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比較チャート(相関分析)が使えるFXチャートツール徹底特集!
チャート分析をするときに、単一の通貨ペアだけではなく関連する複数の通貨ペアについて、それらの動きを効率よく同時にチェックしたい。そのためにいくつかのチャート画面を並べて開くのも一つの方法なのですが、「比較チャート」という便利な機能を活用するのもおすすめです。
比較チャートは、複数のチャートを同じ画面に重ねて表示させて、各種銘柄の値動きをまとめて確認できるというもの。通貨ペア同士の比較だけでなく、FX業者によっては日経225やTOPIX、WTI(原油)、GOLD(金)といった銘柄のチャートもあわせて見ることが可能です。
このページではそんな比較チャートに対応しているFX業者・チャートツールをまとめて紹介をしています。比較チャート機能が使えるチャートツールをお探しの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Webブラウザチャートが使えるFX業者の分析ツール比較はこちら
比較チャートが使えるFX業者・ツール一覧比較
FX業者・ツール | 最大同時比較数 | 対応銘柄 | 表示可能足種 | 便利機能 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
「G.comチャート」 | 4銘柄 | 30通貨ペア | 12種類 | 相関分析 データ差分分析 |
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「プラチナチャート」 | 4銘柄 | 20通貨ペア(+CFD銘柄他) | 17種類 | 描画可能 ライン、ローソク、バー、ドットからチャートタイプ指定可能 |
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「TradingView(※)」 | 制限なし | 34通貨ペア | 12種類 | TradingViewチャートが無料 テクニカル指標表示、描画可能 |
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「TradingView(※)」 | 制限なし | 46通貨ペア | 12種類 | TradingViewチャートが無料 テクニカル指標表示、描画可能 |
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「FXトレーダー・プラス」 | 20銘柄 | 20通貨ペア | 18種類 | 絶対比較 相対比較 スプレッド比較 |
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「LIONチャートPlus+」 | 2銘柄 | 54通貨ペア | 14種類 | 対応銘柄が豊富 iPad対応 |
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「プログレッシブチャート」 | 制限なし | 27通貨ペア | 10種類 | 描画可能 | 詳細 |
「マネックストレーダーFX」 | 4銘柄 | 16通貨ペア(+株価指数や先物等多数) | 11種類 | 相関分析 データ差分分析 |
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(※:みんなのFXとLIGHT FXではツール内にTradingViewチャート機能が内蔵されています)
比較チャート対応のおすすめツールはコレ!
外為どっとコム「G.comチャート」
外為どっとコムで使えるPCチャートツールは2種類あり、その内の「G.comチャート」にて比較チャートが利用可能。G.comチャートはチャート機能に特化したシンプルなツールで初心者の方にもおすすめです。比較チャート機能では、30通貨ペアの中から最大4銘柄まで同時表示が可能で、変動率や価格の推移を比較できます。
相場変動の相関性を強弱で確認できる「相関分析」や、基準通貨ペアと比較通貨ペアの差を確認できる「データ差分分析」もサブチャートで同時に表示できます。Webブラウザ版のツールであり、WindowsはもちろんMac環境でも利用可能。
GMOクリック証券「プラチナチャート」
GMOクリック証券のFXサービスで提供されている「プラチナチャート」にも比較チャート機能が搭載されています。20種類の通貨ペアを表示できるのはもちろん、金や原油、指数などの取り扱っている全CFD銘柄と、米10年積、日本10年積などとの比較ができるのが魅力。
チャートの表示タイプは4種類の中から選択できて、縦軸の値をパーセント、重ね合わせ、価格の3パターンから指定も行えます。
足種は10種類以上と豊富に対応しており、比較チャートにトレンドラインや水平線を描画できるのも特徴的。
GMOクリック証券のプラチナチャートはバージョンアップを経てさらに便利なツールに進化しており、使いやすさの機能性を併せ持つ高機能チャートツールとしておすすめです。
みんなのFX「TradingViewチャート」
みんなのFXでは取引ツール内で「TradingView(トレーディングビュー)」のチャート機能を使うことができます。
TradingViewは世界で6,000万人以上のユーザーに利用されている次世代チャートツール。みんなのFXでは85種類以上のテクニカル指標など、多彩な分析機能を自由に使うことが可能です。
みんなのFXで使えるTradingViewチャートは比較チャート機能を搭載。みんなのFXで取り扱っている全通貨ペアの比較が可能です。
比較チャートにおける通貨ペアの表示数に制限はありません。また、比較チャート機能を使いつつ、テクニカル指標や描画ツールを表示させられるのも特徴的。
こちらは比較する銘柄の選択画面です。検索窓から通貨ペアの検索が可能。比較を行う通貨ペアを選ぶ際に、「同じ%スケール」「新しい価格スケール」「新規ペイン」のいずれかを選択することもできます。
LIGHT FXでもTradingViewが無料で使える!
