ローソク足の陽線⇔陰線になったときにアラートするMT4/MT5インジケーター&ブレイク手法付き

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コメントでこのようなご要望がありました。

お世話になっております。
1本前のローソク足と色が変わった場合にアラートで通知することはできますでしょうか。
時間足ごとに設定などできたら嬉しいです!
よろしくお願いいたします。

シンプルに陰線から陽線、陽線から陰線となったタイミングを知りたいということがあると思います。

陰線→陽線でサポートライン 陽線→陰線でレジスタンスライン

垂直線にラベルを付けるインジケーター

そこで、ローソク足の色の変化(陰線⇔陽線)を簡単に検出し、そのタイミングを知らせるインジケーターを作成しました。

また、「陰線→陽線でサポートライン」「陽線→陰線でレジスタンスライン」という考え方に基づき、それらのラインをブレイクした際に矢印が表示される機能も搭載しています。

ぜひダウンロードしてお試しください!
ご意見や改良のご提案をいただければ、さらにアップデートを進めていきます。

ダウンロードはこちら(2025/02/17 ver1.2)

 

MT5版ダウンロードはこちら(2025/02/17 ver1.2)

 




TradingViewでの表示はこちら(2024/12/24 ver1.0)

 

更新履歴
2025年2月17日
【MT4/MT5 ver1.2】 陰線、陽線、陽線パターンを追加。(リクエスト元
2025年2月17日
【MT4/MT5 ver1.1】 SNSアラートを追加。
2024年12月24日
【TV ver1.0】 TradingView版を公開(ブレイクの矢印は後日追加します)
2024年11月27日
【MT4/MT5 ver1.0】 ローソク足が反転したときにサインを出すインジケーターを公開

※インジケーターへのご質問・改善アイデアあれば、下部のコメント欄かアンケートに投稿お願いします!

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YouTube動画で使い方を解説しています

「動画の方が分かりやすい」という方は記事と合わせてご視聴ください。

インジケーターの特徴と使い方

このインジケーターでは単に陰線⇔陽線の反転だけでなく、複数の条件を組み合わせた6種類の判定方法を実装しています。

[1本前]陰線 → [現在]陽線

本来の目的でもある全てのローソク足の反転のときにサインを出します。

[1本前]陰線 → [現在]陽線

  • 陰線から陽線になったとき上矢印
  • 陽線から陰線になったとき下矢印

サインが多く表示されるため、条件を追加した設定がおすすめです。

 

[1本前]陰線の高値 < [現在]陽線の高値

条件を追加していきます。高値と高値、安値と安値を比較します。

[1本前]陰線の高値 < [現在]陽線の高値

  • 陰線の高値 < 陽線の高値のとき上矢印
  • 陽線の安値 > 陰線の安値のとき下矢印

1本前と比較して大きく反転したかを見ています。

 

[1本前]陰線の始値 < [現在]陽線の終値

ローソク足の実体を比較します。

[1本前]陰線の始値 < [現在]陽線の終値

  • 陰線の始値 < 陽線の終値のとき上矢印
  • 陽線の始値 > 陰線の終値のとき下矢印

ただの反転ではなく、しっかりとローソク足の大きさを比較してのサインとなります。この状態は2本のローソク足を合わせたとき、上ひげ/下ヒゲがついた「ピンバー」となります。反転方向への進行が期待されます。

 

[1本前]陰線の高値 < [現在]陽線の終値

完全に反転をした状態です。

[1本前]陰線の高値 < [現在]陽線の終値

  • 陰線の高値 < 陽線の終値のとき上矢印
  • 陽線の安値 > 陰線の終値のとき下矢印

こちらもこの状態は2本のローソク足を合わせたとき、より強いピンバーとなります。

 

[1本前]陰線 < [現在]2倍の陽線

前後のローソク足の大きさを比較します。

[1本前]陰線 < [現在]2倍の陽線

  • 1本前の陰線の高値-安値の2倍 < 陽線の高値-安値のとき上矢印
  • 1本前の陽線の高値-安値の2倍 < 陰線の高値-安値のとき下矢印

これはヒゲを含めた大きさになります。

 

