
ここでは、国内業者を対象として、ゴールド(金)CFDの「スワップポイント」または「金利調整額」の徹底比較を行っています。
ゴールド(金)CFDの取引ではFXのように、日をまたいでポジションを保有し続けると調整額と呼ばれるものが発生します。この調整額はプラスの場合もマイナスの場合もあります。
ゴールド(金)のスワップポイントあるいは金利調整額は、日々変動する上に、業者によっても数値が異なります。当記事では可能な範囲でスワップ・調整額の比較を実施。
また、各社のスワップポイントまたは金利調整額の確認方法も解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
ゴールド(金)CFDのスワップポイント・調整額について

「スワップ」「金利調整額」など業者によって名称が異なる
冒頭でもお伝えした通りゴールド(金)CFDの取引では、日をまたいでポジションを保有し続けた場合に調整額が発生します。

(※:出所 GMOクリック証券公式サイト CFD取引ルール)
この調整額は業者によって名称が異なっており、「金利調整額」と呼ばれたり「スワップポイント」と呼ばれたりします。「オーバーナイト金利」と呼ばれる場合もあります。

(※:出所 ゴールデンウェイ・ジャパン公式サイト 商品CFD取引概要)
業者によって名称は異なりますが、日をまたいでポジションを保有していると発生する、という基本的な特徴は同じです。
FXで発生するスワップポイントと同様に、CFD取引における「金利調整額」または「スワップポイント」も、日によって数値が変動します。また、プラスになる場合もあればマイナスになる場合もあるので注意が必要です。
また、以下の比較表を見ていただければ分かる通り、ゴールド(金)CFDの金利調整額またはスワップポイントは、業者によって数値に差があります。
ゴールド(金)CFDのスワップポイント・調整額を比較

以下の表では、ゴールド(金)CFDを取り扱っている国内業者を対象として、1日分および1ヶ月分のスワップポイント・金利調整額を比較しています。あくまで過去のデータにはなりますが、業者選びの参考にご活用ください。
また、1日分のスワップ・調整額比較表にはゴールドCFDの「スプレッド」も併記。そちらも併せてご参照ください。
1日分のゴールド(金)CFDスワップ・調整額 比較表
| CFD取扱業者 | 売スワップ | 買スワップ | スプレッド | スワップ・調整額掲載ページ | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|---|
GMOクリック証券 |
98円 | -100円 | 0.15 | ツールで確認 | 詳細 |
外為どっとコム |
42.4円 | -138.2円 | 0.15 | 調整額一覧 | 詳細 |
ヒロセ通商 |
54.6円 | -117.1円 | 0.53 | 調整額一覧 | 詳細 |
ゴールデンウェイ・ジャパン |
54円 | -104円 | 0.15 | リアルタイムレート | 詳細 |
GMO外貨 |
98円 | -100円 | 0.21 | ツールで確認 | 詳細 |
楽天証券(楽天CFD) |
9.34円 | -135.47円 | 0.5 | ツールで確認 | 詳細 |
(※:2025年12月1日に各社公式サイトまたは取引ツールで収集した、スワップポイントまたは金利調整額を掲載。小数点以下3桁目は四捨五入。実際に発生する数値とは異なる場合があります)
(※:楽天証券で公開されている金利調整額は米ドル単位のため、表内では調査時点における米ドル円レートを掛けた数値を掲載。それ以外の業者は公開されている円換算後の数値を掲載)
(※:スプレッドは2025年12月1日時点に公式サイトまたは取引ツールで確認した主な数値を掲載。取引の際はツール上で最新の情報をご確認ください)
(※:外為どっとコムの上記スプレッドは18:00〜翌3:00の時間帯で提示。2025年12月1日~12月24日までの期間限定。固定化された数値ではなく変動の可能性があります)
(※:FXTFの上記スプレッドは終日原則固定・例外あり)
外為どっとコムやヒロセ通商は、公式サイトで各種調整額の履歴を公開しており、口座を持っていない方でも確認できます。
一方で、GMOクリック証券やGMO外貨は取引ツールにログインしなければ、各種調整額の履歴を確認できません。
1ヶ月分のゴールド(金)CFDスワップ・調整額 比較表
こちらは1ヶ月分のスワップポイント・調整額の履歴となります。1日分のデータよりも業者数が少ないですがご容赦ください。
| CFD取扱業者 | 売り | 買い | スワップ・調整額掲載ページ | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|
GMOクリック証券 |
2329円 | -2385円 | ツールで確認 | 詳細 |
外為どっとコム |
1708円 | -3292.8円 | 調整額一覧 | 詳細 |
GMO外貨 |
2329円 | -2385円 | ツールで確認 | 詳細 |
(※:2025年11月における各社の公式サイトまたは取引ツール上で確認できた、スワップポイントまたは金利調整額の合計値を掲載しています。小数点以下3桁目は四捨五入。実際に発生する数値とは異なる場合があります)

