楽天証券（楽天FX・MT4）スワップポイント徹底解説！特徴や過去の履歴、付与時間などを紹介

ここでは、楽天証券（楽天FX・楽天MT4）のスワップポイントを徹底解説しています。

楽天FX・楽天MT4のスワップポイントの概要から、楽天証券でスワップを狙うメリット、過去12ヶ月のスワップ付与履歴、他社比較、スワップ関連のルールなどを解説。

「楽天証券のスワップポイントはどれくらい？」「他社と比べても高水準？」「楽天証券のスワップはいつ付与されるの？」などの疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

「楽天FX」と「楽天MT4」について

「楽天FX」と「楽天MT4」の違いは？

最初に、楽天証券のFXサービス「楽天FX」と「楽天MT4」の違いについてお伝えしておきます。

「楽天FX」と「楽天MT4」はどちらも楽天証券が提供しているFXサービスですが、それぞれ別サービスとなっており、口座開設申込も別々で行う必要があります。

楽天FXは低水準スプレッドや高性能なオリジナルツールが使えたりするのがメリット。一方で、楽天MT4ではオリジナルインジや自動売買が使える「MT4」の対応などがメリット。

「楽天FX」と「楽天MT4」のスワップは原則同じ

楽天FXと楽天MT4には様々な違いがありますが、実は、スワップポイントは同等です。

以下の画像は同時刻に撮影した楽天FXと楽天MT4のスワップポイント一覧。米ドル円やユーロ円など、買いスワップも売りスワップも同一なのが分かります。

ただし、楽天FXと楽天MT4では取り扱い通貨ペアが少し異なっており、高金利通貨ペアのひとつである人民元円（CNHJPY）は楽天FXのみ取り扱いとなっています。人民元円を取引したい場合は、楽天FXをご利用ください。

 

楽天FXと楽天MT4の違いに関しては、取り扱い通貨ペアやスプレッドなど、別記事で詳しく解説しています。興味のある方はそちらも参考にしてみてくださいね。

楽天証券でスワップポイントを狙うメリット！

米ドル円のスワップが他社と比べても高水準！

楽天証券でスワップポイントを狙うのであれば、同社の米ドル円（USDJPY）にご注目を。楽天FX・楽天MT4の米ドル円のスワップポイントは他社と比べても高水準。

具体的な実績を見るのが早いので、以下にグラフを用意しました。こちらは、楽天証券の各月のスワップポイント付与実績と、約20社の平均値を比較したもの。

楽天FX・楽天MT4の米ドル円スワップポイントは、1年分で振り返ってみても高水準でおすすめ。他社との比較や推移をもっと詳しく見たい方は、下記リンク先の記事もチェックしてみてくださいね。

多彩な高金利通貨ペアを取引可能！

楽天証券のFXでは上で紹介した米ドル円はもちろん、豪ドル円やメキシコペソ円、南アフリカランド円、トルコリラ円など複数の高金利通貨ペアを取引可能。前述の通り、楽天FXでは人民元円の取引も可能です。

楽天証券はスワップポイントが魅力的なだけでなく、米ドル円やメキシコペソ円などを低水準スプレッドで取引できるのもポイント。

ただし、楽天FXと楽天MT4ではスワップは同等なのですが、スプレッドに関しては楽天MT4の方がやや広く設定されていますので、その点だけご留意ください。

楽天FX・楽天MT4のスプレッドの違いはこちら！

「iSPEED FX」や「MT4」が使える！

スワップポイントとは異なる部分になりますが、楽天証券で取引するなら同社の高機能ツールは要チェックです。

楽天FXで使えるスマホアプリ「iSPEED FX」は、12種類のテクニカル指標に対応しており、チャート足種は16種類で他社と比べても豊富。日々のチャート分析に役立つ分割チャート機能も搭載しています。

