RSIについて調べているとMQL5コミュニティに「RSIディープスリームーブ」(RSI Deep Three Move)について書かれている記事を見つけました。
記事ではEAを使ってバックテストしまずまず良い結果に見えますが、実際のところはどうなのかを見てみたいと思い、インジケーターにしてみました。
RSIディープスリームーブをインジケーターで使う
RSIは表示せず、シンプルに条件が揃ったときに矢印という形にしています。
登録などなしで、無料で公開しています。ダウンロードして実際に使ってみてください。
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- 2024年3月29日
- 【MT4/MT5/TradingView ver1.0】 RSIディープスリームーブインジケーターを公開
※インジケーターへのご質問・改善アイデアあれば、下部のコメント欄かアンケートに投稿お願いします!
RSIディープスリームーブとは
手法として非常にシンプルです。行き過ぎた状態からさらに3連続進んだときに逆張りする考え方です。
買い(ロング)の場合
まずは4本前のローソク足が境界値(図では30以下)に入っているかを見ます。
続いて3連続でRSIが下落したとき、反発して上昇するという考え方です。
売り(ショート)の場合
売りは逆です。4本前のローソク足が境界値(図では70以上)に入っているかを見ます。
続いて3連続でRSIが上昇したとき、反発して下落するという考え方です。
RSIディープスリームーブを使ってみての考察
記事内ではRSIの期間は8、境界値は80と20になっています。実際に表示させてみるとほとんどサインを出さないので、インジケーターでは70と30にしました。これもいろいろと試してみる必要があると思います。
いろいろと考えられることをまとめてみました。
- 3連続ではなく何連続だと確率がいいのか。
- 境界値に入ってからの本数でいいのか。
- 連続してからRSIが反転したときのサインがいいのではないか。
- 異常な状態からの反発は逆張りを狙ったものだが、はたしてそれでいいのか。
- トレンドフォロー系のインジケーターか何かでフィルターを追加したい。
行き過ぎた状態からさらにルールを作ってトレードする判断基準は参考にしたいと思いました。ボラティリティの高い変動をポイント捉え、どうトレードに活かすか。別のアイデアがございましたらコメントいただければと思います。
パラメーター設定
MT4/MT5のパラメーターの場合
メインはRSIの設定部分です。あとはアラートもすることができます。
TradingViewのパラメーターの設定
TradingView版もRSIの設定しかありません。今後バージョンアップにより項目が増えます。
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ご協力よろしくお願いいたします。
コメント
いつもお世話になっています。
RSIディープスリームーブですが、連続回数も任意設定できると自由度が増すので助かります。
tomosumi様
コメントありがとうございます。そしてインジケーターも使っていただき、ありがとうございます。
連続回数も選べるようにしたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。