MT5対応の国内FX・証券会社は?楽天証券はMT5が使えるのかも解説!

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MT5特集

MT4で人気のメタクォーツ社が開発に注力しているMetaTrader5(メタトレーダー5)。メタクォーツ社はMT5への移行を進めていますが、実際にライブ口座でMT5が使える国内のFX会社はかなり少数です。

国内には金融先物取引業協会に登録しているFX会社が47社(※)あります。この記事では、その中でもMT5(メタトレーダー5)に対応した国内FX業者を徹底特集!国内でMT5が利用できる証券会社・FX会社をお探しの方はぜひご活用ください。

(※2024年9月30日時点。金融先物取引業協会 店頭FX月次速報より引用)

メタトレーダー5(MT5)業者スペック比較表

FX業者 通貨ペア 取引単位 米ドル円
スプレッド
独自機能・サービス 公式サイト
[OANDA証券]OANDA証券 40
種類
1万
通貨
0.3
豊富なオリジナルインジ
CFD取引も対応
TradingViewも対応
詳細
[アヴァトレード・ジャパン]アヴァトレード・ジャパン 55
種類
1,000
通貨
変動制 最狭水準スプレッド
通貨ペアが豊富
オートチャーティスト搭載
詳細

(※:スプレッドは2024年11月1日時点の数値を掲載)
(※:OANDA証券は東京サーバー裁量プラン:MT5のスペックを掲載)

Check!!

MT5スプレッド徹底比較!

別記事では、MT5対応の国内FX会社のスプレッドを一覧表にてまとめて比較しています。原則固定スプレッドが採用されている場合はその数値を、変動制スプレッドの場合は取引ツール上で確認できた各社のスプレッドを掲載。

スプレッドは毎月更新で掲載しているので気になる方は当ページと合わせてご確認ください。

OANDA証券

MT5特集

おすすめポイント!
  • 26種類以上のMT5対応インジケーターが無料で利用できる!
  • 40種類の通貨ペアに対応!最大発注数量は100万通貨まで可能!
  • OANDA証券はMT4とTradingViewにも対応!

MT5特集

世界各国に拠点を構え100万人以上のトレーダーが利用する世界規模のFX会社であるOANDA証券。その日本法人であるOANDA証券ではMT5が利用できます。

32bitから64bitに対応したMT5は従来のMT4よりも処理能力が大幅にアップ、パソコンのスペックを十分に生かせる仕様になっています。時間足(足種)も9種類から21種類に増加、バックテスト時間の短縮やフォワードテスト機能の追加などMT4よりもより高機能なチャートツールになっています。

OANDA証券 MT5スプレッド一覧表

米ドル/円 ユーロ/円 豪ドル/円 ポンド/円
0.3 0.4~1.1 0.6~1.2 0.9~2.0
ユーロ/米ドル ポンド/米ドル
0.5~0.6pips 0.8~1.1pips

(※:スプレッドは東京サーバー裁量プランMT5の数値を掲載。2024年11月1日時点)

OANDA証券は豊富な通貨ペアに対応しており、裁量プランなら1,000通貨から取引可能。

また、口座開設者向けに無料公開されていたOANDA証券オリジナルのMT4インジケーターもMT5用にアップグレードされています。元々、MT5には40種類以上のテクニカルインジケーターが搭載されていますが、OANDA証券のオリジナルMT5インジも無料でダウンロード可能。

MT5特集

「オアンダラボ MT5用ベーシックパッケージ」では26種類もの便利なMT5インジケーターが利用できます。MT5チャート上にペンで自由に描画できる「Freehand Drawing」や過去に価格がもみあった水準を表示してくれる「Gravity」など便利なツールが盛りだくさん。

OANDA証券のMT5インジケーターを利用すれば、ティックチャートや練行足といったチャートタイプも表示可能。MT5でもMT4と同じ感覚でチャート分析ができます。MT5の方が処理能力が向上しているので、使用環境次第で快適なトレードができるでしょう。

今後もMT5のインジケーターは続々と公開されていくはずなので要注目ですね。機能面やスペック面で大幅なアップグレードをしているMT5、そんなMT5をライブ口座で使える数少ないFX会社の1つがOANDA証券です。

OANDA証券(MT5)基本スペック表

口座開設手数料 取引手数料 通貨ペア 取引単位
無料 無料 スタンダード:40通貨ペア
裁量:37通貨ペア
スタンダード:1万通貨単位
裁量:1,000通貨単位
1回の最大発注数量 デモ口座 MT4 CFD対応
スタンダード:50万〜100万通貨
裁量:100万通貨
対応 24銘柄(株価指数、商品)

(※:OANDAでは複数の取引コースが用意されていますが、上記表ではMT5を利用できる東京サーバーのスペックを記載しています。同社の全取引コースの解説はこちらの特集ページをご参照ください)

OANDA証券 公式サイト

MT4・MT5でCFD取引ができる!
OANDA証券のCFDサービス

OANDA証券ではFXに加えてCFD取引にも対応しています。株価指数CFDに加えて商品CFDの取り扱いもスタート。

CFD取引でもMT4・MT5を利用可能です。日経株価指数225や米国ナスダック株価指数100、金や銀、原油、天然ガスといった銘柄でCFD取引をされたい方は要チェック。

OANDA証券のCFD取引については、別ページで特集を用意していますので興味のある方はそちらもチェックしてみてくださいね。

アヴァトレード・ジャパン

アヴァトレード・ジャパン

おすすめポイント!
  • 国内で事実上初!MT5にライブ口座で対応したFX業者!
  • MT4業者と比べても遜色のない業界最狭水準スプレッド!
  • Mac環境でも使える「MT5ウェブトレーダー」に対応!

