IG証券(FX/CFD)最大ロット数・最大取引数量を徹底解説!ノックアウトやトルコリラ円の上限まで

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IG証券(FX/CFD)最大ロット数・最大取引数量を徹底解説!

ここでは、IG証券のFX/CFDにおける最大ロット数・最大取引数量を解説しています。

IG証券の最大ロット数・建玉上限に関するスペックを解説。FXで設けられている「大口銘柄」「標準銘柄」の違いも紹介しています。さらに、最大ロット数・最大取引数量の他社比較も掲載。

また、IG証券の「ノックアウトオプション」の最大ロット数や、「トルコリラ円」の最大ロット数の解説も行っています。

「IG証券の最大ロット数・最大取引数量は?」「IG証券の最大ロット数は他社と比べてどうなの?」「ノックアウトオプションの建玉制限はある?」といった疑問をお持ちの方はぜひ参考にしてみてくださいね。

IG証券のFX/CFD最大ロット数・最大取引数量

IG証券のFX/CFD最大ロット数・最大取引数量

最大ロット数・最大取引数量は「原則上限なし」

IG証券では、後ほどお伝えするFXの標準銘柄を除き、FXもCFDも1取引あたりの最大発注数量は「原則上限なし」となっています。保有できる最大ロット数(建玉上限)も「原則上限なし」です。

また、FXの標準銘柄では1取引あたりの最大発注数量が制限されていますが、一方で、保有できる最大ロット数は標準銘柄も原則上限なしとなっています。

国内のFX会社では保有できる最大ロット数および最大取引数量にて、ある程度の制限を設けるのが一般的なのですが、IG証券は原則上限なし。これは異例の設定と言えます。

そのため、最大ロット数・最大取引数量で選ぶならIG証券がおすすめ。

ただし、基本的には上限なしで取引可能となっていますが、1取引あたりの最大発注可能数に関しては、相場状況により変更される場合もあります。以下はIG証券公式サイトより抜粋したもの。

IG証券のFX/CFD最大ロット数・最大取引数量
出所:IG証券公式サイト ヘルプ&サポート

 

相場の急変動などにより制限がかかっている場合、取引画面で発注ボタンを押しても注文が通りません。とはいえあくまで例外的な対応になるので、しばらく時間をおいてから再度発注してみたり、数量を調整したりしてみてください。

FXの「大口銘柄」は発注上限なし、「標準銘柄」は発注上限あり

IG証券ではFXに限り、一部通貨ペアにて「大口銘柄」「標準銘柄」の区別を行っています。大口・標準で区別されている通貨ペアは、取引画面上で「USD/JPY(標準)」「USD/JPY(大口)」といった表記がされています。どちらの表記もない通貨ペアに関しては、大口・標準の区別がないということになります。

IG証券のFX/CFD最大ロット数・最大取引数量

大口・標準の区別が行われている米ドル円などの通貨ペアは、取引画面にて大口・標準の切り替えが可能となっています。

また、大口銘柄と標準銘柄には「1取引あたりの最大発注数量が違う」「配信レートおよびスプレッドが違う」という差があります。

大口銘柄は1取引あたりの最大発注数量が原則上限なしですが、標準銘柄の最大発注数量には制限が設けられています。ですがその代わり、標準銘柄の方がスプレッドが狭いです。

標準銘柄の1取引あたりの最大発注数量は基本的に「100ロット」となっています。IG証券の1ロットは1万通貨ですので「100万通貨」までの発注が可能ということになります。ただし、後ほどお伝えするトルコリラ円の標準銘柄のように、最大250ロットの発注が可能な場合もあります。

IG証券のFX/CFD最大ロット数・最大取引数量
出所:IG証券公式サイト FX銘柄詳細情報

 

また、既にお伝えしている通り、大口銘柄と標準銘柄では最大発注数量に違いがありますが、保有できる最大ロット数に関してはいずれも原則上限なしとなります。そのため、最大発注数量が制限内で問題ないという場合は、スプレッドが有利な標準銘柄での取引がおすすめです。

大口銘柄と標準銘柄について、米ドル円など主要通貨ペアのスプレッドを以下にまとめてみました。調査時点の情報になりますが、気になる方はぜひご参照ください。

【IG証券】主要通貨ペア スプレッド一覧表

注文数量
(銘柄)
米ドル円 ユーロ円 ポンド円 豪ドル円 ユーロ米ドル
100万通貨以下
(標準銘柄)
0.4 0.5 0.9 0.7 0.4pips
原則上限なし
(大口銘柄)
1.5 1.1 2.0 1.3 0.6pips

(※:「100万通貨以下(標準銘柄)」の米ドル円以外の上記スプレッドはAM9:00〜翌AM3:00(英国通常時間)の時間帯にて原則固定・例外あり)
(※:「100万通貨以下(標準銘柄)」の米ドル円、および「原則上限なし(大口銘柄)」の上記スプレッドは2024年12月17日時点に取引画面で確認した数値。いずれもスプレッドは変動制ですので、取引の際は最新のスプレッドをご確認ください)

