ここでは、国内業者のゴールド(XAUUSD)CFDのスプレッドを徹底比較しています。
国内約10社のゴールド(XAUUSD)CFDのスプレッドを一覧表に掲載。業者ごとの変動制または原則固定制の採用状況も紹介しています。
ゴールドCFDのスプレッドの確認方法や、金利差調整額(オーバーナイト金利)などスプレッド以外のコストも解説。
「ゴールド(金)CFDのスプレッドが狭い業者はどこ?」「スプレッドの確認方法は?」「金利差調整額(オーバーナイト金利)とは?」などの疑問をお持ちの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
ゴールド(XAUUSD)CFDスプレッド比較表
最初に、ゴールド(XAUUSD)CFDの各社スプレッドを比較していきます。国内業者の約10社を対象として、「スプレッド方式」「スプレッド」「スプレッド変動幅」を一覧表にまとめています。
変動制スプレッドを採用している業者に関しては、調査時点で確認できたスプレッドを掲載。変動幅は当サイトで確認できた範囲の数値を記載しています。
CFD取扱業者 | スプレッド方式 | スプレッド | スプレッド変動幅 | 業者の特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
GMOクリック証券 | 変動制 | 0.2 | 0.2〜1.0 | 国内店頭CFD取引高「10年連続1位」(※1) 大手ネット証券 |
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IG証券 | 変動制 | 0.3 | 0.3〜0.8 | CFD17,000銘柄以上 高機能ツール |
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外為どっとコム | 変動制 | 0.2 | 0.18〜0.3 | 低水準スプレッドを実現 高機能ツール |
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ゴールデンウェイ・ジャパン | 原則固定制 | 0.19(※2) | ー | 業界最狭水準スプレッド TradingViewチャート対応 |
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楽天証券(楽天MT4CFD) | 変動制 | 0.2 | 0.1〜0.3 | 大手ネット証券 MT4対応 |
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楽天証券(楽天CFD) | 変動制 | 0.5 | 0.3〜0.8 | 大手ネット証券 高機能アプリ「iSPEED」対応 |
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GMO外貨 | 変動制 | 0.2 | 0.20〜0.4 | TradingView無料提供 低水準スプレッド |
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ヒロセ通商 | 変動制 | 0.2 | 0.2~0.3 | 人気FX業者のCFD 高性能取引ツール |
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OANDA証券 | 変動制 | 4.1 | 0.25〜0.5 | MT4・MT5対応 | 詳細 |
マネーパートナーズ | 原則固定制 | 0.5(※3) | ー | 原則固定スプレッド 初心者おすすめ |
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(※:ゴールデンウェイ・ジャパンとマネーパートナーズ以外の「スプレッド」項目に記載している各社の数値は2024年11月1日時点に公式サイトまたは取引ツールで確認した主なスプレッドです。「スプレッド変動幅」には公式サイトまたは取引ツール上で確認した変動幅を記載しています。これらの業者のスプレッドは常に変動しますので、最新の情報は取引画面でご確認ください)
(※1:2014年1月~2023年12月 日本証券業協会及び日本商品先物取引協会の統計情報よりGMOクリック証券調べ)
(※2:ゴールデンウェイ・ジャパンの上記スプレッドは17:00〜26:00の時間帯で原則固定・例外あり)
(※3:マネーパートナーズの上記スプレッドは原則固定・例外あり)
(※:出所 外為どっとコム公式サイト CFDスプレッド実績のお知らせ)
外為どっとコムが公式サイトにて一部銘柄のスプレッド実績を公開しました。日本N225(原資産:日経平均株価)とWTI原油にてスプレッド縮小を実現!それ以外の銘柄でも、低水準スプレッドが高い提示率で実現されています。
外為どっとコムは株価指数や商品に加え、米国株式も取り扱っており、いずれも低水準スプレッドで取引できるのが大きな魅力です。外為どっとコムのCFDサービス詳細については、特集記事または公式サイトをチェックしてみてくださいね。
スプレッド比較記事一覧
- スプレッド総合比較
- MT4 × スプレッド
- MT5 × スプレッド
- TradingView × スプレッド
- スキャル × スプレッド
- スプレッド0銭
- CFD × スプレッド
- ゴールド × スプレッド
- 許容スプレッド
ゴールドCFDのスプレッドは変動制?原則固定?
