この記事ではコーヒー先物のCFD取引ができる国内業者を解説しています。コーヒー先物の相場状況や今後の見通しも合わせて解説。「コーヒーの値動きでトレードしたい」という方は参考にしてみてくださいね。
コーヒーCFD/先物対応の業者一覧
取扱業者 | 取扱銘柄数 | 関連銘柄 | 公式サイト |
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IG証券 | 17,000銘柄 | NYコーヒー、NY砂糖、NY綿花、シカゴオーツ麦、ロンドン砂糖、シカゴ小麦、シカゴコーン、大豆油、シカゴ材木、シカゴ大豆、NYココア、シカゴ大豆ミール、NYオレンジジュース、ロンドンコーヒー、シカゴ生牛、ロンドンココア、シカゴコメ、シカゴ豚赤身肉、ロンドン小麦 | 詳細 |
GMOクリック証券 | 150銘柄 | コーヒー、ココア、コーン、大豆、砂糖、小麦、コットン | 詳細 |
楽天証券(楽天CFD) | 78銘柄 | コーヒー、ココア、コーン、大豆、粗糖、小麦 | 詳細 |
IG証券はNYコーヒー先物のCFD取引ができる国内でも貴重なFX/CFD業者です。
CFD取引とは、差金決済取引のことでコーヒー先物の値動きを利用して、売買差益をやり取りする取引方法。コーヒー先物のような商品銘柄では最大20倍レバレッジをかけて資金効率を高めつつ、短期間で大きく利益を狙うことが可能です。
売りから取引に入る(空売り)もできるため、上昇と下落のどちらでもトレードチャンスとなるのがメリット。IG証券では、17,000種類以上のCFD銘柄に対応。国内でこれだけの銘柄数を誇る業者は他にいません。
「コーヒーの先物相場で大きく利益を狙いたい」という方はIG証券が要チェック!
コーヒー先物について
コーヒー豆は大きく分けて、高級品種の「アラビカ種」と安価な「ロブスタ種」の2種類があります。この2種類がコーヒー市場の9割以上を占めており、それぞれに品質の違いで分類されています。
普段、私達が飲んでいるコーヒーはアラビカ種とロブスタ種の「コモディティー」に分類されるものです。先物市場でもコモディティーに分類されるコーヒーが取引されており、国際価格が形成されています。
コーヒーの先物相場はニューヨークとロンドンの2カ所で取引されており、ニューヨークは主にアラビカ種、ロンドンはロブスタ種を取り扱っています。
アラビカ種とロブスタ種の違いは「生産国」「栽培地の条件」「気候変動や病害虫に対する耐性の強さ」です。アラビカ種が高級品とされるのは、高地(標高900m以上)での栽培が必要なこと、病害虫や気候変動に弱いからです。
一方、ロブスタ種はその逆です。低地での栽培が可能で気候変動や病害虫にも強く収穫量も多いのが特徴です。缶コーヒーやインスタントコーヒーに使用されるのも、このロブスタ種になります。
コーヒーの相場状況
上記はNYコーヒー先物(アラビカ種)のチャートです。
NYコーヒーの先物価格は2021年に入ってから高騰しはじめ、2022年2月には2011年9月以来、約11年ぶりの高値を記録。2020年6月から比べると2倍以上の値上がりとなりました。
現在はカカオの高騰に引っ張られる形で再び最高値を更新し上昇し続けている状況です。
コーヒーをCFD取引するメリット
コーヒーは高騰するときには1年で価格が2倍になるほどボラティリティの高い相場です。FX(外国為替)と比べれば、短期間ではるかに大きな値動きがあります。
この値動きをトレードチャンスに変えられるのがコーヒーのCFD取引です。
CFD取引とは、差金決済取引のことで現物をやり取りせず売買差益のみをやり取りする取引方法です。
商品CFD取引は、「最大20倍レバレッジ」「空売りが可能」「取引時間はほぼ24時間」という特徴があります。
取引方法は基本的にFXと同じ要領です。証拠金を預け入れし、売り/買いのポジションを選択、決済を入れて利益確定という流れになります。
買いだけでなく、売りからも取引に入れるためコーヒーのようにボラティリティの高い相場では、買い/売りの両方から値幅を狙うことができます。
もちろん、レバレッジをかける分だけハイリスクハイリターンの取引とはなりますが、資金管理ツールやポジション量を調整すればリスクを抑えつつ大きな利益獲得が狙えます。
コーヒー先物CFDはいくらから取引できる?取引単位は?
