最強と最弱を合わせた通貨ペアを見つけるためのインジケーターと言えば、CCFp、Ku-chart、xMeter_Indicatorなどが有名です。開発者の方が数年前から公開していますので、Googleで検索すればダウンロードできるでしょう。
そしてFX業者であるゴールデンウェイ・ジャパンからも「FXTF – Symbol Kyojaku」インディケータを出してます。これはゴールデンウェイ・ジャパンのMT4で使うことができます。
通貨の強弱を知ることは大事なことです。ではどこを基準として強弱を判断すればいいのでしょうか。
NY時間に限定し、通貨の強弱を見るインジケーター
そこで考えたのがこのインジケーターです。他の強弱インジケーターは一定の期間の強弱を見ていますが、これは特定の時間帯の強弱を見ます。
FXキーストンのオリジナルインジケーターであり、無料公開なので、一度ダウンロードして使ってみてください。
ダウンロードはこちら(2025/02/04 ver2.4)
MT5版ダウンロードはこちら(2025/02/04 ver2.4)
- 2025年2月4日
- 【MT4/MT5 ver2.4】 0を中央に配置することができるようにしました。(リクエスト元)
- 2024年11月5日
- 【MT4/MT5 ver2.3】 1本目の表示がおかしくなるバグ修正
- 2023年3月29日
- 【MT4/MT5 ver2.2】 特殊な銘柄で表示できないバグを修正
- 2022年9月21日
- 【MT4 ver2.1】 インジを複数表示してもラベルを表示できるようにしました
※インジケーターへのご質問・改善アイデアあれば、下部のコメント欄かアンケートに投稿お願いします!
パラメーター設定
このインジケーターは1時間足以下で表示されます。日足などでは表示されません。
時刻の指定と表示する通貨ライン
基準時刻(開始時刻)と終了時刻を必ず指定してください。サーバー時刻になります。
ゴールデンウェイ・ジャパン、OANDA証券の場合・・・夏時間(基準時刻14、終了時刻23)、冬時間(基準時刻15、終了時刻0)に設定
FOREX.comの場合・・・夏時間(基準時刻21、終了時刻6)、冬時間(基準時刻22、終了時刻7)に設定
基準時刻(開始時刻)と終了時刻を同じにすると、1日の強弱になります。
「表示している通貨のみ」をtureにすると、現在表示させているチャートの通貨ペア(ドル円の場合、ドルと円)が表示されます。
最大で8通貨ペアのラインが表示されます。普段意識していないNZドルなどは個別にfalseにしてオフにしてください。
ラインとラベルの設定
それぞれのラインの色と太さを選べます。注目している通貨は太くすることをお薦めします。
通貨ペア名が必要なければfalseにしてください。
時間帯をどこに
相場を長年検証、分析を繰り返してきたトレーダーの私にとって、どんなインジケーターを使おうとも、どこを基準にするのかが鍵となります。今回はニューヨーク時間に注目しようと思い、インジケーターを作りました。ニューヨーク時間とは夏時間の場合は、日本時間21時から翌6時、冬時間の場合は、22時から翌7時。この時間は世界中のトレーダーが注目する時間です。ここでの寄り付きである初値、引けの終値がどういう位置になっているか。特に終値が大事とも言われてます。このニューヨーク時間での動きが東京市場にも影響を及ぼしてきます。
一方で、ニューヨーク時間前のロンドン時間での動きはどうなのでしょう。ロンドン時間での動きがニューヨーク時間でのトレードの参考になることもあるはずです。
さらに、東京時間もあります。いや、東京時間が始まる前の動きも見過ごせません。参加者が少ないからこそどういう動きをするのか、興味ありませんか? そこにエッジ(優位性)があるのかもしれませんし、ないのかもしれません。いずれにせよ、時間帯における強弱をもっと追及していきたいと思いました。
現在は1時間ごとの時刻で設定できるようにしてますが、今後インジケーターのバージョンアップにより「分」での設定もできるようにしていきますので、このインジケーターのバージョンアップに注目してください。
強弱インジケーターを見ると最強通貨と最弱通貨が一目瞭然で分かります。
では最強通貨を買って最弱通貨を売れば、必ず勝てるのでしょうか。答えはもちろん勝てません。
最強通貨は買われすぎということもあります。よってポジションが整理され売られ、最強通貨が下落することも。
逆にダウ理論の「トレンドの転換は明確なシグナルが出るまで継続する」を考えた場合、明確なシグナルが出るまで継続します。投資家は最強となった通貨または最弱となった通貨に注目せざるをえません。おそらくボラティリティも高くなることでしょう。そういった意味では非常に重要な情報であることは間違いありません。
しかし本当に知りたいこと、重要なことは、「今後どうなっていくか」です。残念ながら未来のことは分かりません。トレードで勝つためにはもう一工夫する必要がありそうです。
ダウンロードはこちら(2025/02/04 ver2.4)
MT5版ダウンロードはこちら(2025/02/04 ver2.4)
その他の市場に関するインジケーターはこちら
ウェブで見れる!?OANDA Labの「通貨の強弱チャート」は便利です。
OANDA証券のOANDA Labでは主要8通貨の通貨の強弱の推移をチャート(グラフ)を見ることができます。
デイリー(5分足)では毎朝日本時間7時を基準に強弱がわかります。そして「前営業日」では7時を基準とした24時間の強弱を知ることができます。
さらに「長期」を指定すると、口座をお持ちの方は、過去10年分から起点日を自由に指定できます。プレミアムユーザーの方は、「デイリー(1分足)」で1分足の分析が可能です。スキャルピングのような超短期トレードされている方にとっては1分毎にデータ更新してくれたものでトレード判断したいはず。
オリジナル・インジケーター 人気ランキング
FXキーストンで無料配布しているオリジナルMT4・MT5インジケーターの人気ランキングです。
2025年1月の月間ダウンロード数トップ5はコチラ!