 

【補足】IG証券は保有ロット数で証拠金維持率が変動

【補足】IG証券は保有ロット数で証拠金維持率が変動

IG証券では「変動証拠金制度」を導入しており、保有ロット数に応じて維持証拠金率が変動する仕様となっています。これはFXとCFD両方で適用されています。

例えば、米ドル円の場合は5073.28ロットを上回るポジションを保有した場合、上回ったポジションに限り維持証拠金率が15%になります。

また、米ドル円では上記画像のような設定となっていますが、維持証拠金率の変動は銘柄によって設定が異なっています。

各銘柄の維持証拠金率に関しては、PCツールの場合は各銘柄の「詳細」の項目から、スマホアプリの場合は「取引情報」から確認できます。

IG証券の最大ロット数を他FX会社と比較

IG証券の最大ロット数を他FX会社と比較

「IG証券の最大ロット数・最大取引数量を他のFX会社と比較したい!」という方のために、人気FX会社と最大取引数量を比較した表を用意しました。

以下の表では、IG証券を含め、GMOクリック証券や外為どっとコムなど、大口取引におすすめの国内FX会社のスペックを掲載しています。「スプレッド(米ドル円)」「発注上限」「建玉上限(数量)」「建玉上限(件数)」をまとめて比較。ぜひ参考にしてみてくださいね。

FX最大取引数量 一覧比較表

※「建玉上限(数量)」「建玉上限(件数)」はいずれも全通貨ペア合計の数値。
※「通常銘柄」「大口銘柄」の取り扱いがある場合はそれぞれのスペックを掲載。
※ 外為どっとコムとSBI FXトレードは1取引あたりの注文数量によってスプレッドが異なります。

FX会社 スプレッド
(米ドル円)
発注上限 建玉上限
(数量)
建玉上限
(件数)
公式サイト
[IG証券]IG証券(通常銘柄) 0.4 100万通貨 原則上限なし 原則上限なし 詳細
[IG証券]IG証券(大口銘柄) 1.5 原則上限なし
[GMOクリック証券]GMOクリック証券(通常銘柄) 0.2 100万通貨 4,000万通貨 設定なし 詳細
[GMOクリック証券]GMOクリック証券(大口銘柄) 2.4 200万通貨
[外為どっとコム]外為どっとコム(100万通貨以下) 0.2 100万通貨 5億通貨 2,000 詳細
[外為どっとコム]外為どっとコム(100万超〜300万通貨) 0.8 300万通貨
[外為どっとコム]外為どっとコム(300万超〜500万通貨) 1.2 500万通貨
[みんなのFX]みんなのFX(標準銘柄) 0.2 100万通貨 5,000万通貨 500 詳細
[みんなのFX]みんなのFX(大口銘柄) 0.6 300万通貨
[ヒロセ通商]ヒロセ通商(通常銘柄) 0.2 100万通貨 設定なし 1,300 詳細
[ヒロセ通商]ヒロセ通商(大口銘柄) 1.9~2.6 300万通貨
[SBI FXトレード]SBI FXトレード(100万通貨以下) 0.18 100万通貨 設定なし 2,000 詳細
[SBI FXトレード]SBI FXトレード(100万超〜300万通貨以下) 0.2 300万通貨
[SBI FXトレード]SBI FXトレード(300万超〜500万通貨以下) 1.18 500万通貨
[SBI FXトレード]SBI FXトレード(500万超〜1,000万通貨以下) 1.18 1000万通貨

(※:GMOクリック証券(通常銘柄)のスプレッドはAM9:00〜翌AM3:00の時間帯で原則固定・例外あり)
(※:外為どっとコム(100万通貨以下)のスプレッドはAM9:00〜翌AM3:00の時間帯で原則固定・例外あり。100万通貨超の注文では100万通貨以下の注文における原則固定スプレッドに、一定値を加算したスプレッドが適用)
(※:みんなのFX(通常銘柄)のスプレッドはAM8:00〜翌AM5:00の時間帯で原則固定・例外あり)
(※:ヒロセ通商(通常銘柄)のスプレッドはAM9:00〜翌AM3:00の時間帯で原則固定・例外あり)
(※:SBI FXトレードのスプレッドは取引数量ごとに適用される基準値を掲載)
(※:原則固定対象外のスプレッドは2024年12月17日時点に取引画面で確認した数値。ヒロセ通商(大口銘柄)のスプレッドのみ同社公式サイトで公開されている2024/11/1~11/30の期間における実績値を掲載)

 

FX・CFD会社の最大ロット・取引数量を徹底比較!

【FX】国内業者の最大ロット・最大取引数量を徹底比較!

当サイトでは、FX会社およびCFD対応会社を対象として、最大ロット数・最大取引数量の比較記事も用意しています。

当記事で紹介しているIG証券はもちろん、GMOクリック証券や外為どっとコム、SBI FXトレードなど大口取引におすすめの国内業者のスペックを徹底比較。

FX会社の最大ロット比較に関しては、大口取引を対象としたスプレッド比較(毎月更新)も実施しています。興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。

IG証券の「ノックアウトオプション」の最大ロット数は?