外為どっとコムでは、金スポットのスプレッド大幅縮小を実施中。
2025年12月1日~12月24日までの期間、18:00〜翌3:00の時間帯で金スポットの提示スプレッドが「0.15ドル」になります(※)。

さらに、外為どっとコムでは『CFDネクスト』の新規口座開設者を対象としたキャンペーンを開催中。
「CFD口座の新規開設」+「エントリー」+「CFD口座で新規1取引」の条件を満たすだけで現金3,000円プレゼント!
当キャンペーンは2025年12月1日(月)AM8:00~12月27日(土)AM6:30の期間限定。金スポットを含む、全CFD銘柄の取引が対象です。CFD取引に興味のある方は要チェック。
(※:上記提示スプレッドは固定化されたものではありません)
ゴールド(金)CFDの調整額の推移
ゴールド(金)CFDのスワップポイント・金利調整額は常に変動する上に、例えばつい先日まで売りの調整額がプラスだったのに、今は売りにマイナスの調整額が付与される、ということは珍しくありません。
一部のCFD対応業者を対象として、月間の調整額の推移と、日間の調整額の推移をまとめてみました。あくまで過去のデータにはなりますが、興味のある方は参考にしてみてくださいね。
ゴールド(金)CFD 調整額の月間推移グラフ
以下のグラフでは、「GMOクリック証券」「外為どっとコム」「GMO外貨」を対象として、ゴールド(金)の金利調整額の月間推移データをまとめています。
ゴールド(売り)金利調整額 月間推移

ゴールド(買い)金利調整額 月間推移

ゴールド(金)CFD 調整額の日間推移表
以下の表では、「GMOクリック証券」「外為どっとコム」を対象として、2025年11月における日間の金利調整額のデータをまとめています。マイナスの数値は赤字にしています。
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GMOクリック証券ゴールド
楽天MT4ゴールド
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JFXゴールド
外為どっとコムゴールド
みんなのFXゴールド
YouTube動画でゴールドCFDおすすめ会社を解説!
FXキーストンの公式YouTubeチャンネルにてゴールドCFDおすすめ会社を動画で解説しています。「動画の方が分かりやすい」「観る方が楽!」という方は動画もぜひご視聴ください!
動画:ゴールドCFD対応のおすすめ会社を厳選3社を解説します!
CFD対応各社のスワップポイント・調整額の確認方法

次に、ゴールド(金)CFDを取り扱っている各社における、スワップポイント・金利調整額の確認方法をお伝えしていきます。公式サイトで公開している業者もあれば、取引ツール上でしか確認できない業者もあります。興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
GMOクリック証券/金利調整額

ゴールド(金)CFD 金利調整額の確認方法

GMOクリック証券のゴールド(金)CFDでは「金利調整額」が発生します。
同社における金利調整額の情報は、ブラウザ取引画面の場合は「インフォメーション」の画面を開き、右下にある「金利調整額カレンダー」から検索ができます。

銘柄と表示月を選択すれば、過去の履歴を一覧表示してくれます。

スマホアプリで金利調整額を確認する場合は、右下の「銘柄一覧」をタップして、金スポットの「info」ボタンをタップ。すると銘柄の詳細が表示されますので、ここで最新の金利調整額を確認できます。

また、銘柄の詳細画面にある「履歴」をタップすると、ブラウザ表示にて過去の履歴も閲覧できます。
GMOクリック証券にメール取材を実施!

