この記事には広告・プロモーションが含まれています
FXでNDDの国内・外資系業者3社を徹底解説!各社のスプレッドや特徴も解説!

FXに詳しくなるほど「どのFX会社でトレードするか」にこだわりたくなりますよね。信用できる国内FX会社でトレードしたいというのはすべてのトレーダーに共通するかと思います。
この記事では「NDD方式」を採用している国内・外資系のFX会社を徹底解説。そもそもNDDとDDの違いって何?という疑問やFX会社のビジネスモデル分類についても解説しています。
信頼できるFX会社を探す際に参考にしていただければと思います。
NDD方式を採用しているおすすめ国内FX業者
FX会社 | 米ドル円 スプレッド |
通貨ペア | 特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
![]() 外為ファイネスト |
変動制 | 29種類 | STP方式のNDDを採用 スキャルピング公認MT4・MT5対応 |
詳細 |
![]() |
変動制 | 55種類 | ECN方式を採用したNDD業者 取引ツールはMT5に対応 |
詳細 |
![]() |
変動制 | 20種類 | FX自動売買特化のNDD業者 3ステップで自動売買がスタートできる |
詳細 |
Check!!
外為ファイネストは国内FX会社の中でも貴重なSTP方式のNDDを採用した会社です。顧客の注文はすべて自動的にカバー先に出されるため人為的な操作はありません。
取引ツールはMT4とMT5の両方に対応。もちろん、自動売買も可能です。最大発注数量は1,000万通貨、スキャルピングOK、EA利用制限無し、指値制限無しというサービスも注目ポイント!
FXキーストンでは外為ファイネストに訪問取材を実施。代表取締役社長に直接サービスにかける想いをお伺いしています。NDD方式のFX会社をお探しの方は外為ファイネストにぜひご注目ください。
NDD方式とDD方式の違いって?
FX業者には大きく分けて「DD方式」と「NDD方式」の2種類があります。DD方式とは、「Dealing Desk」の略でディーリングデスクを置いているFX会社のことです。ディーリングデスクとは、トレーダーとインターバンク市場の間に入り、取引を仲介するデスク(プロのディーラー)のことをいい、トレーダーの注文を市場に流すかどうかを判断しています。
DD業者のメリットは「スプレッドが狭い」という点。海外のFX会社に比べれば日本国内でDD方式を採用しているFX会社はかなりの低スプレッドを実現しています。
一方、NDD方式とは「None Dealing Desk」の略で、ディーリングデスクを置かず、トレーダーの注文をそのままカバー先へと流す方式のFX会社です。NDD方式を採用しているFX会社はトレーダーの注文を自動的に流すため、機械的に処理されます。
スプレッドはDD業者に比べて若干広めですが、中にはDD業者とほぼ同じ水準のスプレッドを配信しているNDD業者もいます。
STP方式、DMA方式、ECN方式って何?
執行方式 | 概要 |
---|---|
STP方式 | 「Straight Through Processing」の略。トレーダーの注文はすべて自動的にカバー先に流される。人手は一切介入しない。 |
DMA方式 | 「Direct Market Aceess」の略。約定確認(カバー先がさらに次のカバー先に注文を流すこと)を行わず、トレーダーの注文を直接カバー先に流す方式。 |
ECN方式 | 「Electronic Communications Network」の略。オンライン取引ができる私設取引システムに繋ぎ、トレーダーの注文を直接ECNに流す方式。日本では「くりっく365」がこれにあたる。 |
NDD方式にも様々な方式があります。どの方式でもFX業者がトレーダーの注文に手を加えることはありません。
システムの違いで表示されるレートに多少の差はありますが、顧客からの注文は自動的にカバー先に出されるのがNDD方式の特徴です。
国内FX会社のビジネスモデル分類表