LIGHT FXでも「TradingView(トレーディングビュー)」チャート機能を無料で使うことが可能。みんなのFXと同じくツール内にTradingViewチャートが内蔵されており、85種類以上のテクニカル指標や比較チャートをご利用いただけます。
LIGHT FXのTradingViewチャートに関しては、機能や使い方などを特集記事で解説していますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
松井証券「FXトレーダー・プラス」
松井証券のFXでは高機能チャートツール「FXトレーダー・プラス」を提供しており、同ツールにて比較チャート機能を利用可能。FXトレーダー・プラスは足種が豊富に揃っており、18種類もの足種を比較チャート利用時に使えるのがメリットの1つです。
松井証券のFXでは米ドル円やユーロ米ドルなどの主要通貨ペアに加え、トルコリラ円やメキシコペソ円といった高金利通貨ペアも取り扱っているのですが、その全通貨ペアを比較チャートにてご利用いただけます。
比較チャートで比べられる通貨ペアの数には制限がなく、取り扱っている全通貨ペアを同時表示するといったことも可能。さすがに全銘柄を表示させると見にくくなりますが、比較チャート機能の自由度の高さは魅力です。
ちなみに、比較チャートの種類は「絶対比較(Y軸統一)」「絶対比較(Y軸合成)」「相対比較」「スプレッド比較」をそれぞれ使用可能。スプレッド比較は2つの通貨ペアにおける価格差や倍率(比)を比較する機能となっています。比較チャート機能の多彩さで選ぶなら松井証券のFXトレーダー・プラスがおすすめ。
松井証券インタビュー!
ヒロセ通商「LIONチャートPlus+」
ヒロセ通商のブラウザ対応ツール「LIONチャートPlus+」も比較チャート機能を搭載。表示しているチャート画面に別の銘柄の値動きを重ねて表示する形式で、比較できる銘柄は2種類まで。ヒロセ通商は50種類以上もの通貨ペアを取り扱っており、そのすべてが比較チャートに対応しているのが特徴です。
LIONチャートPlus+は比較チャートの他にも、30種類の豊富なテクニカル指標に対応しており、描画ツールは10種類以上を搭載。ヒロセ通商で取引しているユーザーの指値・逆指値などの注文情報をチェックできるといったメリットも兼ね備えています。チャート機能に特化したツールをお探しの方におすすめ。
iPadでも比較チャートが使える!
iPadなどのタブレットでも比較チャートを使いたい!という方にもヒロセ通商がおすすめ。同社は「LION Tab」というタブレット向けツールを提供しており、このツールはLIONチャートPlus+と同等の機能を搭載しています。
LION Tabでは30種類のテクニカル指標や豊富な描画ツールなどが使えるのはもちろん、LIONチャートPlus+と同様に比較チャート機能を利用可能。iPadなどのタブレット端末でも比較チャートが使えるFX業者は貴重です。
セントラル短資FX「プログレッシブチャート」
セントラル短資FXのFXダイレクトプラスにて使用できる「プログレッシブチャート」。「設定」のボタンをクリックして「テクニカル指標」の項目を押下、そこから表示される画面で「比較」のタブを選択すれば比較チャートの設定が行えます。
特徴として挙げられるのが、重ねて表示できる通貨ペアの数に制限がないという点。さすがにすべての値動きを表示させるとわけがわからなくなりますが、他にはないメリットであると捉えられます。
描画ツールの利用が可能で、GMOクリック証券と同様にペンタゴンチャートを描くことが可能。また、プログレッシブチャートはリニューアルにともなって発注機能が搭載されましたので、比較チャートを見ながらの注文といった操作もできて便利です。
DMM FX「DMMFX PLUS」
DMM FXのサービスでは、「DMMFX PLUS」と「プレミアチャート」の2種類の取引ツールにて比較チャートが利用できます。が、それぞれ機能が異なりますので順番にご紹介します。
まず、DMMFX PLUSでは最大4通貨ペアまで重ねての表示が可能。表示の形式は「変動率比較」と「価格比較」の2パターンから選択できます。
またチャートの下部には、通貨ペア同士の相場変動について相関性を表してくれる「相関分析」と、基準となる通貨ペアと比較する通貨ペアとの差を表す「データ差分分析」を配置することも可能。
DMM FX「プレミアチャート」
DMM FXサービスで利用できるもう一つの比較チャート機能は、「プレミアチャート」に装備されています。基準となる通貨ペアと、重ねて表示させられるのは1種類の銘柄のみになるのですが、FXの通貨ペアだけでなく主要なCFD銘柄も選択できることがメリット。
CFDも取扱っているDMM.com証券ならではの特長であり、日本225、米国NYダウ30、米国ナスダック100、金スポットなど複数の銘柄が用意されています。テクニカル指標の表示、トレンドラインなどの描画が行える点にも注目です。
比較チャートに関するよくある質問
- 比較チャートとは?
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1つのチャート内に複数銘柄の値動きを重ねて表示させ、銘柄同士の相関関係を分かりやすく見せてくれる機能です。FX通貨ペア同士の値動きの比較はもちろん、日経225や金(ゴールド)などの銘柄と値動きを比較できる業者もあります。
- 比較チャートが使えるFX業者はどこ?
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「外為どっとコム」「GMOクリック証券」「みんなのFX」「LIGHT FX」などのツール内で、比較チャート機能をご利用いただけます。比較チャート対応の業者を一覧表にまとめていますので、そちらもご参照ください。