また、スマホアプリとしては珍しくカスタマイズ機能を搭載しており、自分好みのマイページを作成できるのも特徴的。

楽天MT4では、世界中のトレーダーに愛用されている「MT4」を利用可能。大手ネット証券でMT4を使えるのは楽天証券くらいです。

MT4は標準搭載のインジケーターが充実しているのはもちろん、オリジナルインジケーターの利用や、EAによる自動売買も対応。

さらに、通常版とは使い勝手が異なりますが、WindowsとMacの両方で使えるブラウザ対応の「MT4 Web」も活用できます。

ちなみに、楽天証券では「楽天MT4CFD」というサービスも提供されており、日経225やゴールド（金）などの取引も可能となっています。

楽天証券（楽天FX） 公式サイト

楽天証券（楽天MT4） 公式サイト

楽天FX・楽天MT4のスワップポイント履歴

次に、楽天FX・楽天MT4の過去のスワップポイント付与履歴をお伝えします。

米ドル円や豪ドル円など8通貨ペアを対象として、過去12ヶ月分の月間スワップポイント履歴をまとめています。12ヶ月の合計数値も併記。

過去12ヶ月分のスワップポイント履歴

年月	米ドル円	豪ドル円	NZドル円	トルコリラ円
2024年10月	7498円	3494円	3298円	340円
2024年9月	5767円	3047円	3061円	337円
2024年8月	6342円	3276円	3641円	392円
2024年7月	7191円	4302円	4027円	374円
2024年6月	6712円	3894円	3591円	320円
2024年5月	7402円	3928円	4400円	384円
2024年4月	7466円	3766円	3551円	360円
2024年3月	6766円	3914円	3912円	319円
2024年2月	7418円	3672円	4134円	314円
2024年1月	6422円	3400円	3528円	266円
2023年12月	6484円	4209円	4252円	288円
2023年11月	7374円	4146円	4336円	222円
12ヶ月合計	82842円	45048円	45731円	3916円

年月	南アランド円	メキシコペソ円	人民元円	ユーロ円
2024年10月	4430円	6600円	円	6022円
2024年9月	4060円	6020円	円	5535円
2024年8月	4480円	7240円	円	6103円
2024年7月	4360円	7580円	円	6424円
2024年6月	3920円	7280円	3140円	6288円
2024年5月	3920円	7280円	6600円	5768円
2024年4月	4760円	8770円	12610円	6952円
2024年3月	4200円	7110円	8410円	6410円
2024年2月	4340円	7880円	9730円	6232円
2024年1月	3920円	7000円	3430円	5460円
2023年12月	4480円	8000円	6390円	6431円
2023年11月	3840円	6990円	8000円	6655円
12ヶ月合計	50710円	87750円	58310円	74280円

楽天証券のスワップポイントを他社と比較

楽天証券を含むFX会社5社の、スワップポイント比較表も用意しました。

米ドル円、豪ドル円、南アフリカランド円、メキシコペソ円の月間スワップポイントを比較しています。

FX業者	米ドル円	豪ドル円	南アランド円	メキシコペソ円	公式サイト
楽天証券	7498円	3494円	4430円	6600円	詳細
GMOクリック証券	6914円	4148円	6290円	8180円	詳細
GMO外貨	6805円	3905円	6154円	8784円	詳細
マネックス証券	6197円	2893円	5780円	7190円	詳細
外為どっとコム	6578円	3775円	5780円	7140円	詳細

スワップポイント関連のルールなど

スワップポイント関連のルールや確認方法を知りたい方もいると思うので、以下に各情報をまとめてみました。

楽天証券におけるスワップポイント発生のタイミング（いつ付与されるのか）、スワップポイントカレンダーの確認方法などを解説。気になる項目があれば参考にしてみてくださいね。

スワップ発生のタイミング（付与時間）

楽天証券におけるスワップポイントの付与タイミングは、各営業日の終了時（メンテナンスに入る時間）となっています。

楽天FX・楽天MT4はいずれも、取引終了時間は月曜〜金曜の翌AM6:55（夏時間は翌AM5:55）です。

スワップポイントカレンダー（履歴）の確認方法

楽天証券の公式サイトでは、楽天FX・楽天MT4のスワップポイント一覧表を確認できます。会員でなくても自由に閲覧可能。

楽天FX スプレッド・スワップポイント一覧

楽天MT4 スプレッド・スワップポイント一覧

ただし、このスワップポイント一覧では1日分のスワップポイントしか確認できません。過去の履歴まで確認したい場合は、会員ページへのログインが必要。

楽天FXの専用会員ページにログインしてから、「情報」＞「時系列情報」をクリックすると、通貨ペアごとの履歴を確認できます。

期間や通貨ペアを確認して「表示」を押すと、買いスワップ・売りスワップの履歴を表示してくれます。

スワップポイントを証拠金として利用

楽天証券では、スワップポイントが受け取りの場合、つまりプラスのスワップポイントの場合は決済前でも証拠金として利用可能です。

ちなみに楽天証券のFXでは、任意のタイミングで貯まったスワップを口座に反映できるスワップ振替（受取）のサービスはありません。

楽天証券（楽天FX） 公式サイト

楽天証券（楽天MT4） 公式サイト