MT4/MT5からLINEに通知を送る方法（LINE Messaging APIを利用）

MT4またはMT5からLINEに通知を送る方法を詳しく解説します。これはFXキーストンオリジナルインジケーターのやり方です。

他のインジケーターでLINEアラートするものもあるかと思いますが、仕組みがまた違いますので、ご注意ください。

（今までは“LINE Notify”サービスを使って受信できていましたが、2025年3月31日にサービス終了となります。LINEのMessaging APIが代替手段として推奨されているため、変更を行うこととなりました。）

FXキーストンオリジナルインジケーターからLINEアラート

 

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LINE公式アカウントを作成

まずはLINE公式アカウントを作成します。企業や店舗が友だち追加したお客様に対して情報を発信できるサービスです。FXキーストンでもLINE公式アカウントで配信しています。

気をつけてほしいのが、普段スマホで使っているアプリのLINEとは違います。
普段使っているのが「LINEアカウント」。これから作るのが「LINE公式アカウント」です。

今から「LINE公式アカウント」を作成します。

 

LINEヤフー for Businessにアクセス

「LINE公式アカウント」を作るために、まず「LINEヤフー for Business」にアクセスします。

LINEヤフー for Business

 

左上の「サービス」に「LINE公式アカウント」があります。こちらをクリックします。

「LINE 公式アカウント」のページに移ります。

右上に「アカウント開設」がありますのでクリックします。

「LINE公式アカウントをはじめよう」というページの「LINE公式アカウントをはじめる」をクリックします。

 

普段お使いの「LINEアカウント」で登録します。

 

 

クリックするとLINEのメールアドレスとパスワードを入力してログインします。

メールアドレスが分からない場合は、「QRコードログイン」もお薦めです。QRコードを読み込むだけでログインできます。

次のアカウントでログインと出ますので、「ログイン」をします。

LINE公式アカウントの作成が出ます。必要事項を入力してください。

今回はアカウント名を「MT4/MT5」と分かりやすい名前にしました。
会社・事業者名は書かなくても大丈夫です。後で変更もできます。業種は「個人」「個人（その他）」。運用目的は「その他」。主な使い方は「メッセージ配信用」でいいでしょう。

「入力内容の確認」が出ます。「完了」を押してください。

「LINE公式アカウントが作成されました。」と出ます。LINE公式アカウントがベーシックIDです。

この段階でLINEアラート通知を受け取るための場所「MT4/MT5」ができているはずです。

続いて「LINE Official Account Managerへ」に進みます。

 

LINE Official Account Managerの設定

再び「LINEヤフー for Business」にアクセスします。右上にある「ログイン」を押すと以下の「管理画面ログイン」になります。

「LINE公式アカウント」なので、左の「管理画面にログイン」を押します。

「LINE公式アカウント」の管理画面が、「LINE Official Account Manager」です。

初めて「LINE Official Account Manager」にログインするときは、同意書に同意する画面が出てきます。読んで同意を押してください。

最終的に以下の画面が出てきます。いろいろな項目がありますが、自分一人だけにメッセージを送るのでとりあえずこのままで大丈夫です。

右上にある「設定」を押してください。

 

Messaging API

設定の「Messaging API」を押すと設定画面が出てきます。「Messaging API」を使って、メッセージを送ります。

「Messaging APIを利用する」を押してください。

「開発者情報を登録」が出てきます。名前とメールアドレスを入力してください。

入力して「同意する」を押すと、「プロバイダーを選択」が出てきます。

 

プロバイダーを作成

ここで必ず「プロバイダー」というものを作成します。

今回は「FXキーストン インジケーター」という名前でプロバイダーを作成しました。

「プライバシーポリシーと利用規約」は書かなくても大丈夫です。そのままOKを押します。

続いて「以下の内容でMessaging APIを利用しますか？」と出るのでOKを押します。

これでMessaging APIのステータスが利用中となりました。

さらにMessaging APIの設定が必要なので「LINE Developers」へと続きます。

 

LINE Developersの設定

今度は「LINE Developers」でMessaging APIの設定をします。そのために「LINE Developers」にアクセスします。

LINE Developers

「LINE Developers」ページにアクセス後、プロダクトの項目の中に「Messaging API」というものがあります。

右上の「コンソールにログイン」をクリックします。続いて「LINEアカウントでログイン」します。
初回はいろいろと確認の画面が出てきますが、全部OKで進んでください。

