【FX】スワップアービトラージ（サヤ取り）徹底特集！買いスワップ・売りスワップの有利な会社を抽出！

ここでは、スワップポイントのアービトラージ（サヤ取り）を徹底解説しています。

スワップポイントは業者によって異なるため、同一通貨ペアでもA社のマイナススワップよりB社のプラススワップの方が高い状態が生じ得ます。

この状態を活用すれば、為替変動リスクを実質ゼロにしつつ、プラススワップとマイナススワップの差額を狙うことが可能。

当記事では、スワップのアービトラージ（サヤ取り）を解説。

さらに、当サイトで収集したデータを元に、米ドル円やトルコリラ円など6銘柄を対象として、買いスワップ・売りスワップの付与実績が魅力的であり、アービトラージにおすすめのFX会社を紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

【2024年版】スワップポイント集計結果を公開中！

スワップのアービトラージ（サヤ取り）とは？
買いスワップ・売りスワップ一覧比較表（1ヶ月分）
ハンガリーフォリント円とチェココルナ円もおすすめ
1. HUFJPY（ハンガリーフォリント円）
2. CZKJPY（チェココルナ円）
「みんなのFX」の低水準の売スワップを活用
「LIGHT FX」のLIGHTペアで高水準スワップを狙う！
【検証】実際に「LIGHT FX」「みんなのFX」でアービトラージしました
【※注意事項】アービトラージのリスクについて

スワップのアービトラージ（サヤ取り）とは？

当記事では、FX取引を対象とした、スワップポイント狙いのアービトラージ（サヤ取り）を紹介しています。

クロス円の場合は基本的に、買いポジションを保有した場合はプラスのスワップが発生し、売りポジションを保有した場合はマイナスのスワップが発生します（現在の日本は超低金利のため）。

この買い・売りのスワップですが、単一の業者内の場合は、プラスのスワップよりもマイナスのスワップが大きい、あるいは同値となります。

【例1：同一業者内だと…】

A社ドル円買スワップ= +150円
A社ドル円売スワップ = -170円
（↑マイナススワップの方が大きい）

ですので、単一業者内にて両建てを行い、同数量の買いポジションと売りポジションを保有してアービトラージを行おうとしても、スワップ差益を狙うのは不可能というのが通常です。

ですが、異なるFX業者を利用すれば、アービトラージでスワップポイントを狙うことが可能な場合があります。

スワップポイントはFX業者によって異なっているため、A社の買いスワップの方が、B社の売りスワップよりも大きい、という状態があり得ます。

【例2：異なる業者間だと…】

A社ドル円買スワップ= +150円
B社ドル円売スワップ = -120円
（↑プラススワップの方が大きい場合がある！）

A社の買いスワップの方が大きいため、差額は+30円。

この状況を利用して、2社併用によるアービトラージができます。

例えば、A社で10万通貨の買いポジションを保有し、同時に、B社で10万通貨の売りポジションを保有。

すると、2社による両建て状態が成立し、スプレッドは発生しますが、為替変動リスクは実質的にゼロになります。

為替変動リスクを抑えつつ、ポジションを保有し続けることで、買いスワップと売スワップの差額がどんどん積み重なっていく、という状況が狙えるわけです。

これがスワップのアービトラージ（サヤ取り）です。

買いスワップ・売りスワップ一覧比較表（1ヶ月分）

スワップのアービトラージで重要なのが、買いスワップと売スワップの差額が良い感じのFX業者を見つけなければ成立しないということ。

そこで当記事では、約20社の国内FX会社を対象として、買いスワップ・売りスワップの月間実績を集計。それぞれが有利な順に並べて、アービトラージにおすすめの業者を探してみました。

以下では6銘柄（USDJPY、TRYJPY、MXNJPY、ZARJPY、ADUJPY、NZDJPY）の比較表を掲載。あくまで過去の実績ではありますが、業者選びの参考にしてみてくださいね。