日本国内のFX会社で事実上初、MT5(メタトレーダー5)の取扱いを開始したFX会社が「アヴァトレード・ジャパン」です。MT4に対応している国内業者は多数ありますが、現状でMT5に対応しているFX業者はかなり貴重。

アヴァトレードはMT4も取扱いしているFX業者ですが、時代の流れを先取りしMT5にいち早く対応。さらに、MT4業者でも業界最狭水準と言える低スプレッドで最新のMT5が利用できます。

アヴァトレード・ジャパンのMT5

スプレッドは既存のMT4業者と比べてもかなり低い水準。さらに、通貨ペアは55種類に対応。豊富な通貨ペアがトレードできるのも嬉しいですね。取引通貨単位は1,000通貨からなので、少額でMT5をお試しすることもできます。

アヴァトレードは狭いスプレッドだけでなく、各種取引手数料が無料なのもポイント。出金手数料、クイック入金手数料、ロスカット手数料など各種手数料が0円なので無駄なコストがかかりません。クイック入金に対応した金融機関は約330行、24時間365日対応しているので取引チャンスを逃しません。

MT5でもオートチャーティストが使える!

autochartist

オートチャーティストはMT4・MT5上でリスト表示している通貨ペアの中から、特定のチャートパターンを描いている通貨ペアを自動検出して一覧表示してくれるツール。多くの通貨ペアを監視している人であれば、チャートパターンを見つけるのも一苦労ですよね。

そんな手間を簡略化してくれるのがオートチャーティストです。アヴァトレード・ジャパンであればMT5でも利用可能。すでにMT4で利用している方はもちろん、「初めて聞いた」という方も、この機会にぜひチェックしてみてください。

【Mac対応】MT5ウェブトレーダーが使える!

アヴァトレード・ジャパン徹底特集

アヴァトレード・ジャパンでは通常のインストール型MT5に加え、ブラウザ環境で使えるMT5ウェブトレーダーが使えるのもメリットの1つ。同社で口座開設すれば、インストール型もブラウザ版も、どちらも無料で使用可能。

MT5ウェブトレーダーはブラウザ環境で使用できるため、パソコンとネット環境さえ整えばどこでも起動できるのがメリット。Windowsだけでなく、MacやLinuxといったOSでも利用できるのも魅力となっています。

MT5ウェブトレーダーに対応している国内FX業者は、アヴァトレード・ジャパンくらいです。ただし、通常のMT5とは違い、標準搭載のインジケーターしか利用できないなど制限がある点はご留意を。

「最新のMT5を使ってみたい」「MT4からの乗り換えを考えている」という方はアヴァトレードが要チェックです。

アヴァトレード・ジャパン(MT5) 基本スペック表

口座開設手数料 取引手数料 通貨ペア 取引単位
無料 無料 55通貨ペア 1,000通貨単位
ドル円スプレッド Mac対応 スキャルピング ココに注目!
取引画面で確認 ウェブ版MT5対応 公認 オートチャーティスト対応

アヴァトレード・ジャパン 公式サイト

 

取材記事を公開中!
アヴァトレード・ジャパン 訪問取材

当サイトではアヴァトレード・ジャパンの代表取締役、丹羽広様への取材を実施。アヴァトレード・ジャパン独自の強みやサービスに込められた想いなど、さまざまな疑問にお答えいただきました。同社の魅力をもっと知りたい!という方は取材記事もチェックしてみてくださいね。

 

外為ファイネスト

外為ファイネスト(MT5)

おすすめポイント!
  • MT5対応かつ「スキャルピング公認」の国内FX業者!
  • EA利用制限なし、EA自動売買におすすめ!
  • 「Mac版MT5」公式対応、MT4も利用可能!

外為ファイネストはアジア・欧州・中東・オセアニアなど世界各国で金融サービスを提供しているHantecグループの日本法人です。狭いスプレッドとNDD方式を採用した透明性の高いレート配信で数多くのトレーダーに支持されるFX業者。

外為ファイネストはMT5(メタトレーダー5)対応の貴重な国内業者であり、その上「スキャルピング公認」の業者でもあります。同社は低水準スプレッドも実現していますので、スキャルピングを利用したい方は要チェック。

外為ファイネスト

外為ファイネストのMT5サービスにおける対応通貨ペアは28種類。取引単位は1,000通貨単位となっています。1回あたりの最大発注数量は1,000万通貨、保有可能なポジション上限は全通貨ペアの売り・買いポジションを合計して200ロット(2,000万通貨)。

また、外為ファイネストは「Mac版MT5」に公式対応しているのもポイントです。Mac版MT5はチャート分析や取引はもちろん、ダウンロードしたインジケーターの利用などにも対応。MacユーザーでMT5を利用したいという方におすすめです。

外為ファイネスト(MT5) 基本スペック表

口座開設・取引手数料 通貨ペア 取引単位 スプレッド方式
無料 28通貨ペア 1,000通貨単位 変動制
Mac対応 スキャルピング デモ口座 ココに注目!
Mac版MT5対応 公認 NDD方式、EA利用制限なし

外為ファイネスト 公式サイト

CFD7銘柄のデータ表示が可能!

