【FX】スワップアービトラージ（サヤ取り）徹底特集！買いスワップ・売りスワップの有利な会社を抽出！

ここでは、スワップポイントのアービトラージ（サヤ取り）を徹底解説しています。

スワップポイントは業者によって異なるため、同一通貨ペアでもA社のマイナススワップよりB社のプラススワップの方が高い状態が生じ得ます。

この状態を活用すれば、為替変動リスクを実質ゼロにしつつ、プラススワップとマイナススワップの差額を狙うことが可能。

当記事では、スワップのアービトラージ（サヤ取り）を解説。

さらに、当サイトで収集したデータを元に、米ドル円やトルコリラ円など6銘柄を対象として、買いスワップ・売りスワップの付与実績が魅力的であり、アービトラージにおすすめのFX会社を紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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スワップのアービトラージ（サヤ取り）とは？
買いスワップ・売りスワップ一覧比較表（1ヶ月分）
ハンガリーフォリント円とチェココルナ円もおすすめ
1. HUFJPY（ハンガリーフォリント円）
2. CZKJPY（チェココルナ円）
「みんなのFX」の低水準の売スワップを活用
「LIGHT FX」のLIGHTペアで高水準スワップを狙う！
【検証】実際に「LIGHT FX」「みんなのFX」でアービトラージしました
【※注意事項】アービトラージのリスクについて

スワップのアービトラージ（サヤ取り）とは？

当記事では、FX取引を対象とした、スワップポイント狙いのアービトラージ（サヤ取り）を紹介しています。

クロス円の場合は基本的に、買いポジションを保有した場合はプラスのスワップが発生し、売りポジションを保有した場合はマイナスのスワップが発生します（現在の日本は超低金利のため）。

この買い・売りのスワップですが、単一の業者内の場合は、プラスのスワップよりもマイナスのスワップが大きい、あるいは同値となります。

【例1：同一業者内だと…】

A社ドル円買スワップ= +150円
A社ドル円売スワップ = -170円
（↑マイナススワップの方が大きい）

ですので、単一業者内にて両建てを行い、同数量の買いポジションと売りポジションを保有してアービトラージを行おうとしても、スワップ差益を狙うのは不可能というのが通常です。

ですが、異なるFX業者を利用すれば、アービトラージでスワップポイントを狙うことが可能な場合があります。

スワップポイントはFX業者によって異なっているため、A社の買いスワップの方が、B社の売りスワップよりも大きい、という状態があり得ます。

【例2：異なる業者間だと…】

A社ドル円買スワップ= +150円
B社ドル円売スワップ = -120円
（↑プラススワップの方が大きい場合がある！）

A社の買いスワップの方が大きいため、差額は+30円。

この状況を利用して、2社併用によるアービトラージができます。

例えば、A社で10万通貨の買いポジションを保有し、同時に、B社で10万通貨の売りポジションを保有。

すると、2社による両建て状態が成立し、スプレッドは発生しますが、為替変動リスクは実質的にゼロになります。

為替変動リスクを抑えつつ、ポジションを保有し続けることで、買いスワップと売スワップの差額がどんどん積み重なっていく、という状況が狙えるわけです。

これがスワップのアービトラージ（サヤ取り）です。

買いスワップ・売りスワップ一覧比較表（1ヶ月分）

スワップのアービトラージで重要なのが、買いスワップと売スワップの差額が良い感じのFX業者を見つけなければ成立しないということ。

そこで当記事では、約20社の国内FX会社を対象として、買いスワップ・売りスワップの月間実績を集計。それぞれが有利な順に並べて、アービトラージにおすすめの業者を探してみました。

以下では6銘柄（USDJPY、TRYJPY、MXNJPY、ZARJPY、ADUJPY、NZDJPY）の比較表を掲載。あくまで過去の実績ではありますが、業者選びの参考にしてみてくださいね。