（※：以下の比較表では店頭FX業者のみ掲載しており、取引所FX（くりっく３６５）は対象外としています）

USDJPY（米ドル円）

FX会社	買いスワップ（1ヶ月分）	FX会社	売りスワップ（1ヶ月分）
ヒロセ通商	7661円	松井証券	-6864円
岡三オンライン	7661円	GMO外貨	-6907円
JFX	7631円	GMOクリック証券	-6914円
楽天証券（楽天FX）	7498円	SBI FXトレード	-6918円
楽天証券（楽天MT4）	7498円	LIGHT FX（LIGHTペア）	-7003円
みんなのFX	7003円	みんなのFX	-7343円
LIGHT FX（通常銘柄）	7003円	LIGHT FX（通常銘柄）	-7343円
LIGHT FX（LIGHTペア）	7003円	外為どっとコム	-7428円
GMOクリック証券	6914円	ゴールデンウェイ・ジャパン	-7516円
GMO外貨	6805円	マネックス証券	-7557円
インヴァスト証券	6700円	IG証券	-7636円
SBI FXトレード	6646円	楽天証券（楽天FX）	-7702円
外為どっとコム	6578円	楽天証券（楽天MT4）	-7702円
セントラル短資ＦＸ	6445円	auカブコム FX	-7925円
マネックス証券	6197円	セントラル短資ＦＸ	-8145円
auカブコム FX	6055円	インヴァスト証券	-8400円
マネースクエア	5950円	サクソバンク証券	-8634円
IG証券	5920円	JFX	-8651円
松井証券	5704円	ヒロセ通商	-8681円
アイネット証券	5030円	岡三オンライン	-8681円
OANDA証券	4984円	外為オンライン	-8775円
サクソバンク証券	4937円	マネースクエア	-8806円
外為オンライン	4811円	アイネット証券	-8930円
ゴールデンウェイ・ジャパン	4576円	OANDA証券	-8950.4円
マネーパートナーズ	2026円	マネーパートナーズ	-19161円

（※：2024年10月に発生した各社の月間累計スワップポイントを掲載しています。いずれも1万通貨単位。スワップポイントは常に変動しますので、最新の数値は各社のスワップポイント掲載ページにてご確認ください）

買い・売りスワップが有利な業者で計算すると…

比較表の一番上に記載している「ヒロセ通商」と「松井証券」のスワップポイントで計算してみると、7661円 -6864円＝ 797円になります。

詳しくは公式サイトへヒロセ通商

詳しくは公式サイトへ松井証券

TRYJPY（トルコリラ円）

FX会社	買いスワップ（1ヶ月分）	FX会社	売りスワップ（1ヶ月分）
GMOクリック証券	1698円	楽天証券（楽天FX）	-1224円
LIGHT FX（LIGHTペア）	1619円	楽天証券（楽天MT4）	-1224円
サクソバンク証券	1491円	GMO外貨	-1360円
インヴァスト証券	1463円	松井証券	-1458円
みんなのFX	1407円	みんなのFX	-1478円
LIGHT FX（通常銘柄）	1407円	LIGHT FX（通常銘柄）	-1478円
ヒロセ通商	1399円	マネースクエア	-1564円
マネックス証券	1360円	LIGHT FX（LIGHTペア）	-1619円
GMO外貨	1360円	GMOクリック証券	-1698円
SBI FXトレード	1354円	マネックス証券	-1700円
auカブコム FX	1354円	サクソバンク証券	-1753.03円
外為どっとコム	1348円	インヴァスト証券	-1803円
OANDA証券	1335.2円	IG証券	-1814円
JFX	1330円	SBI FXトレード	-1864円
IG証券	1208円	auカブコム FX	-1864円
松井証券	1168円	外為オンライン	-2020円
セントラル短資ＦＸ	861円	外為どっとコム	-2028円
楽天証券（楽天FX）	340円	セントラル短資ＦＸ	-2051円
楽天証券（楽天MT4）	340円	マネーパートナーズ	-2071円
マネーパートナーズ	250円	JFX	-2350円
マネースクエア	238円	アイネット証券	-2405円
外為オンライン	172円	ヒロセ通商	-2419円
アイネット証券	156円	OANDA証券	-2670.9円