IG証券ではコーヒーの商品CFDに関して、ロットサイズに応じた銘柄を取り扱いしています。最小取引単位は0.2ロット、必要証拠金は取引時のコーヒー価格によって変動しますが約120,000円からコーヒー先物のCFD取引が可能です。
コーヒー先物CFDの最大レバレッジは20倍です。大きくレバレッジをかけることで資金効率を飛躍的に高めることができるのもCFD取引のメリット。
原資産(CFDのレートを参照する銘柄)はNYコーヒー先物です。ニューヨーク証券取引所に上場しているコーヒー先物の価格を参照したレートで取引ができます。
- IG証券NYコーヒー先物・・・必要証拠金:220,000円
(※:2024年11月21日調査時点での最低証拠金額)
コーヒー以外のCFD主要銘柄の取引単位は別記事でもまとめているので、気になる方はご一読ください。
コーヒー先物の取引方法には主に現物先物取引、商品CFD取引、関連株式/ETFがあります。もっとも、国内の大手ネット証券ではコーヒーの現物先物取引に対応している業者はほとんどありません。
一方、商品CFD取引ではIG証券、楽天証券(楽天CFD)がコーヒー先物のCFD取引に対応しています。
以下では、この2社について簡単に解説しているので業者選びの参考としてご活用ください。
コーヒー先物CFD対応業者を解説!
IG証券
IG証券はFX/CFDのリーディングカンパニーとして全世界でグローバルにサービスを提供しているIGグループの日本拠点です。
IGグループはイギリスのロンドンに本社を構え創業45年、日本を含む世界15カ国31万人以上のトレーダーが利用する金融サービスプロバイダー。
営業収益では世界No.1の実績(※)を誇っており、FTSE250種総合株価指数にも採用されている優良企業です。
IG証券の特徴は「多彩なアセットクラスに対応し、17,000種類以上のCFD銘柄がワンストップで取引できる」という点です。
(※:IGグループの財務情報よりグローバル大手CFD各社公表の財務データを比較、2022年10月時点、FXを除いた収益ベース)
IG証券CFDの取扱銘柄(一部抜粋)
項目 | 取扱銘柄 |
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商品CFD | WTI原油、北海原油、スポット銀、スポット金、NY天然ガス、NYヒーティングオイル(灯油)、NY無鉛ガソリン、スポットプラチナ、NYHG銅、シカゴ大豆油、シカゴコーン、NYココア、NY綿花、アルミニウム、NYコーヒー、シカゴ材木、シカゴ生牛、ロンドンココア、ロンドンコーヒー、ロンドン砂糖、NYオレンジジュース、シカゴコメ、シカゴ大豆、NY砂糖、シカゴ大豆ミール、シカゴ小麦、銅、鉛、ニッケル、亜鉛など |
株式CFD | アップル、アマゾン、AIG、シスコシステムズ、エクソンモービル、キャタピラー、シティグループ、グーグル、IBM、インテル、マクドナルド、マイクロソフト、ヒューレット・パッカード、オラクル、ヤフー、フェイスブック、テスラ、JPモルガン、バンクオブアメリカ、任天堂、ファーストリテイリング、トヨタなど約12,000銘柄 |
株価指数CFD | 日経225、NYダウ、S&P500、ナスダック、FTSE、DAX40、CAC40、IBEX35、ラッセル2000、FTSE MIB、SMI、OMXS30、AEX、OBX、FTSE/ATHEX Large Cap、OMX Copenhagen 25 Index、TAIEX、Singapore Free Indexなど約40銘柄 |
債券先物CFD | 日本国債先物、米国国債先物(2年、5年、10年、30年)、ウルトラ米国長期国債先物、ドイツ10年国債先物、英国10年国債、イタリア長期国債、OATーフランス国債先物など |
FX | 米ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/米ドル、豪ドル/円、豪ドル/米ドル、ユーロ/ポンドポンド/円、ユーロ/スイスフラン、ユーロ/豪ドル、ポンド/スイスフラン、ポンド/米ドル、NZドル/米ドル、米ドル/カナダドル、米ドル/スイスフラン、NZドル/円、カナダドル/円、スイスフラン/円、トルコリラ/円、南アフリカランド/円、ブラジルレアル/円、メキシコペソ/円など約100通貨ペア |
上記の表は一部抜粋ではありますが、それでもこれだけの銘柄がすべてIG証券の口座1つで取引可能。
商品CFDでは、コーヒーの他にもココア、材木、砂糖、大豆、コーン、オレンジジュースまで商品先物市場で取引される大抵の銘柄はIG証券で取引できます。
商品先物相場は、気候変動や需給の変化によって短期間で大きく値動きがあります。時期によって特徴的な値動きをする銘柄もあるため、それぞれの銘柄でボラティリティが高まるタイミングを狙うのがベスト。
国内の大手ネット証券会社でも取り扱いがない銘柄をIG証券では取引できるため、トレードチャンスを逃すことなく相場に参加することが可能です。
IG証券の取引ツール
IG証券は取引ツールも本格的です。Webブラウザ版取引ツールは、PC、スマホ、タブレットなどのマルチデバイス対応。HTML5でプログラムが組まれているため動作も滑らか。
IG証券で取り扱いのある全銘柄がこの取引ツール1つで取引できます。カスタマイズ性も高く、マイページ機能を利用すれば自分が欲しい情報を集約してオリジナルの取引環境を構築できます。
もちろん、ブラウザ版だけでなくiPhone/Android両対応のスマホアプリも配信。外出先でもトレードチャンスを逃しません。
「コーヒー先物を取引したい」「取扱銘柄は豊富な方がいい」という方はIG証券をぜひチェックしてみてくださいね。
IG証券のCFD特集!日経225・NYダウ・金・原油を少額から取引!