（※：以下の比較表では店頭FX業者のみ掲載しており、取引所FX（くりっく３６５）は対象外としています）

USDJPY（米ドル円）

FX会社	買いスワップ（1ヶ月分）	FX会社	売りスワップ（1ヶ月分）
セントラル短資ＦＸ	4910円	GMOクリック証券	-4704円
マネースクエア	4879円	マネックス証券	-4722円
GMO外貨	4797円	楽天証券（楽天FX）	-4754円
LIGHT FX（LIGHTペア）	4786円	楽天証券（楽天MT4）	-4754円
GMOクリック証券	4704円	LIGHT FX（LIGHTペア）	-4786円
SBI FXトレード	4690円	GMO外貨	-4797円
みんなのFX	4649円	SBI FXトレード	-4914円
LIGHT FX（通常銘柄）	4649円	みんなのFX	-4929円
外為どっとコム	4592円	LIGHT FX（通常銘柄）	-4929円
インヴァスト証券	4590円	ゴールデンウェイ・ジャパン	-5370円
ヒロセ通商	4572円	外為どっとコム	-5432円
JFX	4572円	IG証券	-5509円
岡三オンライン	4572円	ヒロセ通商	-5562円
楽天証券（楽天FX）	4558円	JFX	-5562円
楽天証券（楽天MT4）	4558円	岡三オンライン	-5562円
松井証券	4467円	松井証券	-5587円
三菱UFJ eスマート証券 FX	4185円	三菱UFJ eスマート証券 FX	-5725円
IG証券	4106円	インヴァスト証券	-5990円
マネックス証券	3602円	外為オンライン	-6255円
アイネット証券	3400円	サクソバンク証券	-6410.01円
外為オンライン	3315円	アイネット証券	-6525円
サクソバンク証券	3252円	OANDA証券	-6539.2円
OANDA証券	3228.1円	マネースクエア	-7231円
ゴールデンウェイ・ジャパン	2455円	セントラル短資ＦＸ	-7910円

（※：2025年2月に発生した各社の月間累計スワップポイントを掲載しています。いずれも1万通貨単位。スワップポイントは常に変動しますので、最新の数値は各社のスワップポイント掲載ページにてご確認ください）

買い・売りスワップが有利な業者で計算すると…

比較表の一番上に記載している「セントラル短資ＦＸ」と「GMOクリック証券」のスワップポイントで計算してみると、4910円 -4704円＝ 206円になります。

詳しくは公式サイトへセントラル短資ＦＸ

詳しくは公式サイトへGMOクリック証券

TRYJPY（トルコリラ円）

FX会社	買いスワップ（1ヶ月分）	FX会社	売りスワップ（1ヶ月分）
セントラル短資ＦＸ	1120円	楽天証券（楽天FX）	-1023円
サクソバンク証券	1102円	楽天証券（楽天MT4）	-1023円
GMOクリック証券	1091円	みんなのFX	-1042.8円
GMO外貨	1081円	LIGHT FX（通常銘柄）	-1042.8円
LIGHT FX（LIGHTペア）	1065.4円	LIGHT FX（LIGHTペア）	-1065.4円
JFX	1064円	GMO外貨	-1081円
みんなのFX	1042.8円	GMOクリック証券	-1091円
LIGHT FX（通常銘柄）	1042.8円	インヴァスト証券	-1112円
マネックス証券	1030円	ヒロセ通商	-1164円
インヴァスト証券	1028円	マネースクエア	-1260円
ヒロセ通商	1024円	松井証券	-1278円
SBI FXトレード	1016円	サクソバンク証券	-1285.01円
外為どっとコム	1015円	IG証券	-1297円
松井証券	1010円	マネックス証券	-1310円
三菱UFJ eスマート証券 FX	987円	JFX	-1344円
IG証券	739円	三菱UFJ eスマート証券 FX	-1407円
OANDA証券	712.9円	SBI FXトレード	-1436円
楽天証券（楽天FX）	295円	外為どっとコム	-1575円
楽天証券（楽天MT4）	295円	OANDA証券	-1678.9円
外為オンライン	205円	アイネット証券	-1720円
マネースクエア	168円	外為オンライン	-1765円
アイネット証券	136円	セントラル短資ＦＸ	-2065円