[1本前]陰線の出来高 < [現在]陽線の出来高

出来高となってますが、これはティック数の比較になります。

[1本前]陰線の出来高 < [現在]陽線の出来高

  • 1本前の陰線のティック数 < 陽線のティック数のとき上矢印
  • 1本前の陽線のティック数 < 陰線のティック数のとき下矢印

ティック数の増減を伴っての反転かどうかを見ます。

 

[2本前]陰線 → [1本前]陽線 → [現在]陽線

コメントのご要望により追加してみました。

  • 陰線から陽線、続いて陽線になったとき上矢印
  • 陽線から陰線、続いて陰線になったとき下矢印

明確な反転を確認できます。

 

レジスタンスラインのブレイク、サポートラインのブレイク

陽線から陰線で高値、陰線から陽線で安値、それぞれを超えたときに大きめの矢印が出ます。

レジスタンスラインをブレイク、サポートラインをブレイク

ローソク足が反転したが、それが打ち消されるような動きとなるときストップを巻き込んだ大きな動きとなるのではと考え、機能として付けてみました。

 

「色の設定」から小さな矢印の色を消して表示させてみました。

大きなトレンドが分かる

短命となっているトレンドもありますが、大きな流れを捉えることはできそうです。実際にチャートに表示させて確認してみてください。

 

パラメーター設定

アラートは「リバースアラート」(小さい矢印出現のアラート)と「ブレイクアラート」(大きい矢印出現のアラート)の2種類があります。使う場合はどちらかをtrueにしてください。

パラメーター設定

4Kモニターなど高解像度環境では、「矢印の大きさ」を6以上に設定することで視認性を向上させられます。

 

SNS通知アラート機能

LINEに画像も含めて送ることができます。

LINE通知機能もある。

この機能を使うにはLINEトークンと必要なファイルがあります。
以下のリンク先に解説してありますので、使う場合は必ず読んでください

 

LINE Notifyは2025年3月31日でサービス終了

LINE Notifyは2025年3月31日をもってサービス提供が終了します。
そのため、今後はLINEの「Messaging API」を使ったLINEアラートへと切り替える必要があります。

詳細な設定方法は、以下のリンクからご確認ください。

その他、Discord、Chatworkにもアラート通知できます。

 

ボイスアラート機能

AIによって作りだされた人の声でアラートを出すことができます。

  • 陰線から陽線になったとき
    「ドル円、1分足、陽線です。」
  • 陽線から陰線になったとき
    「ドル円、1分足、陰線です。」
  • 大きな上矢印が出たとき
    「ドル円、1分足、上昇です。」
  • 小さな下矢印が出たとき
    「ドル円、1分足、下降です。」

この機能を使うには必要なファイルがあります。
以下のリンク先に解説してありますので、使う場合は必ず読んでください

 

DLLの使用を許可する

このインジケーターはWindows/Macに標準に入っているDLLを使用します。
「DLLの使用を許可する」に必ずチェックを入れてください。

DLLの使用を許可する

このチェックを入れないとMT4の場合はパラーメーターの変更が反映されませんし、MT5の場合だとOKボタンが出ません。

 

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    2月のダウンロード数
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TradingViewインジケーターに関しても、ご要望に応じて作成と更新を続けていきますのでぜひ使ってみてくださいね。

 

より良い情報を提供するために、アンケートを実施しております。
ご協力よろしくお願いいたします。

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アンケートでいただいたご質問やご要望については、随時こちらのページでお答えしています。

ご質問・ご要望の一覧はこちら

コメント

  1. いぬ より:

    スキャルに使えそうな感じですね。
    スキャル繋がりですが、直近のボラティリテイが最も大きい通貨ペアこそ最も値幅が取れると思うのですが、朝起きて9時ごろにどの通貨ペアが一番動くのかは判りにくいです。

    そこで直近1~5分足の様な下位の時間足でボラティリテイの増加量を通貨ペア毎に比較したランキングのインジケーターがあったら良いなと思ったのですが、いかがでしょうか。