当記事の比較表にも記載している通り、ゴールド(金)CFDではほとんどの業者が「変動制」スプレッドを採用しています。
FX取引では原則固定スプレッドを採用している業者が多いですが、ゴールドを含むCFD取引では変動制スプレッドの採用が多数派となっています。
ゴールデンウェイ・ジャパンとマネーパートナーズに関しては、ゴールド(金)CFDにて「原則固定」スプレッドを採用しており、これは珍しいパターンと言えます。
ただし、ゴールデンウェイ・ジャパンとマネーパートナーズはFX取引が主力サービスであり、前者は商品CFD4銘柄(金・銀・原油・天然ガス)、後者は商品CFD2銘柄(金・銀)のみ取り扱いとなります。また、ゴールデンウェイ・ジャパンは原則固定スプレッドの適用を17:00〜26:00の時間帯に限定しているのもご注意ください。
GMOクリック証券や外為どっとコムは、変動制スプレッドを採用していますが、平常時に関しては比較的スプレッドが安定しているのも要チェックです。
当記事ではゴールド(金)CFDに絞った比較を行っていますが、ゴールドを含むCFD主要8銘柄のスプレッドをまとめて比較している記事も用意しています。
そちらの記事では、株価指数(日経225、ナスダック100、米国30、S&P500)と商品(金、銀、原油、天然ガス)のスプレッドを一覧比較。ゴールド以外の銘柄のスプレッドも確認したい方はぜひご参照ください。
また、原油のスプレッド比較に特化した記事も公開中。そちらも参考にしてみてくださいね。
ゴールド(XAUUSD)CFDスプレッドの確認方法
「ゴールドCFDのスプレッドはどこで確認するの?」と気になる方のために、スプレッドの確認方法も解説します。
公式サイトで誰でも確認できる業者もあれば、取引ツールにログインして初めて現在のスプレッドを見れる業者もあります。国内CFD各社の情報を以下にまとめましたので参考にしてみてくださいね。
CFD取扱業者 | スプレッド確認方法 | データ掲載ページ | 公式サイト |
---|---|---|---|
GMOクリック証券 | 公式サイトにて参考レートとスプレッドを確認、全銘柄のスプレッドは取引ツール上で確認 (※公式サイトで確認できる参考値は株価指数・商品のみ) |
掲載ページ | 詳細 |
IG証券 | 取引ツール上で確認 | ー | 詳細 |
外為どっとコム |
公式サイトでにてレートとスプレッドを確認(株価指数・商品)、もしくは取引ツール上で確認 | 掲載ページ | 詳細 |
ゴールデンウェイ・ジャパン | 公式サイトにて参考レートとスプレッドを確認、もしくは取引ツール上で確認 | 掲載ページ | 詳細 |
楽天証券(楽天MT4CFD) | 取引ツール上で確認 | ー | 詳細 |
楽天証券(楽天CFD) | 取引ツール上で確認 | ー | 詳細 |
GMO外貨 | 取引ツール上で確認 | ー | 詳細 |
OANDA証券 | 公式サイトにて参考レートとスプレッドを確認、もしくは取引ツール上で確認 | 掲載ページ(株価指数) 掲載ページ(商品) |
詳細 |
マネーパートナーズ | 取引ツール上で確認 | ー | 詳細 |
(※:「掲載ページ」をクリックすると各社の公式サイトのスプレッド掲載ページに遷移します)
MT4・MT5のツール上では、初期設定ではスプレッドが表示されていません。スプレッドを表示させたい場合は、気配値表示のウィンドウを右クリックして、ポップアップメニュー内からスプレッドの表示をオンにすればOKです。
MT4のスマホアプリの場合は、気配値画面の詳細モードで確認可能。MT5のスマホアプリの場合は、気配値画面の表示設定でスプレッドを追加すれば対応できます。
ちなみに、楽天証券(MT4CFD)ではMT4を利用可能、OANDA証券ではMT4とMT5を利用可能です。
スプレッド以外の手数料に関して
次に、ゴールド(XAUUSD)CFDに関連するスプレッド以外のコスト・手数料を解説していきます。気になる項目があればチェックしてみてくださいね。
口座開設・維持手数料は無料
GMOクリック証券やIG証券など、当サイトで紹介しているCFD取り扱い業者はいずれも口座開設手数料・口座維持手数料・口座管理手数料は無料です。
ゴールドCFDの取引手数料は無料
ゴールドCFDの取引に際してスプレッドは発生しますが、当サイトで紹介しているCFD取扱各社において、ゴールド(金)CFDの取引手数料は無料となっています。
金利差調整額(オーバーナイト金利)について
ゴールドに限らずCFD取引の利用に際して「金利差調整額(オーバーナイト金利)」が気になるという方は多いと思います。ただ、気になるけれどよく分からない…という方も少なくないのでは。
ゴールドCFD取引では、日をまたいでポジションを保有し続けた場合に調整額が発生します。
この調整額は業者によって名称が異なっており、GMOクリック証券では「金利調整額」、IG証券では「ファンディングコスト」、ゴールデンウェイ・ジャパンでは「スワップポイント」と呼ばれています。
FXでポジションを保有し続けた場合に発生するスワップポイントと同様に、ゴールドCFDの調整額も、プラスになる場合もあればマイナスになる場合もあります。
上記画像はGMOクリック証券の取引画面で確認できる、金スポットの金利調整額カレンダーです。このときは売りポジションを保有した場合はプラス、買いポジションを保有した場合はマイナスの調整額が発生しているのが分かりますね。
ただし、調整額がプラスになるのかマイナスになるのかは、業者によっても時期によっても異なります。売りと買いのどちらのポジションを保有した場合でもマイナスの調整額が発生する場合もあります。
CFDの調整額は常に変動するため、最新の情報は各社の公式サイトや取引ツールなどでご確認いただければと思います。
各種調整額の解説、調整額の確認方法は下記記事にまとめていますので、興味のある方は参考にしてみてくださいね。
スプレッドの狭さで選ぶならココがおすすめ!