FX会社にはそれぞれのビジネスモデルがあります。この点に関して、金融先物取引業協会が発表しているFX会社のビジネスモデル分類表があります。
以下の表は金融庁に登録している国内の店頭FX業者を対象とした実態調査で、2024年10月31日に金融先物取引業協会が発表しているデータです。
ホワイトラベル | 価格の生成に利用するカバー取引先数 | マリー (取引時間内) |
顧客約定とカバー取引のタイミング | 会社数 |
---|---|---|---|---|
該当せず | 単数 | あり | 裁量 | 0 |
後 | 2 | |||
前 | 0 | |||
なし | 裁量 | 0 | ||
後 | 1 | |||
前 | 5 | |||
複数 | あり | 裁量 | 6 | |
後 | 17 | |||
前 | 1 | |||
なし | 裁量 | 0 | ||
後 | 1 | |||
前 | 2 | |||
該当する | 単数 | あり | 裁量 | 0 |
後 | 1 | |||
前 | 0 | |||
なし | 裁量 | 2 | ||
後 | 5 | |||
前 | 10 | |||
複数 | あり | 裁量 | 0 | |
後 | 0 | |||
前 | 0 | |||
なし | 裁量 | 0 | ||
後 | 0 | |||
前 | 1 |
用語解説:ホワイトラベル
他のFX会社の価格生成・約定のシステムを自社のロゴと名称で提供すること。取引ツールにMT4やMT5を提供しているFX会社がこれに該当します。
用語解説:マリー取引
顧客の売りと買い注文を相殺し、価格変動リスクを減殺すると同時にスプレッド分を収益とすること。マリー取引は金融先物取引業協会が公認しているビジネスモデルです。
用語解説:カバー取引
FX会社が為替変動リスクを回避し、安定的な収益を確保するため複数の金融機関からレートを取得し、顧客の注文と同じ注文をカバー先に出すこと。
具体例:顧客が米ドル円(100.001円)で買い注文⇒FX会社が注文を受け、カバー先に100.000円の買い注文を出す(差額0.001円がFX会社の収益になる)
FX会社の収益について
上記の表中で一番多いビジネスモデルは「ホワイトラベルに該当しない(自前の取引システムを保有)」「カバー取引先は複数」「マリー取引有り」「カバー取引のタイミングは顧客約定の後」というモデルです。国内では最多の17社がこのモデルに該当します。
ここでヒロセ通商の有価証券報告書に記載されている内容を見てみましょう。
当社は、顧客との取引により生じるポジションの為替変動リスクを回避するため、原則としてカバー取引を行っておりますが、カバー取引を行っていない取引については保有する同一通貨の買い注文、売り注文のポジションを社内において相殺させる為替マリーを行っております。
顧客との取引から生じるポジションをリアルタイムでシステムが計算し、為替マリーができなかった当社保有のポジションを解消するためカウンターパーティとの間で速やかにカバー取引を行っております。
上記のように国内では多くのFX会社がカバー取引とマリー取引を合わせて行い、為替の変動リスクを回避しつつ収益を上げるビジネスモデルを採用しています。
こうした効率的なシステム運用をすることで収益を上げており、狭いスプレッドと安定したレート配信が可能となっています。
未カバー率について
FX会社は金融庁の規制によりリスク情報の開示を義務付けられています。このリスク情報の1つに「未カバー率」という項目があります。
未カバー率とは「FX会社が顧客から受けた注文のうち、カバー先に流さないかつ自社でマリーを行っていない建玉の割合」です。つまり、FX会社が顧客の注文を受けたまま保有している割合という意味です。
この未カバー率は金融庁に登録している国内FX会社はすべて公開しています。その中でも、ヒロセ通商や外為どっとコムは低い未カバー率を維持しているFX会社です。
最新情報は別記事でまとめているので合わせてご確認ください。
NDD方式とDD方式はどちらが有利?
