オリジナルMFI（マネーフローインデックス）のMT4/MT5インジケーターを無料公開！

MFIはMoney Flow Index（マネーフローインデックス）の略で、好きなインジケーターの部類に入ります。というのも、出来高、FXだとティック数まで関係してくるからです。そこがRSIとの違いになってきます。マネーフローという形で導きだされた値は方向感を感じ取るのに個人的にはお薦めとなる指標です。

コメントでもご要望がございましたので、MFIのオリジナルインジケーターを作ってみました。一度使ってみてください。

 

FXキーストンMFIの解説

このインジケーターには４つ手法が入っています。それにプラスして、レンジかトレンドかを判定するADXまたは移動平均線でフィルターをかけることができます。

1. 境界値からの戻り手法

買われすぎは70、売られすぎは30になっています。

• 売られすぎの状態（MFIが30以下の状態）から30以上になったときに買いサイン。
• 買われすぎの状態（MFIが70以上の状態）から70以下になったときに売りサイン。

買われすぎ、売られすぎからの逆張りとも言えます。しかしストップを直近の高値や安値に設定できるのもポイントです。

2. 水準値を超えている状態でクロス

赤色の破線はMFIを平均化（スムーズ化）したラインになります。

• 30以下のときにこの赤ラインとゴールデンクロス（MFIが赤ラインを上に突き抜ける動き）したとき、買いサインが出ます。
• 70以上のときにこの赤ラインとデッドクロス（MFIが赤ラインを下に突き抜ける動き）したとき、売りサインが出ます。

矢印の出現頻度が高いと感じる場合は境界値を70と30ではなく、80と20にしてみてもいいかもしれません。

短期トレードのスキャルピングをする場合など、MFIの期間を短くしたり、境界値を変更したりして調整してみてください。

3. 2度クロス

境界値を超えた状態で2度クロスしたときにサインが出ます。

• 30以下のときにこの赤ラインとゴールデンクロス（MFIが赤ラインを上に突き抜ける動き）を2回したとき、買いサインが出ます。
• 70以上のときにこの赤ラインとデッドクロス（MFIが赤ラインを下に突き抜ける動き）を2回したとき、売りサインが出ます。

2度のクロスが発生することで、それだけ勢いがなくなっている根拠にもなります。

4. ダイバージェンス

買われすぎ/売られすぎのときのダイバージェンスを見ることができます。

MFIの直近の高値または安値からダイバージェンスを判定しています。引かれたラインの全てがうまく機能するわけではありません。最終的にはご自身の目で判断してトレードをしてください。

 

パラメーター設定

まず重要なのがMFIの期間、MFIの手法、そして水準値となります。このパラメーターによってサインの出現数も多くなり、だましの回数も違ってきます。だましの数を減らすために「ADXフィルタ」と「MAフィルター」も活用してください。

アラートは3種類あります。一般的な「ポップアップ通知」に加え、「メール通知」とスマホの「プッシュ通知」があります。アラートを使う場合はfalseからtrueにそれぞれ変更してください。

「水準にタッチしたときのサイン」の数字は下の図から選んでください。

今後もバージョンアップしていく予定です。ご要望や使ってみた感想などコメントにいただければ幸いです。

 

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