最後に、スプレッドの狭さで選ぶならココ!ということで、低水準スプレッドでおすすめのCFD取り扱い業者を5社厳選して紹介します。
スプレッドの狭さだけでなく、取り扱い銘柄の豊富さやツールの使いやすさなどのメリットにも着目して業者をピックアップ。気になる業者があれば公式サイトもチェックしてみてくださいね。
GMOクリック証券
CFD銘柄のスプレッドの狭さで選ぶならGMOクリック証券は要チェック。ゴールド(金)CFDを含め、WTI原油や日本225、ナスダック100などの銘柄でも低水準のスプレッドを実現しています。
GMOクリック証券のCFD銘柄のスプレッドは変動制ですが、平常時は比較的安定しているのもポイント。スキャルピング取引にもおすすめです。
また、金利差調整額の解説でも少し触れましたが、GMOクリック証券は各種調整額の明細を確認しやすいのもメリット。
GMOクリック証券は店頭CFD取引高にて国内第1位(※)の実績を誇る人気業者。低コストなだけでなく、高品質な取引ツールや豊富な取り扱い銘柄なども特徴となっています。
(※:2014年1月~2023年12月 日本証券業協会及び日本商品先物取引協会の統計情報よりGMOクリック証券調べ)
(※:出所 GMOクリック証券公式サイト CFD配信スプレッド実績)
(※:対象月における配信スプレッド(tick)平均値、小数点第2位を四捨五入)
GMOクリック証券にて、CFDサービスにおける一部銘柄のスプレッド配信実績が公開されました。代表的な6銘柄に加え、今月のピックアップ銘柄として以下のスプレッド実績も公開。
数あるCFD対応業者の中でも、GMOクリック証券は低水準スプレッドの実現に力を入れている会社です。また、取り扱い銘柄の豊富さ、利便性の高いツールなども魅力。
ちなみに、当サイトではGMOクリック証券を含め、10社以上のCFDスプレッドを比較している記事も用意しています。「GMOクリック証券のスプレッドは他社と比べても本当に狭いの?」と気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
IG証券
IG証券はイギリスに本拠地を構えるIGグループの日本法人。世界各国で金融サービスを展開しており、国内でも高品質なFX/CFD取引サービスを提供しています。
IG証券はゴールド(金)CFDのスプレッドを含め、低水準のスプレッドで取引可能。変動制スプレッドですが、平常時は比較的安定した水準となっています。ただしタイミングによってはスプレッドが広がる場合もありますので、取引の際はツール上で最新の情報をご確認ください。
IG証券はゴールドを含む商品銘柄、株価指数、個別株、債券など合計17,000銘柄以上のCFD取引に対応しています。全銘柄の取引に対応しているPCツール・スマホアプリも高機能でおすすめ。
IG証券で開催中の口座開設キャンペーン
外為どっとコム
スプレッドで選ぶなら外為どっとコムの『CFDネクスト』もおすすめです。
同社はFX専業として20年以上の実績を持ち、総合的なスペックの高さが魅力。中でも業界最狭水準スプレッドの実現には、長年にわたって注力しています。
FXだけでなくCFDのスプレッドも魅力的であり、外為どっとコムのゴールドのスプレッドは他社と比べても低水準。ゴールド以外の銀や原油、天然ガスといった銘柄も低水準スプレッドを実現しています。
ちなみに、外為どっとコムのCFDでは商品と株価指数に加え、アップルやエヌビディアなどの株式銘柄も取引できるのがポイント。株式CFDに興味がある方も要チェックです。
外為どっとコムの『CFDネクスト』では、「新規取引量に応じて最大10万円キャッシュバック!」キャンペーンを開催中です!
