スクリーナー機能のMT4インジケーターを無料公開！（指標の値で上位から並び替え）

「ボラティリティが最も大きい通貨ペアこそ最も値幅が取れる」ということはその通りだと思います。ただそれをどのように数値化するか、そしてどうトレンドまたはレンジと判断するかがポイントとなりそうです。

通貨ペアのボラティリティと強弱を見るためのランキング

いずれにせよ、計算によって導き出された数値を自動的にランキングして上位に来るものを知りたかったのでインジケーターにしてみました。

結構使えるインジケーターになりました。ぜひ一度使ってみてください。

数値の意味？を上位から並べる

数字の大きい順に並べても意味がない指標があります。その辺りも含めて順番に解説をしていきます。

変動率

1本前のローソク足の終値から現在の終値までどれぐらい動いたかを見ます。

変動率 (%) = ((基準となるローソク足の終値 – 1本前のローソク足の終値)/1本前のローソク足の終値) * 100

• 1本前の終値 < 現在の終値（陽線）・・・上昇（緑色）
• 1本前の終値 > 現在の終値（陰線）・・・下降（赤色）

 

 

出来高（ティック数）

値幅によるボラティリティではなく、どれだけ売買されたかを見たいために、出来高（ティック数）で並べてみました。

他の通貨ペアの状況を把握するのにも使えるのではと思います。

 

ADX

レンジになって大きく動いているのではなく、どれだけトレンドが発生しているかを見るために、ADXを付けてみました。

どの通貨が上がっているのか下がっているのかを見れるのではないでしょうか。

 

RSI

RSIは数値の大きさ順に並んでいません。買われ過ぎ/売られ過ぎの通貨ペアのランキングになっています。

50を基準にどれだけ離れているかの順になります。

• RSIが50以上・・・上昇（緑色）
• RSIが50以下・・・下降（赤色）

 

CCI

CCIも同じくオシレーター系のインジケーターなので、買われ過ぎ/売られ過ぎを見ています。

CCIは0を基準にどれだけ離れているかになります。

• CCIが0以上・・・上昇（緑色）
• CCIが0以下・・・下降（赤色）

 

銘柄をクリックするとそのチャートになる

このインジケーターの機能として便利なのが、銘柄を押すとその銘柄のチャートに変更します。

1位の通貨ペアを見ることはもちろん、上位に来ている通貨を中心にワンクリックでチャートを切り替えることができ、これが非常に便利です。

 

パラメーターの設定

「フィルター」の項目からどのような基準のランキングかを選ぶことができます。

「リアルタイム」が、現在のローソク足との比較で計算するかになります。trueにするとローソク足が変動するごとに常に計算することになり、インジケーターが重くなる可能性があります。

 

除外リスト設定で銘柄をランキングから除外する

ランキングから除外したい銘柄があれば、除外することができます。

「BTC,XRP,ETH」のようにコンマで区切って入力してください。特定の通貨ペアでも大丈夫です。　

例：「ZARJPY,TRYJPY,CHF」（ランド円、トルコリラ円、スイスフランの通貨ペアを除外）

 

RCIの変化量をランキング化してみる！？

インジケーターを作ってて思ったのですが、さらに改良できるアイデアが湧いてきました。今後もバージョンアップしていくつもりです。

ぜひ使ってみた感想をお待ちしております。ご要望にもできるだけお応えします。

 

 

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