買い・売りスワップが有利な業者で計算すると…

比較表の一番上に記載している「GMOクリック証券」と「楽天証券（楽天FX）」のスワップポイントで計算してみると、1698円 -1224円＝ 474円になります。

詳しくは公式サイトへGMOクリック証券

詳しくは公式サイトへ楽天証券（楽天FX）

MXNJPY（メキシコペソ円）

FX会社	買いスワップ（1ヶ月分）	FX会社	売りスワップ（1ヶ月分）
GMO外貨	8784円	マネースクエア	-6930円
GMOクリック証券	8180円	みんなのFX	-7473円
LIGHT FX（LIGHTペア）	7843円	LIGHT FX（通常銘柄）	-7473円
JFX	7820円	楽天証券（楽天FX）	-7590円
OANDA証券	7612円	楽天証券（楽天MT4）	-7590円
みんなのFX	7473円	LIGHT FX（LIGHTペア）	-7843円
LIGHT FX（通常銘柄）	7473円	GMOクリック証券	-8180円
ヒロセ通商	7360円	IG証券	-8200円
マネックス証券	7190円	マネックス証券	-8210円
外為どっとコム	7140円	インヴァスト証券	-8420円
auカブコム FX	7140円	SBI FXトレード	-8580円
セントラル短資ＦＸ	7110円	GMO外貨	-8784円
IG証券	6940円	サクソバンク証券	-8817円
SBI FXトレード	6930円	外為どっとコム	-8840円
インヴァスト証券	6720円	auカブコム FX	-8840円
楽天証券（楽天FX）	6600円	松井証券	-8990円
楽天証券（楽天MT4）	6600円	ゴールデンウェイ・ジャパン	-9240円
サクソバンク証券	6278.2円	JFX	-9520円
松井証券	6090円	セントラル短資ＦＸ	-10510円
ゴールデンウェイ・ジャパン	5610円	外為オンライン	-11550円
マネースクエア	4290円	アイネット証券	-11650円
アイネット証券	2430円	マネーパートナーズ	-12580円
外為オンライン	1710円	OANDA証券	-13048円
マネーパートナーズ	680円	ヒロセ通商	-16200円

（※：2024年10月に発生した各社の月間累計スワップポイントを掲載しています。いずれも10万通貨単位。スワップポイントは常に変動しますので、最新の数値は各社のスワップポイント掲載ページにてご確認ください）

買い・売りスワップが有利な業者で計算すると…

比較表の一番上に記載している「GMO外貨」と「マネースクエア」のスワップポイントで計算してみると、8784円 -6930円＝ 1854円になります。

詳しくは公式サイトへGMO外貨

詳しくは公式サイトへマネースクエア

ZARJPY（南アフリカランド円）

FX会社	買いスワップ（1ヶ月分）	FX会社	売りスワップ（1ヶ月分）
GMOクリック証券	6290円	マネースクエア	-5100円
LIGHT FX（LIGHTペア）	6192円	楽天証券（楽天FX）	-5450円
みんなのFX	6159円	楽天証券（楽天MT4）	-5450円
LIGHT FX（通常銘柄）	6159円	GMO外貨	-6154円
GMO外貨	6154円	みんなのFX	-6159円
JFX	6120円	LIGHT FX（通常銘柄）	-6159円
ヒロセ通商	6040円	LIGHT FX（LIGHTペア）	-6192円
岡三オンライン	6040円	GMOクリック証券	-6290円
外為どっとコム	5780円	セントラル短資ＦＸ	-6460円
マネックス証券	5780円	マネックス証券	-6800円
SBI FXトレード	5780円	SBI FXトレード	-6800円
インヴァスト証券	5780円	auカブコム FX	-6800円
auカブコム FX	5780円	IG証券	-6840円
ゴールデンウェイ・ジャパン	5630円	外為どっとコム	-7480円
IG証券	5540円	サクソバンク証券	-7560円
松井証券	4930円	ゴールデンウェイ・ジャパン	-7820円
サクソバンク証券	4820円	インヴァスト証券	-7820円
楽天証券（楽天FX）	4430円	松井証券	-7830円
楽天証券（楽天MT4）	4430円	JFX	-10200円
OANDA証券	2325円	OANDA証券	-10385円
外為オンライン	1710円	マネーパートナーズ	-12170円
アイネット証券	1510円	ヒロセ通商	-12500円
セントラル短資ＦＸ	1360円	岡三オンライン	-12500円
マネースクエア	1020円	アイネット証券	-14500円
マネーパートナーズ	750円	外為オンライン	-14600円