キャンペーン期間内における新規取引数量に応じて、現金を最大10万円キャッシュバック。同社で取り扱われている株価指数・商品・株式の全銘柄が対象となります。
キャンペーンは2024年11月4日AM8:00~2024年11月30日AM6:30までの期間限定。取引数量が多くなるほどキャッシュバック金額が増額されるので、大口取引や短期取引をされる方におすすめ。
さらに、外為どっとコムの『CFDネクスト』では、「プライスレスな極上の旅をプレゼント!」キャンペーンも開催中です。
対象期間内に『CFDネクスト』にて合計50万取引単位(新規・決済問わず)以上の取引をされた方を対象に、もれなくプライスレスな極上の旅をプレゼント!
プレゼント賞品は4パターンから選択可能。いずれも旅行プランとなっており、例えば「新型特急スペーシアXで行く日光の旅/ザ・リッツ・カールトン日光に1泊2日(2名様分:夕朝食付き)」といったものが用意されています。
当キャンペーンは2024年11月4日AM8:00~2024年11月30日AM6:30までの期間限定。外為どっとコムのCFDサービスに興味のある方、ゴールドや日経225、アップルやエヌビディアなどの米国株で大口取引をされる方は、ぜひご注目ください。
ゴールデンウェイ・ジャパン
とにかくスプレッドの狭い業者を使いたい!という方にはゴールデンウェイ・ジャパンがおすすめ。ゴールデンウェイ・ジャパンは原則固定スプレッドを採用しており、金CFDにて業界最狭水準スプレッドを実現しています。
ただし、上記の業界最狭水準スプレッドが適用されるのは17:00〜26:00の時間帯限定となっているのでご注意ください。
ゴールデンウェイ・ジャパンはFX取引がメインの国内業者であり、CFD取引は4銘柄(金・銀・原油・天然ガス)のみ対応となっています。その点を考慮した上で、やはりスプレッドの狭さを重視したい方にはゴールデンウェイ・ジャパンの利用をおすすめします。
ゴールデンウェイ・ジャパンで開催中のキャンペーン
楽天証券(楽天MT4CFD)
大手ネット証券の楽天証券が扱っている「楽天MT4CFD」サービスも、低水準スプレッドでおすすめ。ゴールドをはじめ、日経225やS&P500などの株価指数でも、魅力的なスプレッドで取引可能となっています。
楽天MT4CFDはその名の通り、高機能ツール「MT4」でCFD取引を行えるのが大きな特徴。オリジナルツールの利用や、ゴールドCFDでEAによる自動売買を使えるなど、MT4ならではのメリットを受けられます。
楽天証券のMT4はインストール型のPCツールはもちろん、ウェブブラウザ版のMT4にも対応しており、スマホアプリも利用可能。
ネット証券ならではの特徴として、日本株や米国株の現物取引、投資信託、債券などの商品を取り扱っているのも魅力となっています。さらに、トムソンロイターのニュース閲覧や投資情報配信サイトの完備などもポイント。
ゴールドのスプレッドが低水準かつMT4対応、大手ネット証券ならではの豊富な商品・コンテンツに興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
CFD銘柄のスプレッドが気になる方の中には、CFD取引でスキャルピングをされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
当サイトでは、別記事にてCFD銘柄のスキャルピング公認、またはスキャルにおすすめの国内業者を解説しています。気になる方はそちらもチェックしてみてくださいね。
ゴールドCFDのスプレッドに関するよくある質問
- ゴールド(金)CFDのスプレッドが狭い業者は?
-
「GMOクリック証券」「IG証券」「ゴールデンウェイ・ジャパン(FXTF GX)」などのスプレッドが低水準でおすすめです。調査時点における、ゴールドCFDの各社のスプレッドを比較表に掲載していますので、そちらもご参照ください。
- ゴールド(金)CFDの取引手数料は?
-
当サイトでは「GMOクリック証券」「IG証券」など約10社の国内業者を掲載していますが、いずれもゴールドCFDの取引手数料は無料となっています。
- ゴールド(金)CFDのスプレッドは変動制?原則固定?
-
「GMOクリック証券」「IG証券」など、ほとんどの国内業者が変動制スプレッドを採用しています。ただし、「ゴールデンウェイ・ジャパン」「マネーパートナーズ」に関しては原則固定スプレッドを採用しています。
- ゴールド(金)CFDのスプレッドの確認方法は?
-
「GMOクリック証券」は公式サイトまたは取引ツール上で確認可能です。「IG証券」は取引ツール上で確認できます。各社のスプレッド確認方法を以下にまとめていますので、そちらもご参照ください。
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