買い・売りスワップが有利な業者で計算すると…

比較表の一番上に記載している「セントラル短資ＦＸ」と「楽天証券（楽天FX）」のスワップポイントで計算してみると、1120円 -1023円＝ 97円になります。

詳しくは公式サイトへセントラル短資ＦＸ

詳しくは公式サイトへ楽天証券（楽天FX）

MXNJPY（メキシコペソ円）

FX会社	買いスワップ（1ヶ月分）	FX会社	売りスワップ（1ヶ月分）
GMO外貨	6240円	マネースクエア	-4320円
JFX	5880円	みんなのFX	-5348円
GMOクリック証券	5730円	LIGHT FX（通常銘柄）	-5348円
LIGHT FX（LIGHTペア）	5457円	LIGHT FX（LIGHTペア）	-5457円
松井証券	5450円	GMOクリック証券	-5730円
三菱UFJ eスマート証券 FX	5440円	IG証券	-5740円
みんなのFX	5348円	マネックス証券	-5960円
LIGHT FX（通常銘柄）	5348円	インヴァスト証券	-6140円
インヴァスト証券	5300円	楽天証券（楽天FX）	-6220円
ヒロセ通商	5280円	楽天証券（楽天MT4）	-6220円
外為どっとコム	5270円	GMO外貨	-6240円
セントラル短資ＦＸ	5270円	サクソバンク証券	-6455.3円
SBI FXトレード	5140円	SBI FXトレード	-6490円
楽天証券（楽天FX）	5130円	外為どっとコム	-6670円
楽天証券（楽天MT4）	5130円	ヒロセ通商	-6680円
マネックス証券	5120円	三菱UFJ eスマート証券 FX	-6840円
IG証券	4820円	外為オンライン	-7100円
ゴールデンウェイ・ジャパン	4590円	JFX	-7280円
サクソバンク証券	4061.5円	ゴールデンウェイ・ジャパン	-7560円
OANDA証券	3805円	アイネット証券	-7790円
アイネット証券	2410円	セントラル短資ＦＸ	-8070円
外為オンライン	2350円	松井証券	-8250円
マネースクエア	2160円	OANDA証券	-12156円

（※：2025年2月に発生した各社の月間累計スワップポイントを掲載しています。いずれも10万通貨単位。スワップポイントは常に変動しますので、最新の数値は各社のスワップポイント掲載ページにてご確認ください）

買い・売りスワップが有利な業者で計算すると…

比較表の一番上に記載している「GMO外貨」と「マネースクエア」のスワップポイントで計算してみると、6240円 -4320円＝ 1920円になります。

詳しくは公式サイトへGMO外貨

詳しくは公式サイトへマネースクエア

ZARJPY（南アフリカランド円）

FX会社	買いスワップ（1ヶ月分）	FX会社	売りスワップ（1ヶ月分）
GMOクリック証券	4810円	マネースクエア	-3920円
JFX	4760円	みんなのFX	-4373円
GMO外貨	4690円	LIGHT FX（通常銘柄）	-4373円
松井証券	4560円	LIGHT FX（LIGHTペア）	-4543円
LIGHT FX（LIGHTペア）	4543円	GMO外貨	-4690円
ゴールデンウェイ・ジャパン	4540円	GMOクリック証券	-4810円
インヴァスト証券	4480円	マネックス証券	-4880円
三菱UFJ eスマート証券 FX	4480円	楽天証券（楽天FX）	-4890円
みんなのFX	4373円	楽天証券（楽天MT4）	-4890円
LIGHT FX（通常銘柄）	4373円	IG証券	-5030円
ヒロセ通商	4350円	SBI FXトレード	-5170円
岡三オンライン	4350円	セントラル短資ＦＸ	-5320円
SBI FXトレード	4330円	三菱UFJ eスマート証券 FX	-5320円
外為どっとコム	4290円	サクソバンク証券	-5580円
楽天証券（楽天FX）	4050円	外為どっとコム	-5690円
楽天証券（楽天MT4）	4050円	ヒロセ通商	-5750円
マネックス証券	4040円	岡三オンライン	-5750円
IG証券	3950円	インヴァスト証券	-6160円
サクソバンク証券	3330円	ゴールデンウェイ・ジャパン	-6240円
外為オンライン	1400円	松井証券	-7360円
OANDA証券	1199円	JFX	-7560円
アイネット証券	1120円	OANDA証券	-7927円
セントラル短資ＦＸ	1120円	外為オンライン	-8500円
マネースクエア	560円	アイネット証券	-8600円