買い・売りスワップが有利な業者で計算すると…

比較表の一番上に記載している「GMOクリック証券」と「マネースクエア」のスワップポイントで計算してみると、6290円 -5100円＝ 1190円になります。

詳しくは公式サイトへGMOクリック証券

詳しくは公式サイトへマネースクエア

AUDJPY（豪ドル円）

FX会社	買いスワップ（1ヶ月分）	FX会社	売りスワップ（1ヶ月分）
マネースクエア	4160円	楽天証券（楽天FX）	-3528円
GMOクリック証券	4148円	楽天証券（楽天MT4）	-3528円
みんなのFX	4120円	松井証券	-3529円
LIGHT FX（通常銘柄）	4120円	マネックス証券	-3913円
LIGHT FX（LIGHTペア）	4120円	GMO外貨	-4007円
インヴァスト証券	4050円	みんなのFX	-4120円
OANDA証券	3946.8円	LIGHT FX（通常銘柄）	-4120円
GMO外貨	3905円	LIGHT FX（LIGHTペア）	-4120円
JFX	3879円	GMOクリック証券	-4148円
ヒロセ通商	3875円	SBI FXトレード	-4162円
岡三オンライン	3875円	外為どっとコム	-4285円
SBI FXトレード	3822円	auカブコム FX	-4510円
外為どっとコム	3775円	セントラル短資ＦＸ	-4530円
セントラル短資ＦＸ	3680円	OANDA証券	-4589.5円
楽天証券（楽天FX）	3494円	IG証券	-4631円
楽天証券（楽天MT4）	3494円	ヒロセ通商	-4725円
IG証券	3402円	岡三オンライン	-4725円
auカブコム FX	3320円	JFX	-4729円
マネックス証券	2893円	マネースクエア	-5112円
サクソバンク証券	2725.01円	サクソバンク証券	-5191.02円
外為オンライン	2722円	外為オンライン	-5340円
アイネット証券	2670円	ゴールデンウェイ・ジャパン	-5346円
松井証券	2659円	アイネット証券	-5385円
ゴールデンウェイ・ジャパン	2406円	インヴァスト証券	-5580円
マネーパートナーズ	1454円	マネーパートナーズ	-10208円

買い・売りスワップが有利な業者で計算すると…

比較表の一番上に記載している「マネースクエア」と「楽天証券（楽天FX）」のスワップポイントで計算してみると、4160円 -3528円＝ 632円になります。

詳しくは公式サイトへマネースクエア

詳しくは公式サイトへ楽天証券（楽天FX）

NZDJPY（NZドル円）

FX会社	買いスワップ（1ヶ月分）	FX会社	売りスワップ（1ヶ月分）
マネースクエア	4950円	楽天証券（楽天FX）	-3468円
インヴァスト証券	4080円	楽天証券（楽天MT4）	-3468円
OANDA証券	3850.2円	みんなのFX	-3733円
GMO外貨	3846円	LIGHT FX（通常銘柄）	-3741円
SBI FXトレード	3770円	GMOクリック証券	-3750円
LIGHT FX（LIGHTペア）	3766円	LIGHT FX（LIGHTペア）	-3766円
GMOクリック証券	3750円	マネックス証券	-3818円
LIGHT FX（通常銘柄）	3741円	松井証券	-3874円
みんなのFX	3733円	GMO外貨	-3948円
JFX	3725円	SBI FXトレード	-4110円
ヒロセ通商	3720円	auカブコム FX	-4110円
岡三オンライン	3720円	セントラル短資ＦＸ	-4130円
外為どっとコム	3675円	外為どっとコム	-4185円
セントラル短資ＦＸ	3620円	OANDA証券	-4316円
IG証券	3422円	IG証券	-4512円
楽天証券（楽天FX）	3298円	サクソバンク証券	-5056.01円
楽天証券（楽天MT4）	3298円	インヴァスト証券	-5270円
松井証券	3091円	ゴールデンウェイ・ジャパン	-5329円
auカブコム FX	2920円	ヒロセ通商	-5590円
サクソバンク証券	2809.05円	岡三オンライン	-5590円
マネックス証券	2798円	JFX	-5595円
ゴールデンウェイ・ジャパン	2389円	マネースクエア	-5868円
外為オンライン	2112円	外為オンライン	-6665円
アイネット証券	2110円	アイネット証券	-6765円
マネーパートナーズ	975円	マネーパートナーズ	-9205円

買い・売りスワップが有利な業者で計算すると…

比較表の一番上に記載している「マネースクエア」と「楽天証券（楽天FX）」のスワップポイントで計算してみると、4950円 -3468円＝ 1482円になります。

詳しくは公式サイトへマネースクエア

詳しくは公式サイトへ楽天証券（楽天FX）

ハンガリーフォリント円とチェココルナ円もおすすめ

最近話題の「ハンガリーフォリント円（HUFJPY）」と「チェココルナ円（CZKJPY）」もおすすめです。以下の表では、取り扱い各社の1ヶ月分のスワップを比較してみました。