-
【keys_SynchroChart_Line.mq4】
シンクロチャート(MT4)チャート上で引いたトレンドラインなどのオブジェクトが、同じ通貨ペアであれば時間軸関係なく描写されます。
1月のダウンロード数
815人 -
【keys_SynchroChart_Line.mq5】
シンクロチャート(MT5)チャート上で引いたトレンドラインなどのオブジェクトが、同じ通貨ペアであれば時間軸関係なく描写されます。
1月のダウンロード数
503人
FXキーストンではTradingView対応のオリジナルインジケーターも公開中です。すべて無料で利用可能となっています。
TradingViewインジケーターに関しても、ご要望に応じて作成と更新を続けていきますのでぜひ使ってみてくださいね。
ご協力よろしくお願いいたします。
コメント
ちなみに昨日は、正しく表示されており、現在の時刻より前は通貨強弱は正しく表示されています。現時点のみ0.00になっていて、現在の状況がわからないです。
お世話になります。
とても見やすく使用させていただいております、
OANDA MT5 1分、5分、15分足すべてですが、現在の足(リアルタイムの足)で毎分0.00に収束します。
先に進むと過去の足は正常に表示されます。
パラメーターの設定がおかしいでしょうか。
お忙しい中恐れ入りますがよろしくお願いします。
CHIM様
コメントありがとうございます。そしてインジケーターも使っていただき、ありがとうございます。
毎分ごとにどうなるのかチェックしてみようと思います。教えていただきありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
お世話になります。
私も先の方が書いているとおり、現在値が0に収束された状態で表示されます。
(画像を送れれば送るのですが…)
この現象に対する原因や改善はリリースされたのでしょうか?
hayato様
コメントありがとうございます。そしてインジケーターも使っていただき、ありがとうございます。
すぐに修正したいと思います。教えていただきありがとうございます。
これからもよろしくお願いいたします。
現在、市場毎に始まる時間に近い時間に合わせて3つの開始時間(朝8時~15時、15時~21時、21時~朝6時)の設定で一つのサブウィンドウに3つのインジケーターを入れて使っています。
当然、中心線が3つとも同じに揃うはずもないので、この3つの中心線を合わせて表示させたいです。
表示させるための方法は、上下の最大値の数値に上下それぞれに見えない点が描かれれば中心線は同じになると思います。(昔、「気ままにMT4」というブログで複数のインジを入れた場合の中心線を合わせる場合にはこのような手法がいいのではないかという書き込みを見た気がします。なお現在このブログは削除されているようです)
また、アメリカ市場だと23時30分に開始となる場合もあるので、開始時間の分数も指定出来ればNY時間も市場の開始を始点に計測出来るので、より使い勝手が向上となる方もおられるとも思いました。
3つ入れなくとも、一つのインジケーターで「3つの時間帯を指定」が出来ればそれが一番いいのかもしれません。
よろしくお願いいたします。
いぬ様
コメントありがとうございます。そしてインジケーターも使っていただき、ありがとうございます。
中心線を合わせることができるようにしたいと思います。教えていただいたページも非常に参考になりました。できるだけ軽く負荷のかからないようにします。
1つのインジで3つまで入れるということも検討させてください。どのようにすればできるか考えます。
これからもよろしくお願いいたします。
訂正
「とあるMetaTraderの備忘秘録」でした。
まだ削除されず残ってました。
引用
オシレータで0ラインや50ラインを中心にする手法は、以前に説明したとおり、上下対称な形にすればOKです。上のチャートには見えないラインが1本あって、そのラインの色を白に変えると下図になります。
上記の方法の場合と最大値の点を絶対値として上下に見えない点で描く場合とで、どちらが重くなるのでしょうか
通貨強弱は表示させている線が5本以上あるので、どちらか軽い動作になる方法が一番良いと思います。
中心線が中央に来るようになって使いやすくなりました。ありがとうございました。
で、更なる改良案です。
相場は30分、1時間毎に風向きが変わることが多いと思います。
そこで、設定で「30分や1時間の切り替わりのタイミングで計算の開始時間をその時間に自動的に設定」出来たら時間の切り替わり毎の風向きの変化が見れるようになると思います。
特に30分毎に計算の始点に自動設定が出来たらスキャルパーには良いなと。
表示的には設定した時間毎にこのインジケーターを設置した感じとなります。
設定した開始時間よりも前の表示は実際過去3時間も表示されれば勢いの変化の大まかな流れを掴むのに問題ないと思いますので、「過去の表示時間の指定」で3時間と設定出来れば余計な計算の負荷も減り、より軽いインジケーターとなるのではないでしょうか。
あと、標準で中心線にSilverの細かい点線が表示される様になると、中心線から上は買われている通貨、中心線から下は売られている通貨とみることが出来るのでありがたいです。
>設定した開始時間よりも前の表示は実際過去3時間も表示されれば勢いの変化の大まかな流れを掴むのに問題ないと思いますので、「過去の表示時間の指定」で3時間と設定出来れば余計な計算の負荷も減り、より軽いインジケーターとなるのではないでしょうか。
上記の過去3時間の表示の件ですが、無くても良いかと思いなおしました。
・必要な機能は「過去の1時間足か30分足の切り替わりからの現在時刻までの通貨強弱の変化を表示」です。
いぬ様
コメントありがとうございます。そしてインジケーターも使っていただき、ありがとうございます。
たしかに30分や1時間毎を軸に強弱を見るのもおもしろいと思いました。ちょっと検討させてください。
中心線も必要であればレベル表示で追加していただくことが簡単かと思いますので、まずそれで対応をお願いします。
これからもよろしくお願いいたします。