ヒデのFX素朴な疑問集 Vol.1 〜リスクオフとは?両建とは?など

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こんにちは、FXトレード歴およそ2ヶ月のヒデです。
日本各地で連日の猛暑となっていますね。暑い!水分補給を忘れずに!

さて、今回はビギナーの僕が取引をしていて抱いた、素朴な疑問についてMASAさんに回答をしてもらいましたので、それらをまとめてご紹介します。

リスクオフとは?

MASAさん、6月末の土日にギリシャの問題が起きて、週が明けたらいきなりユーロなどの価値が下がりましたよね。
それは理解できるんですけど、同時に米ドル/円のレートがガクンと下がってたのはどうしてなんです?
貿易してるからとか、そういう理由ですか・・?

それは「リスクオフ」の流れだね。
不安定な通貨ではなく安定している通貨を保持しようとする動きが顕著に現れたんだ。
ギリシャの問題がどう展開するか、誰にも予想できなかったからね。
そういった件に関わる通貨を持ち続けていたら、膨大な損失を抱える結果になるかもしれない。
日本円は安全資産と広く認められているから、多くのトレーダーが日本円を買った。
そういうわけで、円高が発生したというわけだよ。

リスクオフ

ああ、なるほど!
そういえば、FXキーストンの【基礎講座 通貨の特性と注目の経済指標】ページでも、スイスフランについてリスク回避の説明がされてましたよね。
リスクオフ、実感しました!

ただ、日本円が安全通貨だと見なされる根拠はあまりはっきりしてないんだよね。
金利が低いのは確かだけれど、円にも不安定なところがあるしね・・。
安全と言われている理由を調べてみるのも面白いかもね。

両建とは?

バーチャルFXをやってて、前からずっと気になっていたんですけど、
「両建」ってなんですか?
なんとなく初心者向けではなさそうなので、外貨ネクストネオのツールでは、<両建なし>でトレードしてるんですけど・・。

なかなか良い質問だね。
「両建」とは、同じ通貨ペアで、買いポジションと売りポジションを同時に保持するということだよ。

バーチャルFXで使っている取引ツールの、外貨ネクストネオで簡単に概念を説明するなら、例えば・・、
既に10ロットの買いポジションを持っている時に、「これはまだレートが上昇しそうだ」と思って更に10ロット買い足そうとしたとする。
ところが、謝って売り注文をしてしまった。すると、<両建なし>の設定だったら、所持していたポジションを全て決済することになってしまうよね。
でも、<両建あり>にしていたら、間違った注文をすぐにクローズすれば済むということになる。

へぇー。
じゃあ、両建はそんなうっかりへの対処法として使うんですか?

もちろんそれだけじゃない。
買いポジションを持っていて、損失が膨らんでいっているけれど、「これから利益を生むはず!」という風に思っているとき。
両建で反対方向の売りポジションを持てば、そこで損失を相殺できる、ということもある。
まぁ、それをするくらいならさっさと損切りしてしまった方がいい、っていう見方もあるけれどね。

なかなか頭を働かせる必要がありそうですね・・!

複数の業者で口座を開くメリットとは?

トレーダーの人たちは、1つの業者だけじゃなくて複数のFX会社で口座を開くそうですけど、
あれってどうしてなんですか?管理が面倒になりませんか?

確かに、やることが増えて作業が煩雑になってしまうかもしれない。
でも業者によってツールが違っていて、そこでしか使えない機能があったりするから、そういう点でも色々な業者で口座開設をすることのメリットはある。

ふむふむ。

それになにより、リスクの分散が可能だ。
極端な例になるかもしれないけれど、1つの口座だけで取引していたときに、もし万が一、業者のサーバーがダウンして一時的に取引ができなくなったとする。そのとき、何処かの国で大変な暴落が発生したらどうなるだろう?
ポジションを持っていて、それがマイナスを生み続けたとすれば、トレーダーは指をくわえて成り行きを見ているしかできないんだ。

そ、それは怖すぎますね・・!!

そういう事態は無きにしも非ずだからね。
予備として他にも口座を持っておいて、損失を最小限に抑える対処が行えるように、といった備えはあった方が良い。
言ってしまえば、パソコンも2台あった方が良いし、自宅の回線だって2本あった方がいいんだよ。
なにが起こるか分からないからね。

なるほどなるほど。
ありがとうございます。勉強になりました!

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