そうすると以下のようなコンソール（ホーム）画面が出てきます。

ここにLINE Official Account Managerで作成したプロバイダーが表示されます。今回は「FXキーストン インジケーター」です。

このプロバイダー（FXキーストン インジケーター）を選ぶと、チャネル設定が出てきます。

このチャネル設定に作ったチャネルが出てきます。今回は「MT4/MT5」です。これを選びます。

 

ユーザーIDは後で使います

まず「チャネル基本設定」が表示されます。その中に「あなたのユーザーID」があります。

これを使ってLINEアラートを送ります。

 

「チャネルアクセストークン」の発行

次にチャネル基本設定の横に「Messaging API設定」があります。

下に「チャネルアクセストークン」の発行ボタンがありますので、これを押します。そうすると非常に長い文字列が出てきます。これがチャネルアクセストークンです。

「ユーザーID」と「チャネルアクセストークン」この２つをインジケーターのパラメーターに入力しますので、控えておいてください。

 

Windows版バッチファイルをダウンロード

LINEを送るのにバッチファイルを使います。以下から「keys_LineNotify.bat」をダウンロードしてください。このファイルはMT4、MT5共通ファイルになります。

 

バッチファイルをFilesフォルダーに移動

落としたバッチファイルは「ダウンロード」のフォルダに入っています。

この状態でMT4・MT5を開きます。

ファイルメニューの「データフォルダを開く」をクリックして「MQL4」→「Files」を開きます。

MT5の場合は「MQL5」→「Files」です。

ここに先ほどダウンロードした「keys_LineNotify.bat」ファイルを入れてください。

 

ダウンロードファイルのセキュリティ警告

フォルダーに「keys_LineNotify.bat」ファイルを入れた後、
必ずこの「keys_LineNotify.bat」をダブルクリックして実行してください。

実行すると、次のような画面が表示されることがあります。

このファイルは安全です。必ずこのサイトからダウンロードしたものを使用し、他のサイトからは絶対にダウンロードしないでください。

画面が出てきましたら、「詳細情報」をクリックしてください。（何も表示されない場合は問題ありません）

発行元が「不明な発行元」と表示されますが、正しい発行元は「FXキーストン」です。安心してください。

「実行」ボタンをクリックしてください。この操作は最初に一度だけ行えば大丈夫です。

この操作をしないでLINEアラートを設定すると、次のようなセキュリティ警告が何度も表示されることがあります。

 

LINEアラートの設定

LINEアラートができるインジ一覧

LINEアラートができるインジケーターは「オリジナルMT4インジ一覧」「オリジナルMT5インジ一覧」にある検索に「LINE通知」と入力すると出てきます。

 

「ユーザーID」と「チャネルアクセストークン」を入力

実際に水平線に到達したらアラートを出すインジ「keys_AlertLine.ex4」を使って設定してみます。

MT4/MT5への追加方法は以下の記事で解説しています。

MT4・MT5のインジケーターの入れ方はこちら

以下の画像は「パラメーターの入力」の画像です。

[LINE通知] アラートは「なし」から「メッセージ」、LINEアラート方法は「Messaging API」を選んでください。
LINE Messaging APIではメッセージのみとなっています。
画像の送信は別の方法を考えますので、しばらくお待ちください。

先ほど取得した「チャネルアクセストークン」と「ユーザーID」を入力してください。
この入力がないとLINEアラートされません。

 

DLLの使用を許可する

このインジケーターはWindows/Macに標準に入っているDLLを使用します。
「DLLの使用を許可する」に必ずチェックを入れてください。

このチェックを入れないとMT4の場合はパラーメーターの変更が反映されませんし、MT5の場合だとOKボタンが出ません。

 

LINEアラートは月200通まで無料、それ以上は有料

コミュニケーションプラン

初期設定では「コミュニケーションプラン」となり月に200通までは無料で使えます。相場動いている日数が20日間とすると１日10通程度です。

200通以上送りたい場合は、「ライトプラン」（5,000通まで）や「スタンダードプラン」（3万通まで）にしないといけません。

スキャルピングをする場合はあっという間に200通に到達するおそれがあります。

「LINE公式アカウント」の右上にある設定から「月額プラン」があり、アップグレードできます。

 

メッセージ数の確認

「LINE公式アカウント」の設定から「ダッシュボード」でメッセージ数の確認ができます。

 

その他の注意事項

例えばAというインジケーターとBというインジケーターが同時にLINEアラートをした場合、お互いのLINE通知が衝突を起こします。この問題は改善する予定ですが、今のところ同時にはできませんので、LINEアラートを使うときはどれか一つに絞って使ってください。

LINEに送れる回数は1時間に1000回ですが、節度ある頻度でお願い致します。

 

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