買い・売りスワップが有利な業者で計算すると…

比較表の一番上に記載している「GMOクリック証券」と「マネースクエア」のスワップポイントで計算してみると、4810円 -3920円＝ 890円になります。

詳しくは公式サイトへGMOクリック証券

詳しくは公式サイトへマネースクエア

AUDJPY（豪ドル円）

FX会社	買いスワップ（1ヶ月分）	FX会社	売りスワップ（1ヶ月分）
マネースクエア	3146円	GMOクリック証券	-2682円
OANDA証券	2930.4円	みんなのFX	-2760円
GMO外貨	2853円	LIGHT FX（通常銘柄）	-2760円
みんなのFX	2760円	LIGHT FX（LIGHTペア）	-2760円
LIGHT FX（通常銘柄）	2760円	マネックス証券	-2827円
LIGHT FX（LIGHTペア）	2760円	楽天証券（楽天FX）	-2828円
ヒロセ通商	2751円	楽天証券（楽天MT4）	-2828円
JFX	2751円	GMO外貨	-2853円
岡三オンライン	2751円	SBI FXトレード	-3003円
SBI FXトレード	2723円	外為どっとコム	-3112円
外為どっとコム	2692円	ゴールデンウェイ・ジャパン	-3160円
楽天証券（楽天FX）	2683円	松井証券	-3219円
楽天証券（楽天MT4）	2683円	セントラル短資ＦＸ	-3220円
GMOクリック証券	2682円	IG証券	-3404円
インヴァスト証券	2595円	OANDA証券	-3411.8円
セントラル短資ＦＸ	2520円	三菱UFJ eスマート証券 FX	-3486円
三菱UFJ eスマート証券 FX	2506円	ヒロセ通商	-3534円
IG証券	2353円	JFX	-3534円
松井証券	2299円	岡三オンライン	-3534円
外為オンライン	2090円	サクソバンク証券	-3850円
アイネット証券	2075円	インヴァスト証券	-3855円
マネックス証券	1987円	外為オンライン	-3895円
サクソバンク証券	1869.01円	マネースクエア	-3930円
ゴールデンウェイ・ジャパン	1080円	アイネット証券	-4045円

買い・売りスワップが有利な業者で計算すると…

比較表の一番上に記載している「マネースクエア」と「GMOクリック証券」のスワップポイントで計算してみると、3146円 -2682円＝ 464円になります。

詳しくは公式サイトへマネースクエア

詳しくは公式サイトへGMOクリック証券

NZDJPY（NZドル円）

FX会社	買いスワップ（1ヶ月分）	FX会社	売りスワップ（1ヶ月分）
マネースクエア	2713円	GMOクリック証券	-2156円
インヴァスト証券	2585円	楽天証券（楽天FX）	-2181円
OANDA証券	2502.8円	楽天証券（楽天MT4）	-2181円
GMO外貨	2465円	みんなのFX	-2365円
松井証券	2417円	LIGHT FX（通常銘柄）	-2365円
ヒロセ通商	2404円	LIGHT FX（LIGHTペア）	-2365円
JFX	2404円	マネックス証券	-2397円
岡三オンライン	2404円	GMO外貨	-2465円
みんなのFX	2365円	セントラル短資ＦＸ	-2530円
LIGHT FX（通常銘柄）	2365円	SBI FXトレード	-2611円
LIGHT FX（LIGHTペア）	2365円	外為どっとコム	-2741円
SBI FXトレード	2331円	OANDA証券	-2809.5円
外為どっとコム	2321円	IG証券	-2966円
GMOクリック証券	2156円	三菱UFJ eスマート証券 FX	-3100円
三菱UFJ eスマート証券 FX	2120円	松井証券	-3173円
セントラル短資ＦＸ	2110円	サクソバンク証券	-3413.02円
IG証券	2080円	マネースクエア	-3469円
楽天証券（楽天FX）	2041円	ゴールデンウェイ・ジャパン	-3590円
楽天証券（楽天MT4）	2041円	外為オンライン	-3605円
サクソバンク証券	1606.01円	アイネット証券	-3685円
マネックス証券	1557円	インヴァスト証券	-3705円
外為オンライン	1225円	ヒロセ通商	-3944円
アイネット証券	1145円	JFX	-3944円
ゴールデンウェイ・ジャパン	930円	岡三オンライン	-3944円