特に、LIGHT FXがリリースした新銘柄である、LIGHTペア版のハンガリーフォリント円とチェココルナ円は要チェック。

アービトラージに限らず、高水準スワップポイントを狙っている方は、ぜひLIGHT FXのLIGHTペアをチェックしてみてくださいね。

LIGHT FX「LIGHTペア」徹底解説！スワップポイント・スプレッドは？通常の通貨ペアとの違いは？

HUFJPY（ハンガリーフォリント円）

FX会社	買いスワップ（1ヶ月分）	FX会社	売りスワップ（1ヶ月分）
セントラル短資ＦＸ	3400円	みんなのFX	-2110円
みんなのFX	2110円	LIGHT FX（通常銘柄）	-2110円
LIGHT FX（通常銘柄）	2110円	LIGHT FX（LIGHTペア）	-2110円
LIGHT FX（LIGHTペア）	2110円	サクソバンク証券	-2966円
ヒロセ通商	2040円	セントラル短資ＦＸ	-3400円
auカブコム FX	2040円	auカブコム FX	-3400円
サクソバンク証券	1942円	ヒロセ通商	-4760円

（※：2024年10月に発生した各社の月間累計スワップポイントを掲載しています。いずれも100万通貨単位。スワップポイントは常に変動しますので、最新の数値は各社のスワップポイント掲載ページにてご確認ください）

買い・売りスワップが有利な業者で計算すると…

比較表の一番上に記載している「セントラル短資ＦＸ」と「みんなのFX」のスワップポイントで計算してみると、3400円 -2110円＝ 1290円になります。

詳しくは公式サイトへセントラル短資ＦＸ

詳しくは公式サイトへみんなのFX

CZKJPY（チェココルナ円）

FX会社	買いスワップ（1ヶ月分）	FX会社	売りスワップ（1ヶ月分）
ヒロセ通商	2380円	みんなのFX	-2380円
みんなのFX	2380円	LIGHT FX（通常銘柄）	-2380円
LIGHT FX（通常銘柄）	2380円	LIGHT FX（LIGHTペア）	-2380円
JFX	2380円	auカブコム FX	-3600円
LIGHT FX（LIGHTペア）	2380円	ヒロセ通商	-5440円
auカブコム FX	2240円	JFX	-5440円

買い・売りスワップが有利な業者で計算すると…

比較表の一番上に記載している「ヒロセ通商」と「みんなのFX」のスワップポイントで計算してみると、2380円 -2380円＝ 0円になります。

詳しくは公式サイトへヒロセ通商

詳しくは公式サイトへみんなのFX

スワップポイント比較記事一覧

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スワップ＆スプレッドが最も有利なFX会社を検証！

FX約30社のスプレッド比較もチェック！

【お知らせ】2024年版スワップ集計結果まとめ作りました！

2024年版のスワップポイント集計結果まとめを公開中です。約25社・13通貨ペアを対象として、累計スワップデータをランキング形式で掲載（マイナススワップは6通貨ペアになります）。