初心者から上級者まで幅広いユーザーが利用するGMOクリック証券のゴールドCFDについて、FXキーストン独自のメール取材を実施!
「なぜGMOクリック証券が選ばれるのか」「どんなユーザーが利用しているのか」などなど、詳しくお伺いしているのでぜひご一読を。

2025年9月2日、GMOクリック証券は金スポットの標準スプレッドを「0.15」に引き下げ!0.15は国内トップクラスに狭い水準です。
同社は毎月スプレッド実績を公開しており、ゴールドは「最小スプレッド:0」を記録することも。ゴールドのスプレッドが0になる会社はそうそうありません。
取引単位に関しても、最小0.1ロットの少額取引が可能。金スポットも数千円の証拠金から取引ができます。
「スプレッドはできるだけ狭い方がいい」「少額からゴールドのCFD取引を始めたい」という方はGMOクリック証券をぜひチェックしてみてください!
IG証券/ファンディングコスト

ゴールド(金)CFD ファンディングコストの確認方法

IG証券のゴールド(金)CFDでは、「ファンディングコスト」と呼ばれる調整額が発生します。
同社ではファンディングコストの履歴は公開していませんが、取引ツールのウォッチリストにて、登録した銘柄の予定数値を確認できます。
リスト上には「スワップ」と記載されていますが、これはあくまで「ファンディングコスト」を示しています。

ウォッチリストに「スワップ(ファンディングコスト)」が表示されていない場合は、パネルの左上にあるアイコンをクリックして、表示されるメニューから「売りスワップ」「買いスワップ」を選択しましょう。

(※:出所 IG証券公式サイト 取引コスト)
また、取引ツール上で確認できる「スワップ(ファンディングコスト)」は金額ではなくポイント表記になっており、金額を算出するには上記の計算式を利用する必要があります。

計算式にある「1ポイントの価値」は取引ツールの「詳細」で確認できます。
外為どっとコム/金利調整額

ゴールド(金)CFD 金利調整額の確認方法

外為どっとコム『CFDネクスト』では、ゴールド(金)CFDにて「金利調整額」が発生します。
同社では公式サイトにて金利調整額の履歴を公開しており、会員以外の方でも自由に閲覧が可能です。

またスマホアプリでは、「銘柄一覧」などに表示されている「i」マークをタップすることで銘柄詳細が表示され、ここで最新の金利調整額を確認することもできます。
ヒロセ通商/金利調整額

ゴールド(金)CFD 金利調整額の確認方法

ヒロセ通商の「LION CFD」では「金利調整額」が発生します。
同社の「金利調整額」は公式サイトにて公開されており、どなたでも閲覧が可能となっています。取引通貨での金額と円換算後の金額が、両方記載されているのが分かりやすいです。

ヒロセ通商では、CFD口座の新規開設者向けキャンペーンを実施中!
CFD口座の新規開設+新規取引1回の条件を満たすだけで、もれなく3,000円をキャッシュバック!
取引条件の達成はどの銘柄でもOK。口座開設の対象期間は2025年12月1日~12月30日。ぜひご活用ください。

さらに、「最大合計300万円キャッシュバックキャンペーン」も開催中!
対象5銘柄(金スポット、銀スポット、WTI原油、ブレント原油、天然ガス)の取引数量に応じて、1銘柄につき最大60万円、合計で最大300万円をキャッシュバック!
キャンペーンは2025年12月1日AM9:00~2026年1月2日AM8:59までの期間限定。スキャルピングでの条件達成も可能です。この機会をお見逃しなく。
ゴールデンウェイ・ジャパン/スワップポイント