買い・売りスワップが有利な業者で計算すると…

比較表の一番上に記載している「マネースクエア」と「GMOクリック証券」のスワップポイントで計算してみると、2713円 -2156円＝ 557円になります。

詳しくは公式サイトへマネースクエア

詳しくは公式サイトへGMOクリック証券

ハンガリーフォリント円とチェココルナ円もおすすめ

最近話題の「ハンガリーフォリント円（HUFJPY）」と「チェココルナ円（CZKJPY）」もおすすめです。以下の表では、取り扱い各社の1ヶ月分のスワップを比較してみました。

特に、LIGHT FXがリリースした新銘柄である、LIGHTペア版のハンガリーフォリント円とチェココルナ円は要チェック。

アービトラージに限らず、高水準スワップポイントを狙っている方は、ぜひLIGHT FXのLIGHTペアをチェックしてみてくださいね。

LIGHT FX「LIGHTペア（ライトモード）」徹底解説！スワップ・スプレッドは？通常銘柄との違いは？

HUFJPY（ハンガリーフォリント円）

FX会社	買いスワップ（1ヶ月分）	FX会社	売りスワップ（1ヶ月分）
セントラル短資ＦＸ	2800円	みんなのFX	-1680円
ヒロセ通商	1960円	LIGHT FX（通常銘柄）	-1680円
みんなのFX	1680円	LIGHT FX（LIGHTペア）	-1680円
LIGHT FX（通常銘柄）	1680円	IG証券	-2230円
LIGHT FX（LIGHTペア）	1680円	サクソバンク証券	-2256円
三菱UFJ eスマート証券 FX	1680円	セントラル短資ＦＸ	-2800円
IG証券	1630円	三菱UFJ eスマート証券 FX	-2800円
サクソバンク証券	1420円	ヒロセ通商	-3360円

（※：2025年2月に発生した各社の月間累計スワップポイントを掲載しています。いずれも100万通貨単位。スワップポイントは常に変動しますので、最新の数値は各社のスワップポイント掲載ページにてご確認ください）

買い・売りスワップが有利な業者で計算すると…

比較表の一番上に記載している「セントラル短資ＦＸ」と「みんなのFX」のスワップポイントで計算してみると、2800円 -1680円＝ 1120円になります。

詳しくは公式サイトへセントラル短資ＦＸ

詳しくは公式サイトへみんなのFX

CZKJPY（チェココルナ円）

FX会社	買いスワップ（1ヶ月分）	FX会社	売りスワップ（1ヶ月分）
ヒロセ通商	1960円	みんなのFX	-1680円
JFX	1960円	LIGHT FX（通常銘柄）	-1680円
みんなのFX	1680円	LIGHT FX（LIGHTペア）	-1680円
LIGHT FX（通常銘柄）	1680円	三菱UFJ eスマート証券 FX	-2240円
LIGHT FX（LIGHTペア）	1680円	IG証券	-3530円
三菱UFJ eスマート証券 FX	1120円	ヒロセ通商	-4480円
IG証券	270円	JFX	-4480円