    問題なのはボラティリテイを何で測るかです。
    ・ボリンジャーバンドのミドル線から2シグマまでの距離を5本の足(1分足でいう5分前)前からの比較で変化量を測る
    ・ATRの大きさ(設定で足の本数分の前から現在の足のATRと比較した変化量)
    ・MA1分足での指定本数足ぶんの前からの値と現在のリアルタイムの値との比較
    ・単純に指定した本数前の終値と現在のリアルタイムの値との比較

    なるだけ動作が軽くリアルタイムに動いて、今現在、最もボラティリティのある通貨ペアを探すのが目的なので、その様な目的に合ったインジケーターってできますでしょうか。

    今私はcurrency-slope-strength.mq4を1分足と5分足で表示させて、通貨の方向性と短期足の買われ方売られ方を見ながら動く時間に合わせて短期トレードをしていますが、これにどの通貨ペアが最も動いているのかが判るようになれば鬼に金棒となる事だと考えます
    よろしくお願いいたします。

    • masa より:

      いぬ様
      コメントありがとうございます。そしてインジケーターも使っていただき、ありがとうございます。
      すばらしいアイデアをありがとうございます。ボラティリティということで非常に大事なことだと私も思います。
      ボリンジャーバンドということで第一候補になるのかもしれませんが、「単純に指定した本数前の終値と現在のリアルタイムの値との比較」というところがリアルの値としての比較でもあるので、見てみたいと思いましたし、逆にATRという形で平均化させたものを見るのも一つの方法かとも思いました。
      いずれにせよランキングということを意識して、どの通貨ペアが動いているかを知るインジケーターを作ってみたいです。参考にさせていただきます。
      これからもよろしくお願いいたします。

    • masa より:

      いぬ様
      コメントからのヒントでランキングにしたインジケーターを作りました。
      https://www.fxnav.net/mt4navi/keys_screener/
      またボラティリティということでATRであったり標準偏差のフィルターも追加したいと思います。まずは一度使ってみてください。
      これからもよろしくお願いいたします。

  2. いぬ より:

    すみません、一度投稿して一部修正してから再度投稿したので最初の投稿を削除お願いします。

    コメント欄に文字を打っているときの上下の幅が狭いので、上下の幅を大きくして頂いて、一度投稿するときに見直すことが出来るワンクッション置ける投稿システムだとありがたいです。
    毎回長文になりますので、テキストアプリを立ち上げて打ち込んだ後に推敲してコピペするような手間を踏みたくないのが正直なところなので、
    直接書き込めるスペースの確保と推敲しやすい確認のフェーズが取れるシステムが望ましいです。

    • masa より:

      いぬ様
      システム上で確認する手段が今のところなく、お手数をおかけしますが、投稿前に一度内容をご確認いただいてからご投稿いただけますようお願いいたします。
      ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

      • masa より:

        記入に関しては、記入できる枠の右下をドラッグすると拡大することができます。書き込みやすい大きさに拡大してみてください。

  3. いぬ より:

    すみません、テキストアプリに思いつく限りの計算に適したものを書き出していて
    ボラティリテイ(値幅)とトレンド(方向性)の表示の両立が望ましいのではないかと思いました。
    こうなるとMA20(ボリンジャーバンドの最もメジャーな値のミドルライン)の方向性とその値の差が値幅に該当するのではないだろうかという見解に至りました。

    それをどう各通貨ペアでのランキングに持っていくのかが問題です。
    MA20の指定本数前の値と現在のMA20の値の変化量でトレンドの方向性と値幅の強さが出てくるのでないかと思ったのですが、いかがでしょうか。

    • masa より:

      変化量ということで移動平均がいいのか、実際の価格がいいのか、突発的な急激な大きな変化を平均化させてしまってもいいのか等々、こちらでもいろいろと考えてみたいと思います。

  4. いぬ より:

    >方向性とその値の差が値幅に該当するのではないだろうか
    ここでいう値幅とは、「方向性に沿って取れる可能性が見込める値幅の強さ」というイメージで書き込みました。

  5. いぬ より:

    検索していてATRで各通貨毎に棒グラフで表示されているインジケータを公開されている方を見つけました
    ランキング表示ではないですが、各通貨の色を変えられたり、比率も変えることが出来て、ボラティリティの指標になると思ったので、ここに報告させていただきます。
    駄文失礼いたしました。