IG証券 NYコーヒー先物CFD取引の基本情報
CFD銘柄 | NYコーヒー先物(期限あり/期限なし) |
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取引単位 | ドル建て:0.2ロットから |
取引手数料 | 無料 |
スプレッド方式 | 変動制 |
取引時間 | 17:15~02:30 |
維持証拠金率 | 5%〜17.5%(総ポジション数が増加すると維持証拠金率が上昇) |
注文方法 | 成行注文、指値注文、逆指値注文、IFD注文、IFO注文、スピード注文、トレーリングストップ、ノースリッページ注文 |
PC取引ツール | ウェブブラウザ版取引システム(基本ツール)、ProRealTimeチャート(上級者向けツール) |
スマホアプリ | トレーディング・アプリ(iPhone・Android) |
CFD対応銘柄 | 株式CFD約12,000銘柄、株価指数CFD約40銘柄、商品CFD約70銘柄、債券先物CFD約10銘柄、その他 |
デモ取引 | 〇 |
GMOクリック証券
大手ネット証券の1角であるGMOクリック証券でもコーヒーのCFD取引が可能です。これまでは金や原油、天然ガスなど限られた銘柄のみを取り扱いしていた同社ですが、新たに農作物系のCFD銘柄が追加されました。
追加されたのはコーヒー、ココア、小麦、コットン、砂糖の5銘柄。これによりさらに多彩なラインナップでCFD取引ができるようになりました。
GMOクリック証券は全CFD銘柄で取引手数料が無料。取引数量に関係なく取引手数料はかかりません。別途、スプレッドは発生しますがGMOクリック証券は全体的にスプレッドが狭いのも特徴です。
また、CFD銘柄の取引単位縮小も実施され株価指数・VIX先物・商品CFD銘柄にて少額取引が可能となっています。大手ネット証券の安心感もさることながら総合的に質の高いサービスを提供しているのがGMOクリック証券です。
GMOクリック証券 コーヒー先物CFD取引の基本情報
CFD銘柄 | コーヒー(参照原資産:コーヒー先物/ICE) |
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取引単位 | CFD価格の1倍 (※「CFD価格の1倍」×「0.1枚」から取引可能) |
取引手数料 | 無料 |
スプレッド方式 | 変動制 |
取引時間 | 月曜~金曜の18:15~翌3:30 (欧州夏時間17:15~翌2:30) |
レバレッジ | 20倍 |
注文方法 | スピード注文、成行注文、指値注文、逆指値注文、トレール注文、IFD注文、OCO注文、IFD-OCO注文 |
PC取引ツール | ブラウザ取引ツール、はっちゅう君CFD(インストール型)、プラチナチャート(ブラウザ対応の高機能チャートツール) |
スマホアプリ | GMOクリックCFD(iPhone・Android) |
コーヒー含む全CFD対応銘柄 | 150銘柄(株価指数、商品、外国株、バラエティ) |
デモ取引 | 〇 |
DMM CFDにて新規8銘柄の追加が実施されました。今回追加されたのは農産・畜産系のCFD銘柄です。
小麦、生牛、赤身豚肉、砂糖など普段の生活でよく利用する銘柄です。コーヒー・ココアも追加されたことで会社選びにも幅が出ました。
DMM CFDは取引手数料や出金・クイック入金手数料もすべて無料。スマホでスピード本人確認を利用すれば最短即日から取引がスタート可能です。
取引ツールはシンプルさと機能性を合わせもったスマホアプリ、インストール版・Webブラウザ版の両方に対応したPCツールを提供しています。
CFD業界初となるLINEでのカスタマーセンター問い合わせなどサポート体制も充実。手軽にコーヒーのCFD取引をするならDMM CFDも要チェックです!
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