米ドル円やトルコリラ円はもちろん、ハンガリーフォリント円やチェココルナ円、ブラジルレアル円まで網羅。ぜひご活用ください。

【2024年版】FXスワップポイント集計結果まとめ！約25社、13通貨ペアの付与実績を網羅

「みんなのFX」の低水準の売スワップを活用

売スワップで選ぶなら「みんなのFX」がおすすめです。

みんなのFXは高水準スワップに定評のある業者ですが、同時に、買いスワップ・売スワップが基本的に同値の業者、という特徴も兼ね備えています。

上記画像はみんなのFX公式サイトより抜粋した、スワップカレンダーの一部です。

ご覧いただければ分かるように、ほとんどの付与実績にて、買スワップと売スワップが同値（相殺できる状態）になっています。

そのため、高水準スワップを実現しつつ、みんなのFXは「マイナススワップが極力低く抑えられているFX業者」でもあるのです。

みんなのFXのスワップポイント徹底解説！付与時間はいつ？受け取りは可能？過去の履歴は？税金は？

みんなのFX 公式サイト

プラスのスワップポイントで選ぶなら、LIGHT FXの「LIGHTペア」がおすすめです。

LIGHTペアは、LIGHT FXにて新たにリリースされた銘柄で、通常の通貨ペアとは別に用意されています。

下記画像を見れば一目瞭然ですが、通常銘柄に比べてスワップポイントが魅力的です。

（※：2024年11月14日時点に取引ツール上で確認できた情報を掲載しています。最新の情報は公式サイトまたは取引ツールでご確認ください）

LIGHTペアは1取引あたりの最大20万通貨までしか発注できず、最大建玉数量は300万通貨（売/買それぞれ）という制限はあります。

が、それくらいの取引数量で十分足りる、という方にはおすすめ。

LIGHT FX「LIGHTペア」徹底解説！スワップポイント・スプレッドは？通常の通貨ペアとの違いは？

LIGHT FX 公式サイト

【検証】実際に「LIGHT FX」「みんなのFX」でアービトラージしました

「リアルに取引してみないと、本当にアービトラージ（サヤ取り）が成立するか信用できない！」

という方のために、リアル口座で実際に、LIGHT FX（LIGHTペア）とみんなのFXを併用した、アービトラージを実行してみました。

以下は実際の約定履歴になります。

検証目的なのでLot数は低め（それぞれ1万通貨分）ですが、10万通貨を保有する予定であれば、結果を10倍する等していただけたらと思います。

ポジションは2023年7月6日から保有開始し、約半年後の2024年1月9日に決済しました。結果をまとめると以下のようになります。

累計スワップの状況

通貨ペア	買スワップ累計	売スワップ累計	累計スワップ差額（買 – 売）
南アランド円	3545円	-3148円	397円
メキシコペソ円	5067円	-4742円	325円
トルコリラ円	5971円	-5047円	924円
合計	14583円	-12937円	1646円

為替差損益の状況

通貨ペア	為替差損益	為替差損益	為替差損益の差額
南アランド円	852円	-1040円	-188円
メキシコペソ円	847円	-900円	-53円
トルコリラ円	-7221円	6830円	-391円
合計	-5522円	4890円	-632円

累計スワップ＋為替差損益の結果

通貨ペア	スワップ＋為替差損	スワップ＋為替差損	スワップ＋為替差損の差額
南アランド円	4397円	-4188円	209円
メキシコペソ円	5914円	-5642円	272円
トルコリラ円	-1250円	1783円	533円
合計	9061円	-8047円	1014円

スプレッド分のマイナスにより最初はマイナスの状態が続いていましたが、2ヶ月ほど経ってプラスに転じました。

実質的な両建て状態により、為替変動リスクが抑えられているのもしっかり確認できます。

この検証では1万通貨のポジションを保有しましたが、10万通貨であれば約1万円、100万通貨であれば約10万円の利益をアービトラージで得られた計算になります。

あくまで過去の実績にはなりますが、スワップのアービトラージを検討中の方はこの検証結果を参考にしてみてくださいね。

LIGHT FX 公式サイト

みんなのFX 公式サイト

【※注意事項】アービトラージのリスクについて

2社併用によるスワップアービトラージ（サヤ取り）は成立すれば魅力的な手法ですが、当然ながらリスクもあります。

※アービトラージに適した状況の継続は不明

スワップポイントは常に変動します。当記事ではLIGHT FX・みんなのFXの併用を紹介していますが、この手法でスワップ差額を狙える状況は、いつまで続くか分かりません。

スワップの差額がプラスではなくなり、スワップ狙いのアービトラージが成立しなくなる、という事態は起こり得ます。

※相場急変時のロスカットリスク

アービトラージ（サヤ取り）はポジションを保有し続けるのが前提の戦略です。そのため、相場の急変で片方のポジションがロスカットされたら破綻してしまいます。

ロスカットに遭わないよう、余裕を持った資金管理は不可欠です。

※スプレッドによるコスト

前述の通り、為替変動リスクは抑えられますが、スプレッドは発生します。

ポジションを保有し始めてしばらくは、スワップの差額がプラスになったとしても、スプレッドのため総合的な損益はマイナスの状態が続きます。

実質的な両建てを行うことになるので、スプレッドによるコストも増える、という点を考慮する必要があります。

※予期せぬ出来事による取引停止

最近で言うと、ロシアのウクライナ侵攻の影響で、FX各社がロシアルーブル円の取引を停止しました。

ロシアルーブル円は高スワップを狙える銘柄として注目を集めていましたが、突如として状況が急変。スワップを狙うどころではなくなりました。

このような事態は希ですが、ポジションを長期保有するのであれば、予期せぬ出来事が起こり得る、というリスクは考慮しておくべきでしょう。

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