ゴールド(金)CFD スワップポイントの確認方法

ゴールデンウェイ・ジャパンの調整額は「スワップポイント」と呼称されています。
同社では過去の履歴を遡ることはできないのですが、公式サイトのリアルタイムレート掲載ページにて、最新のスワップポイントを確認できます。会員でなくても自由に閲覧できます。
ゴールデンウェイ・ジャパン公式 商品CFDリアルタイムレート

また、PCブラウザ取引画面のレート一覧でも、スワップポイントを確認できます。

レート一覧にスワップポイントが表示されていない場合は、右上のメニューをクリックして「買スワップ」「売スワップ」をONにしましょう。

ちなみに、銘柄の隣に表示されている「i」にカーソルを合わせることでも、スワップポイントを確認することができます。
FXTF(ゴールデンウェイ・ジャパン)が、2025年9月度の商品CFD(金/米ドル)にて取引金額2兆4,858億円を記録。店頭商品CFDの金取引で市場シェア27.6%を達成したと発表しました。

FXTFは金/米ドルを業界最狭水準スプレッドで取引可能。商品CFDやFXでスキャルピング公認の取引環境も実現しています。低コストで金CFD取引をしたい方、スキャルピングを利用したい方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
GMO外貨/金利調整額

ゴールド(金)CFD 金利調整額の確認方法

GMO外貨「外貨ex CFD」のゴールド(金)CFDでは「金利調整額」が発生します。
同社における金利調整額の情報は、ブラウザ取引画面の場合は「インフォメーション」の画面を開き、右下にある「金利調整額カレンダー」から検索ができます。

銘柄と表示月を選択すれば、過去の履歴を一覧表示してくれます。

また、スマホアプリでも金利調整額の確認が可能です。右下の「銘柄一覧」をタップして、金スポットの「info」ボタンをタップ。すると銘柄の詳細が表示されて、最新の金利調整額を確認できます。
楽天証券(楽天CFD)/金利調整額

ゴールド(金)CFD 金利調整額の確認方法

楽天証券「楽天CFD」では、ゴールド(金)CFDの取引において「金利調整額」が発生します。
楽天証券「楽天CFD」では取引ツール上でのみ金利調整額を確認できます。上記画像はスマホアプリ「iSPEED」の画面。「CFD銘柄一覧」から「金」を選択し、「調整金」の項目で履歴をチェックできます。
ここでは、米ドル単位の調整額が表記されていますのでご注意ください。
楽天証券(楽天MT4CFD)/金利調整額

ゴールド(金)CFD 金利調整額の確認方法

楽天証券のもう1つCFDサービス「楽天MT4CFD」でも、ゴールド(金)CFDの取引において「金利調整額」が発生します。
「楽天MT4CFD」に関しては公式サイトで金利調整額の履歴を公開しており、口座を持っていない方でも閲覧が可能となっています。
ただし、「楽天CFD」と同様に金額が米ドル単位となっているのでご注意ください。

スワップポイントだけでなく、「ゴールドのスキャルピングを公認している国内FX会社はある?」と疑問を持っている方もいるのではないでしょうか。
そこで当サイトでは、ゴールドのスキャルピングを公認している国内FX会社を徹底調査。さらに、スプレッド・発注上限の両面で有利な業者の比較も実施しました。
ゴールドのスキャルピングおすすめ業者に関しては、下記リンク先の記事にまとめています。興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
当サイトのスワップ比較記事一覧
プラススワップ早見表
マイナススワップ早見表
トルコリラ円
トルコリラ円 建玉上限
フランリラ
ドルリラ
ユーロリラ
メキシコペソ円
メキシコペソ円 建玉上限
南アランド円
米ドル円
豪ドル円
ハンガリーフォリント円
チェココルナ円
ブラジルレアル円
スワップ引き出し
スワップ課税タイミング
証拠金1万円のスワップ計算

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「スワップシミュレーション」の使い方、およびTradingViewへの追加は下記リンク先から実行可能。使ってみた感想やご要望も募集中です。ぜひお試しください!
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