買い・売りスワップが有利な業者で計算すると…

比較表の一番上に記載している「ヒロセ通商」と「みんなのFX」のスワップポイントで計算してみると、1960円 -1680円＝ 280円になります。

詳しくは公式サイトへヒロセ通商

詳しくは公式サイトへみんなのFX

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「みんなのFX」の低水準の売スワップを活用

売スワップで選ぶなら「みんなのFX」がおすすめです。

みんなのFXは高水準スワップに定評のある業者ですが、同時に、買いスワップ・売スワップが基本的に同値の業者、という特徴も兼ね備えています。

上記画像はみんなのFX公式サイトより抜粋した、スワップカレンダーの一部です。

ご覧いただければ分かるように、ほとんどの付与実績にて、買スワップと売スワップが同値（相殺できる状態）になっています。

そのため、高水準スワップを実現しつつ、みんなのFXは「マイナススワップが極力低く抑えられているFX業者」でもあるのです。

みんなのFXのスワップポイント徹底解説！付与時間はいつ？受け取りは可能？過去の履歴は？税金は？

みんなのFX 公式サイト

プラスのスワップポイントで選ぶなら、LIGHT FXの「LIGHTペア」がおすすめです。

LIGHTペアは、LIGHT FXにて新たにリリースされた銘柄で、通常の通貨ペアとは別に用意されています。

下記画像を見れば一目瞭然ですが、通常銘柄に比べてスワップポイントが魅力的です。

（※：2025年3月18日時点に取引ツール上で確認できた情報を掲載しています。最新の情報は公式サイトまたは取引ツールでご確認ください）

LIGHTペアは1取引あたりの最大20万通貨までしか発注できず、最大建玉数量は300万通貨（売/買それぞれ）という制限はあります。

が、それくらいの取引数量で十分足りる、という方にはおすすめ。

LIGHT FX「LIGHTペア（ライトモード）」徹底解説！スワップ・スプレッドは？通常銘柄との違いは？

LIGHT FX 公式サイト

【検証】実際に「LIGHT FX」「みんなのFX」でアービトラージしました

「リアルに取引してみないと、本当にアービトラージ（サヤ取り）が成立するか信用できない！」

という方のために、リアル口座で実際に、LIGHT FX（LIGHTペア）とみんなのFXを併用した、アービトラージを実行してみました。

以下は実際の約定履歴になります。

検証目的なのでLot数は低め（それぞれ1万通貨分）ですが、10万通貨を保有する予定であれば、結果を10倍する等していただけたらと思います。

ポジションは2023年7月6日から保有開始し、約半年後の2024年1月9日に決済しました。結果をまとめると以下のようになります。

累計スワップの状況

通貨ペア	買スワップ累計	売スワップ累計	累計スワップ差額（買 – 売）
南アランド円	3545円	-3148円	397円
メキシコペソ円	5067円	-4742円	325円
トルコリラ円	5971円	-5047円	924円
合計	14583円	-12937円	1646円

為替差損益の状況

通貨ペア	為替差損益	為替差損益	為替差損益の差額
南アランド円	852円	-1040円	-188円
メキシコペソ円	847円	-900円	-53円
トルコリラ円	-7221円	6830円	-391円
合計	-5522円	4890円	-632円

累計スワップ＋為替差損益の結果

通貨ペア	スワップ＋為替差損	スワップ＋為替差損	スワップ＋為替差損の差額
南アランド円	4397円	-4188円	209円
メキシコペソ円	5914円	-5642円	272円
トルコリラ円	-1250円	1783円	533円
合計	9061円	-8047円	1014円

スプレッド分のマイナスにより最初はマイナスの状態が続いていましたが、2ヶ月ほど経ってプラスに転じました。

実質的な両建て状態により、為替変動リスクが抑えられているのもしっかり確認できます。

この検証では1万通貨のポジションを保有しましたが、10万通貨であれば約1万円、100万通貨であれば約10万円の利益をアービトラージで得られた計算になります。

あくまで過去の実績にはなりますが、スワップのアービトラージを検討中の方はこの検証結果を参考にしてみてくださいね。

LIGHT FX 公式サイト

みんなのFX 公式サイト

【※注意事項】アービトラージのリスクについて

2社併用によるスワップアービトラージ（サヤ取り）は成立すれば魅力的な手法ですが、当然ながらリスクもあります。

※アービトラージに適した状況の継続は不明

スワップポイントは常に変動します。当記事ではLIGHT FX・みんなのFXの併用を紹介していますが、この手法でスワップ差額を狙える状況は、いつまで続くか分かりません。

スワップの差額がプラスではなくなり、スワップ狙いのアービトラージが成立しなくなる、という事態は起こり得ます。

※相場急変時のロスカットリスク

アービトラージ（サヤ取り）はポジションを保有し続けるのが前提の戦略です。そのため、相場の急変で片方のポジションがロスカットされたら破綻してしまいます。

ロスカットに遭わないよう、余裕を持った資金管理は不可欠です。

※スプレッドによるコスト

前述の通り、為替変動リスクは抑えられますが、スプレッドは発生します。

ポジションを保有し始めてしばらくは、スワップの差額がプラスになったとしても、スプレッドのため総合的な損益はマイナスの状態が続きます。

実質的な両建てを行うことになるので、スプレッドによるコストも増える、という点を考慮する必要があります。

※予期せぬ出来事による取引停止

最近で言うと、ロシアのウクライナ侵攻の影響で、FX各社がロシアルーブル円の取引を停止しました。

ロシアルーブル円は高スワップを狙える銘柄として注目を集めていましたが、突如として状況が急変。スワップを狙うどころではなくなりました。

このような事態は希ですが、ポジションを長期保有するのであれば、予期せぬ出来事が起こり得る、というリスクは考慮しておくべきでしょう。

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