日経225や金などCFD7銘柄のチャート表示が可能!

外為ファイネストのMT4・MT5ではCFD銘柄のレート・チャート表示にも対応しています。日経225先物やナスダック100先物などの株価指数、金スポットやWTI原油先物などの商品のデータを閲覧が可能。

取引には対応していませんが、FX取引を行う上でこれらCFD銘柄の動向を参考にできるのは大きなメリット。外為ファイネストでデータを閲覧できるCFD銘柄は以下の7銘柄となっています。

日経225や金などCFD7銘柄のチャート表示が可能!

外為ファイネストのMT4・MT5にてCFD銘柄を表示する場合は、気配値表示の画面にて各銘柄の表示をオンにすればOK。

日経225や原油の分析をFX取引に活かしたい方は、外為ファイネストをチェックしてみてくださいね。

楽天証券のFXはMT5に対応している?

楽天証券のFXはMT5に対応している?

結論からいうと「楽天証券のFXはMT5に対応していません

楽天証券は「楽天FX」と「楽天MT4」という2種類のFXサービスを提供しています。このうち楽天FXでは「iSPEED FX」や「MARKETSPEED FX」というオリジナルツールを採用。

楽天MT4はその名称の通りMT4にのみ対応しています。今後、MT5に対応するかどうかは不明です。

楽天証券(楽天FX) 公式サイト

楽天証券のMT4はCFD取引も可能

楽天証券のMT4はCFD取引も可能

ちなみに、楽天証券のMT4はCFD取引にも対応しています。日経225やNYダウなどの株価指数とゴールドや原油といった商品CFDをラインナップしています。

MT5には対応していませんが楽天証券のような大手ネット証券でMT4を使ってFXとCFD取引ができるのは魅力的です。すでに楽天証券の関連サービスを利用されている方はぜひチェックしてみてください。

楽天証券(MT4CFD) 公式サイト

TradingView(トレーディングビュー)対応の業者は?

TradingView(トレーディングビュー)対応の業者は?

MT4・MT5を含め、高機能チャートツールをお探しの方で「TradingView(トレーディングビュー)」にも興味があるという方は少なくないかと思います。

TradingViewは世界6,000万人以上のトレーダーに利用されている次世代チャートツールです。100種類以上のインジケーターを内蔵しており、MT4・MT5と同様にオリジナルインジケーターの利用も可能。

TradingView(トレーディングビュー)対応の業者は?

TradingViewはPCブラウザ版・デスクトップアプリ版に対応しており、いずれもWindows・Macに公式対応しているのもポイントです。もちろん、スマホアプリ版も用意されています。

TradingViewの概要が気になる方、TradingViewの対応業者が気になる方は下記リンク先の特集もぜひ参考にしてみてくださいね。

MT5(メタトレーダー5)のよくある質問

MT5とMT4の違いは?どちらがいいの?

MT5はMT4よりも機能面で大きく向上しています。主な違いとしては「32bitから64bitへの仕様変更」「動作スピードが速い」「時間軸が9種類から21種類に増加」「気配値表示がより詳細に」「バックテストの所要時間の短縮」「フォワードテスト機能の追加」などがあります。

特に、MT5は動作スピードがMT4よりも大幅に速くなっており快適な取引環境が構築可能です。もっとも、インジケーターやEAに関しては従来のMT4の方が充実しています。普段お使いのインジケーターやEAがMT5に対応していない場合もあるので自分のトレードスタイルと照らし合わせて判断していただければと思います。

国内でMT5に対応したFX業者は?

MT5に対応した国内業者はOANDA証券、アヴァトレード・ジャパンです。MT5対応業者の基本スペックや特徴は一覧表にてまとめて比較しているので業者選びにご活用ください。

詳細はコチラ⇒MT5対応!国内FX業者の基本スペック一覧表

MacでMT5が使えるFX業者はある?

Mac版MT5に公式対応しているのは外為ファイネストなどです。

MT5に利用料はかかるの?

当サイトで紹介している各社ではいずれも手数料無料でMT5が利用できます。口座開設費用などもないため取引にかかるコストはスプレッドのみです。

 

MT4対応の業者比較はこちら!
MT4特集

当サイトでは、MT4対応の国内FX業者比較ページも用意しています。ゴールデンウェイ・ジャパンや楽天証券、MT5とMT4の両方を使えるOANDA証券や外為ファイネストなど、各社のサービスを徹底比較。

MT4対応各社のスペック・サービス内容が気になる方、MT4対応業者の比較もチェックしたいという方は、下記リンク先のページも参考にしてみてくださいね。