    以下そのインジケーターの説明文です
    HT_Volatility_Rank_V1.00

    1.チャートにファイルをセットすると、8通貨のボラティリティ指数が
      グラフで表示されます。
      ボラティリティ指数は、8通貨で構成される28通貨ペアのATR値をその
      時点の終値で割った比率の平均値としています。

      USDの場合、EURUSD・USDJPY・GBPUSD・AUDUSD・USDCHF・
      USDCAD・NZDUSDのATRをそれぞれの終値で割った値を合計し、
      8で割り100を掛けた数がボラティリティ指数となります。(単位:%)

    2.ボラティリティ指数にパラメーターの「グラフ比率」を掛けた値を
      グラフの長さとして表示しています。

    3.計算はチャートに表示されている右端の足の時間に対して実行されます。
      チャートを過去へスクロールすると、過去の状態を表示できます。

    4.計算に利用するATRを各通貨ペアから読み込んだ際、値が0だった場合に
      アラート通知する機能を設けました。
      データが不足している場合は、正常な計算結果となりません。

    5.通貨名称を2つクリックすることで、該当通貨ペアを表示する機能を設け
      ました。
      「USD」をクリックした後、「JPY」をクリックすると「USDJPY」が表示
      されます。(先に「JPY」をクリックしてもOK。)

    • masa より:

      いぬ様
      情報ありがとうございます。
      同じことはできませんが、参考にさせていただきながら、オリジナルのものを作りたいと思います。
      通貨ペアということも考えての表示を検討してみます。
      これからもよろしくお願いいたします。

  6. FXの犬 より:

    素敵なインジケーターです。是非、MT5版の作成もよろしくお願いします。

    • masa より:

      FXの犬様
      コメントありがとうございます。そしてインジケーターも使っていただき、ありがとうございます。
      青いボタンがMT5版になります。一度試してみてください。
      これからもよろしくお願いいたします。

  7. 損切り徹底しよう より:

    こんにちは。
    非常に面白いインジケーターですね。
    こちらのインジケーターに以下のような機能追加は可能でしょうか?
    「陽線⇒陰線⇒陰線」「陰線⇒陽線⇒陽線」といった具合に、陽線⇔陰線の切り替わり後、同方向に2連続のローソク足が出現したときにアラートが出るというものです。
    何卒ご検討いただければ幸いです。

    • masa より:

      損切り徹底しよう様
      コメントありがとうございます。そしてインジケーターも使っていただき、ありがとうございます。
      逆に陽線⇒陰線、陰線⇒陽線となった時点でアラートが出た方が、エントリーの準備できていいと思ったのですが、そうではないのでしょうか?
      ただ陽線⇒陰線⇒陰線もそうですが、陽線⇒陰線⇒陽線パターンもアリかもと思いますし、検討して追加したいと思います。素晴らしいご提案をありがとうございます。非常に参考になりました。
      これからもよろしくお願いいたします。

      • 損切り徹底しよう より:

        ご返答ありがとうございます。
        様々な波の反転パターンを考察していましたが、「陽線⇒陰線⇒陰線」「陰線⇒陽線⇒陽線」にたどり着きました。
        ドル円1分足を見てみると2連続の逆線が出ると高確率で反転します。言い換えると2連続の逆線が出るまではその方向に進み続けます。損切りは足が切り替わった1本目の高安に置き、含み益が出たら最悪建値撤退できるようにマウスを決済ボタンの上に準備します。利益が乗ってきたら逆指値を建値に移動し最低でも2連続逆線が出るまでは握ります。トレンド方向やレジサポなどの要素を抜きにしての検証でも期待値はプラスです。レンジでの損切りを避け、トレント方向やレジサポを加味すれば結果は向上すると思います。大陰線や大陽線で反転した場合はフェアバリューギャップを埋めるプルバックを待ってからポジるなど、RRを良くする方法など現在フォワードテスト中ですので気長に検証していく予定です。
        インジケーターのほうご検討いただけると幸いです。