0銭を採用している国内FX会社とその概要、0銭を実現できる理由(なぜ実現できるのか?)などを解説していきます。気になるFX会社があれば公式サイトもチェックしてみてくださいね。
スプレッド0銭の国内FX会社はココ!
スプレッド0銭を採用している国内FX会社をまとめてみました。スプレッド0銭が適用される通貨ペアや適用条件を記載していますので、ぜひご確認ください。
FX会社 | スプレッド0銭の概要 | 公式サイト |
---|---|---|
GMOクリック証券 |
・取引画面にて16:01〜21:59の時間帯にUSDJPYのスプレッド0銭を確認(※1) ・公式の発表はなくそれ以外の詳細は不明 |
詳細 |
マネーパートナーズ |
・USDJPY、EURJPY、GBPJPY、AUDJPY、MXNJPYのスプレッドが0銭(※2) ・取引コース「パートナーズFX nano」で適用 ・USDJPYの0銭は1注文あたり「5万通貨」まで適用(期間限定) ・EURJPY、AUDJPYの0銭は1注文あたり「1万通貨」まで適用 ・GBPJPYの0銭は1注文あたり「5,000通貨」まで適用 ・MXNJPYの0銭は1注文あたり「3万通貨」まで適用 ・1日の取引数量(新規)は「1億通貨」まで |
詳細 |
(※1:GMOクリック証券のスプレッド0銭は、2024年11月20日に取引画面で確認できた情報となります)
(※2:マネーパートナーズの上記スプレッドはAM9:00~翌AM3:00の時間帯に適用。USDJPYのみAM8:00~翌AM4:00の時間帯に適用、4月22日~11月29日までの期間限定。いずれも原則固定・例外あり)
スプレッド0銭を実現できるのはなぜ?
「マネーパートナーズ」は月額料金などは必要ありませんが、スプレッド0銭が適用される取引数量を低く設定しているのが特徴となっています。小口で何度も注文する場合はマネーパートナーズがおすすめ。
また、冒頭でお伝えした「GMOクリック証券(FXネオ)」に関しては、取引画面にてスプレッド0銭の表示は確認できたものの、公式の発表はまだ出ていません。ただし、スプレッド0銭の適用時間帯は限定されているようです。
現在はサブスク登録の新規受付は休止中ですが、「ThinkMarkets」では有料のサブスクFXに登録すれば、代わりにスプレッド0銭を適用するというサービスを実施。月額料金を設定しているからこそ、スプレッドを抑えることが可能というわけです。ちなみに、USDJPY・EURUSD以外の通貨ペアもスプレッドが低水準でおすすめ。
みんなのFXも0銭を適用したと聞いたけど…?
みんなのFXでも、2024年11月18日時点ではスプレッド0銭の表示が確認できました。ですが、その翌日11月19日以降は0銭の表示を確認できていません。
しかしながら、今後再び0銭の適用が再開される可能性もありますので、みんなのFXの取引画面を日々チェックしていきます。
また、GMOクリック証券の対応を皮切りに、みんなのFX以外の他社が追随する可能性も考えられます。新たな情報が分かれば当記事でお伝えします。今後のFX業界の動向に注目です。
スプレッド比較記事一覧
- スプレッド総合比較
- MT4 × スプレッド
- MT5 × スプレッド
- TradingView × スプレッド
- スキャル × スプレッド
- スプレッド0銭
- CFD × スプレッド
- ゴールド × スプレッド
- 許容スプレッド
スプレッド0銭の国内FX会社の詳細
GMOクリック証券(FXネオ)
GMOクリック証券では2024年11月14日頃より、米ドル円にてスプレッド0銭の適用を開始しました。ただし、公式サイトでの告知はなく、おそらく原則固定制ではないということは考慮する必要があります。
上記画像は2024年11月20日に、当サイトスタッフがスマホアプリにて撮影した画像になります。調査時点では、16:01〜21:59の時間帯でスプレッド「0.0」の表示を確認できています。
取引画面を見ているとたまに0銭ではなくなる場面もありましたが、平常時であれば基本的に0銭が維持されていました。
また、21:59の途中で「0.2」にスプレッドが切り替わったのも確認できています。その後もしばらくチェックしていましたが、以降は0銭を確認できていません。
スプレッド0銭の適用がいつまで続くかは不明ですが、とにかくスプレッドを抑えて取引したい方におすすめです。
また、GMOクリック証券はスキャルピングを公認しているという点も要チェック。同社のスキャルピングに対する方針については、特集記事も参考にしてみてくださいね。
GMOクリック証券 口座開設特典
マネーパートナーズ
おすすめポイント!
- 小口で米ドル円などを取引する方におすすめ!
- ポンド円やメキシコペソ円などでもスプレッド0銭を適用!
- 100通貨の少額から取引可能、初心者におすすめ!