IG証券の「ノックアウトオプション」の最大ロット数は?

次に、IG証券の「ノックアウトオプション」の最大ロット数も確認してみましょう。同社のノックアウトオプションでは、通貨ペアごとに「同一ノックアウトレベルの保有ロット数上限」が設けられています。

IG証券のノックアウトオプションにおける、同一レベルの保有ロット数上限は公式サイトで確認できます。以下はその一部を抜粋したもの。

IG証券の「ノックアウトオプション」の最大ロット数は?
出所:IG証券公式サイト ノックアウト・オプション銘柄詳細情報

 

米ドル円やユーロ米ドルにて「400ロット」の制限が設けられています。ただしこれは一例であり、通貨ペアによって同一レベルの保有ロット数制限は異なります。

IG証券の「ノックアウトオプション」の最大ロット数は?

 

また、同一ノックアウトレベルの保有制限は設けられているのですが、それ以外の保有ロット数には制限がありません。こちらも公式サイトに明記されています。

IG証券のトルコリラ円の最大ロット数は?

IG証券のトルコリラ円の最大ロット数は?

IG証券のトルコリラ円の最大ロット数・最大取引数量が気になる方もいると思うので、そちらも確認してみましょう。

IG証券のトルコリラ円では、米ドル円などと同様に「標準銘柄」と「大口銘柄」が用意されています。

IG証券のトルコリラ円の最大ロット数は?

トルコリラ円の標準銘柄は1取引あたりの最大発注数量が「250ロット(250万通貨)」となっています。ちなみに、トルコリラ円の証拠金率は大口・標準いずれも10%〜です。

IG証券のトルコリラ円の最大ロット数は?

 

大口銘柄には最大発注数量の制限が原則ありません。また、標準銘柄・大口銘柄ともに保有ロット数の上限は原則なしとなります。

IG証券はトルコリラ円のスワップポイントが高水準であり、保有ロット数の上限が原則なしとなっているため、同銘柄の大口取引でスワップを狙いたい方におすすめ。

IG証券における月間スワップポイントの履歴と、スワップ関連のデータ・スペックを以下に掲載していますので、興味のある方はぜひご参照ください。

過去12ヶ月分 トルコリラ円 スワップ履歴

IG証券の月間推移

(※:1万通貨分のTRYJPY買いポジションを、各月1ヶ月間保有した場合のスワップ履歴を掲載)
(※:「約20社平均」の算出の対象は、当サイトのスワップ早見表に掲載しているFX会社です)

IG証券 スワップ関連データ・スペックまとめ

項目 USDJPY TRYJPY MXNJPY ZARJPY
月間スワップ 6112
(月間14位)
1103
(月間17位)
8770
(月間3位)
5820
(月間7位)
スプレッド 0.2 1.5 0.3 1
証拠金率 4 10 5 10
スワップ引出 付与されたスワップは自動的に口座反映/未決済ポジションのスワップ引き出し可能
税金関連 付与されたスワップは自動的に課税対象

(※:月間スワップは2024年12月の買いスワップの累計データ。順位は約20〜25社のデータを元に算出。USDJPY・TRYJPYは1万通貨分、MXNJPY・ZARJPYは10万通貨分の数値)
(※:上記スプレッドは2025年1月6日時点に取引画面にて確認した「標準銘柄」の数値)

 

【約15社掲載】トルコリラ円の建玉上限・最大ロット数を比較!

トルコリラ円の建玉上限・最大ロット数を徹底比較!

IG証券を含め、FX約15社を対象としてトルコリラ円の建玉上限・最大ロット数を比較した記事も用意しています。

FX各社の建玉上限・最大ロット数の比較はもちろん、各社の月間スワップポイント実績と証拠金率もまとめて比較。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

IG証券のキャッシュバック・プログラム(大口向け)

大口トレーダー向け「キャッシュバック・プログラム」

IG証券は「取引量連動型キャッシュバック・プログラム」を毎月開催中です。

FX、株価指数CFD、商品CFD、債券先物CFD、米国株式CFDを対象として、月間取引量に応じた金額をキャッシュバック。このプログラムにはキャッシュバック金額は上限なしとなっています。

月ごとに各資産クラス(FX・株価指数・商品・債券先物)を合算した「月間総取引量」を計測。その総取引量が円換算で10億円以上になった場合にキャンペーン対象となることが可能であり、総取引量が増えるほどレベルが1〜7まで上昇。レベルが高いほどキャッシュバック金額が増加する仕組みとなってます。以下はその内訳。

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ただし、米国株式CFDのみ個別に月間総取引量の計算が行われるため、他の資産クラスとは合算されません。米国株式CFDは月間総取引量が150万ドル以上の方が対象となります。

また、当キャンペーンのキャッシュバック例は以下のようになっています。

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取引量連動型キャッシュバック・プログラムは適用のハードルが高めとなっていますので、大口トレーダーの方におすすめの特典となっています。

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