NDD方式もDD方式も金融先物取引業協会が区分しているビジネスモデルの違いでしかありません。したがって、結論からいうと「NDD方式とDD方式のどちらが有利・不利ということはありません」。
顧客からの注文をすべてカバー先に自動的に流すのか、自社のシステムで買い注文と売り注文を相殺し、それ以外はカバー先に流すのかという運用方法の違いです。
意図的なレート操作やスリッページを広くするといった悪質な行為は金融庁の規制対象となります。むしろ、スプレッドの狭さやスワップポイントの実績、約定速度、取引ツールの利便性などが大きな違いとなります。
豊富なカバー先と低い未カバー率のヒロセ通商
FX会社は「どれだけ多くのカバー先を持てるか」がレートの安定性と狭いスプレッドに関係してきます。
この点、ヒロセ通商は世界各国21行もの金融機関と提携しており、その中からトレーダーにとって最も有利なベストBID、ベストASKを配信しています。
豊富なカバー先の中から業界最狭水準のスプレッドを安定的に配信しており、強固なシステム構築でスキャルピングも公認しているFX会社です。
未カバー率も低い水準に抑えられており、FX会社としてもリスク対策は万全です。スキャルピングや短期トレードをされる方はヒロセ通商をぜひチェックしてみてください。
NDD方式を採用した国内FX会社を徹底解説
次は、NDD方式を採用している国内FX会社を詳しく解説していきます。
STP方式のNDDを採用!外為ファイネスト
外為ファイネストは香港に本社を置くHantecグループの日本法人です。Hantecグループはインターネット金融事業を世界各国で展開するグローバル企業。
Hantecの設立は1990年、1994年に香港で初めてFXライセンスを取得したことからHantec創設者で現会長の鄧予立(YLTang)は「香港FXの父」と呼ばれています。
その日本法人である外為ファイネスは10年以上に渡って根強いファンがしっかりと付いているFX業者で、何といってもスプレッドの狭さが魅力的な業者です。
NDD方式の中でもSTP(Straight Through Processing)を採用しており、トレーダーの注文に対して人手は一切介入しない方式になります。
インターバンクに直結しているため、透明性の高いトレードが可能。スプレッドは変動制を採用しており、相場の急変時でも広がりにくく、しっかりと約定してくれます。
特に、クロス円以外のスプレッドは外為ファイネストが有利な場合が多く、この点は外為ファイネストへの訪問取材でも確認済みです。
最大発注数量は1,000万通貨、スキャルピングOK・EA利用制限無し・指値制限無しとサービスが充実している点も嬉しいポイント。
「狭いスプレッドがいい」「対円以外の通貨ペアをよくトレードする」という人には最適な業者です。
外為ファイネストに訪問取材を実施しました
FXキーストンでは外為ファイネストに訪問取材を実施。東京の一等地に会社を構える外為ファイネストに同社の魅力を直接お伺いしてきました。
MT4の最大の特長はシステムトレードが行えることです。自社でディーリングを行っているDD方式の業者には、カバー取引が間に合わないなどの理由でスキャルピングや自動売買を禁止しているところもあります。
弊社MT4・ZEROの場合は、ディーラーを置かないNDD方式を採用しているため、指値制限なし、スキャルOK、EA利用制限なしで、MT4の機能を存分にお使いいただけます。
NDD方式を採用し、国内のDD会社とは差別化された魅力を持つ外為ファイネスト。
さらに、取材では「FX業者を選ぶ主な基準はスプレッドの狭さだったが、今は一歩進んでどの会社が信頼できるか?という点に重点が置かれている」「透明性が担保されているNDD方式を採用している弊社が選ばれているのではないか」というお話もお伺いしました。
「信用できるレート配信をしているFX会社を利用したい」という方は外為ファイネストにご注目ください!
【訪問取材】信頼で選ばれるFX会社「外為ファイネスト」の魅力とは?
外為ファイネストはMT4だけでなく最新版のMT5にも対応しています。MT4の上位互換版となるMT5は動作スピードが格段に向上しています。
MT5でもスキャルピングOK、自動売買EAの利用制限はありません。もちろん取引手数料も無料、最短当日から取引がスタートできます。
こうしたサービスが評価され、コアなファンがしっかりと根付いているのが外為ファイネストの特徴です。
【外為ファイネスト】最大1,000万通貨の発注が可能に!
外為ファイネストが取引ルールの変更を実施。同社のMT5サービスにて1取引あたり最大1,000万通貨(100ロット)の発注が可能となりました!
以前までは300万通貨が上限だったのですが、そこから大きく拡大。ちなみに、外為ファイネストではMT4口座でも最大1,000万通貨の発注ができます。
NDD方式採用やスキャルピング公認の特徴に加え、さらなる大口発注が可能となった外為ファイネストのMT5、要チェックです。
ECN方式のNDDを採用!アヴァトレード・ジャパン
アヴァトレード・ジャパンは日本国内のFX会社の中で最初にMT5(メタトレーダー5)のライブ取引に対応したFX業者です。約定方式にはECN方式を採用。
取引コースはレベルに応じて「プレミアムコース」「プロフェッショナルコース」「エキスパートコース」の3種類を提供しています。それぞれ1回あたりの最大発注ロット数とスプレッドが異なるので、ご自身のトレードスタイルに応じてコースを選んでいただければと思います。
また、アヴァのMT5は「指標発表時でもスプレッドが広がらない」というのが注目ポイントです。この点に関して、アヴァトレード・ジャパンの代表取締役の丹羽広氏も公式動画で強く推しています。
世界中のトレーダーに利用されているMT4の上位互換であるMT5を狭いスプレッドで使えるのは大きな魅力ですね。プライムブローカーとECNを介したNDD方式を採用しつつ、最新のMT5でトレードできるのはアヴァトレード・ジャパンだけです。
MT4を開発しているメタクォーツ社もMT5への移行を進めており、今後はMT5が主流となる見通しです。「MT5が気になっていた」「NDD方式でMT5を使ってみたい」という方はアヴァトレード・ジャパンが必見です。
MT5対応の国内FX業者特集!アヴァトレード・ジャパンがAVA MT5リリース!