マネーパートナーズもスプレッド0銭で取引できる珍しい国内FX会社です。同社では「パートナーズFX」「パートナーズFX nano」の2つのコースが用意されており、どちらも低水準スプレッドが魅力ですが、0銭が適用されるのは後者になります。
米ドル円・ユーロ円・ポンド円・豪ドル円・メキシコペソ円の5通貨ペアにて、スプレッド0銭での取引が可能。
ただし、いずれもスプレッド0銭が適用される注文数量が限定されています。米ドル円は1取引あたり5万通貨まで、ユーロ円と豪ドル円は1万通貨まで、ポンド円は5,000通貨まで、メキシコペソ円は3万通貨まで。
マネーパートナーズはThinkMarketsのように月額料金は発生しませんが、スプレッド0銭が適用される発注数量が絞られているため、小口で取引する方におすすめです。
ちなみに、マネーパートナーズのパートナーズFX nanoでは100通貨単位の少額取引が可能。コストを抑えたい方だけでなく、リスクを抑えて取引を始めたい初心者の方にもおすすめとなっています。
(※:スプレッド0銭はAM9:00~翌AM3:00の時間帯に適用。USDJPYのみAM8:00~翌AM4:00の時間帯に適用、4月22日~11月29日までの期間限定)
マネーパートナーズ 口座開設キャンペーン
ThinkMarkets
※2024年11月8日よりサブスクFXの新規受付は停止中です。また、現在スプレッド0銭は原則固定対象外となっています。
おすすめポイント!
- 全コースにてUSDJPY・EURJPYが「スプレッド0銭」!
- サファイアコース以上なら月間取引数量が「無制限」!
- 全コースにて「TradingViewチャート」が使える!
ThinkMarketsは有料のサブスクリプション・サービス「サブスクFX」を提供。一定の月額料金を支払うことで、スプレッド0銭などのメリットを受けられます。
スプレッド0銭が適用されるのは米ドル円とユーロ米ドルの2銘柄。1注文あたり10万通貨までの取引に適用されます。
ThinkMarketsのサブスクFXには3種類のコースが用意されていますが、スプレッド0銭はすべてのコースにて適用。
項目 | ルビーコース | サファイアコース | ダイヤモンドコース |
---|---|---|---|
月額料金 (税込) |
1,500円 | 3,000円 | 5,000円 |
スプレッド0適用 | USDJPY、EURUSD | USDJPY、EURUSD | USDJPY、EURUSD |
通貨ペア | 2種類 | 25種類 | 70種類 |
1度の発注上限(※) | 10万通貨 | 25万通貨 | 50万通貨 |
取引数量上限 (月間) |
1,000万通貨 | 無制限 | 無制限 |
(※:スプレッド0銭の適用はいずれのコースも10万通貨の発注まで)
米ドル円とユーロ米ドルのみ取引する方で、かつ月間取引数量は1,000万通貨までに限られる、という方には「ルビーコース」がおすすめ。
月間の取引数量が1,000万通貨を上回る場合は「サファイアコース」がおすすめです。通貨ペアの数量や1度の発注上限数量を引き上げたい場合は「ダイヤモンドコース」がおすすめとなっています。
特に、サファイアコースとダイヤモンドコースでは月間の取引数量が「無制限」に設定されているのがポイント。スプレッド0銭の環境で上限を気にせず取引したい方は要チェックです。
(※:スプレッド0銭はAM9:00〜翌AM2:00(夏時間はAM8:00〜翌AM1:00)の時間帯、1注文あたり10万通貨までの取引に適用)
追加料金なしで「TradingViewチャート」が使える!
ThinkMarketsは高機能な取引ツールも魅力であり、PCツールには「TradingViewチャート」が内蔵されています。追加料金なしで利用可能。
100種類以上のテクニカル指標と80種類以上の描画ツールを内蔵。最大8画面分割のマルチチャートも表示できます。
マルチチャート表示では銘柄や時間軸の同期も可能。マルチチャート表示は通常のTradingViewだと有料プラン相当の機能です。
ThinkMarketsで使えるTradingViewに関しては、別記事にて詳しく解説しています。興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
スプレッド0銭以外のFX会社と比較
最後に、スプレッド0銭のFX会社と、スプレッド0銭を採用していないけど低水準スプレッドに定評のあるFX会社を比較してみました。
GMOクリック証券とマネーパートナーズを含め、各社の米ドル円とユーロ米ドルのスプレッドを一覧表にまとめています。ぜひご確認ください。
FX会社 | USDJPY | EURUSD | 公式サイト |
---|---|---|---|
GMOクリック証券 | 0銭 | 0.3pips | 詳細 |
マネーパートナーズ(nano) | 0銭 | 0.1pips | 詳細 |
ゴールデンウェイ・ジャパン | 0.2銭 | 0.3pips | 詳細 |
外為どっとコム | 0.2銭 | 0.3pips | 詳細 |
ヒロセ通商 | 0.2銭 | 0.3pips | 詳細 |
GMO外貨 | 0.2銭 | 0.3pips | 詳細 |
(※:上記スプレッドはいずれも原則固定・例外あり)
(※:GMOクリック証券の上記スプレッドは取引画面にて、2024年11月20日時点の16:00〜21:59の時間帯に確認。基本的には上記スプレッドが適用されていますが、まれに変動する場合もあります)
(※:マネーパートナーズの上記USDJPYのスプレッドはAM8:00~翌AM4:00の時間帯、5万通貨以下の注文に適用、4月22日~11月29日までの期間限定。EURUSDは1万通貨以下の注文に適用)
(※:外為どっとコムの上記スプレッドはAM9:00~翌AM3:00の時間帯、100万通貨以下の注文に適用。EURUSDは2024年12月21日AM3:00までの期間限定)
(※:ゴールデンウェイ・ジャパンの上記スプレッドはAM8:00~翌AM5:00の時間帯に適用)
(※:ヒロセ通商の上記USDJPYのスプレッドはAM9:00〜翌AM3:00の時間帯に適用)
(※:GMO外貨の上記スプレッドはAM8:00~翌AM3:00の時間帯に適用)
また、FX会社約30社を対象に、約40通貨ペアの最新スプレッドをまとめて比較している記事も用意していますので、気になる方はそちらも参考にしてみてくださいね。