アヴァトレード・ジャパンに独自取材!
FXキーストンではアヴァトレード・ジャパンの丹羽広社長にサービスにかける思いを直接取材!国内で初めてMT5を提供した狙いやアヴァMT5の強みをお伺いしています。NDD方式を採用している点についても詳しくお話して頂きました。普段は聞けないFXキーストンのオリジナルコンテンツとなっているので、気になる方はぜひご一読ください!
自動売買のNDD業者ならインヴァスト証券
インヴァスト証券は「トライオートFX」という自動売買に力を入れているFX会社。自動売買といえばMT4のEAが有名ですが、インヴァスト証券が提供しているのはシストレ初心者でも簡単に自動売買が始められるサービスです。
トライオートFXでは、レンジ相場で機能する「コアレンジャー」と高金利通貨向けの「スワッパー」の2つのロジックが用意されており、ロジックと通貨ペアを選択するだけで自動売買が開始できる仕組みになっています。
さらに、新サービスとして「自動売買セレクトビルダー」がサービスを開始しました。「自動売買セレクトビルダー」は、1から完全オリジナルの自動売買ロジックを簡単に構築できるサービスです。FXとETFの2種類からアセットを選択、自動売買のロジックを設定し銘柄を選択すれば完了。
構築したロジックはバックテストも可能、良い結果が出たロジックを使って実際に自動売買を始めることができます。PCだけでなくスマホアプリにも対応、自動売買の中・上級者であれば自分好みのロジックを手軽に構築できる便利なサービスです。
インヴァスト証券は自動売買が魅力的なFX会社ですが、もちろん裁量取引も可能。NDD方式を採用した約定システムで快適にトレードができます。
くりっく365もNDD方式を採用!
店頭FXとは少し異なりますが、くりっく365を取扱いしている業者もNDD方式です。くりっく365は外国為替市場の複数のマーケットメイカー(金融機関)からレートを取得、その時点でトレーダーにとって最適なレートを提示してくれる仕組みを採用しているFXです。
くりっく365はトレーダーの注文をディーラーが受けることがないためNDD方式といえます。くりっく365を取扱いしているFX業者は岡三オンライン、外為オンライン、FXブロードネット、インヴァスト証券などです。くりっく365に関しては別記事で特集しているので、気になる人は参考にしてみてください。
FX業者のNDD方式に関するよくある質問
以下ではNDD方式を採用したFX業者の約定方式に関してよくある質問とその回答をご紹介します。気になる点があればぜひチェックしてみてください。
- NDD方式を採用した国内業者はどこ?
-
国内FX業者でNDD方式を採用しているのは外為ファイネスト、アヴァトレード・ジャパン、インヴァスト証券などです。
各社のスペック・特徴はコチラ⇒NDD方式の国内FX業者一覧比較表
- そもそもNDD方式って何?
-
NDD方式とは「None Dealing Deak」の略でディーリングデスクを配置せずトレーダーの注文を自動的にカバー先へと流す約定方式です。ディーラーがトレーダーの注文を受けるか流すかを判断しないのがNDD方式の特徴です。
一方、DD方式とはディーリングデスクを配置しトレーダーからの注文を他のトレーダーの注文と相殺するか、カバー先に流すかを判断する約定方式になります。国内FX業者ではDD方式が主流となっており、世界的に見ても非常に狭いスプレッド配信を行っているのが特徴です。
自分のトレードスタイルにあったNDD業者を見つけよう!
FXのトレードスタイルは十人十色です。一日に何回も取引する人もいれば、1週間に1回しかトレードしない人もいます。そんな中でも、共通するのは「透明性の高い、信用できる業者でトレードしたい」という点ではないでしょうか。
もちろんNDD方式でも予想外の動きが起きる場合もあります。しかし、それはDD業者でも変わらないことです。レート配信の方法、スプレッド、スワップポイント、取引ツール、キャンペーンなど総合的に自分のトレードスタイルにあったFX会社を見つけていただければと思います。