やあ、ヒデ。
バーチャルFXでの挑戦が始まってからそろそろ一ヶ月が経つね。
仮想とはいえ、ほぼ本番に即したトレードをやってみて、どんな感じだい?
【ヒデのバーチャルFX近況】
そうかそうか。
でも、なにもかも上手くいき過ぎるよりはいいかもしれないね。
何度も試行錯誤して、自分に合った手法を探し出すんだ。
餌を欲しがる犬みたいに目を輝かせているなぁ・・。ふむ。
教えて欲しい?
ううん。
ないよ。
ないね。少なくとも今のところは。噛みつかないでくれよ?
色んな分析方法を使って、利益を生み出す確率を上げることはできるのだけれど、100パーセント勝ち続けることなんて無理だ。なにが起きてレートが変動するか、完璧な予想を立てるのは不可能だからね。
とにかく頭を働かせ続けることだね。そして、自分に最も相応しい手法を見つけるんだ。
MASAさん曰く。
100人いれば100通りのトレード手法が存在する。
サポートラインやレジスタンスライン、トレンドラインだってその引き方は人それぞれで、どのラインを重要視するのかはトレーダー次第。
経済指標などから考えるファンダメンタルズ分析をどれくらい重視するかも人によって違ってくる。極端に言えば、経済指標の発表があるときしかトレードをしない人、まったく経済指標なんて見ない人もいるだろう。
短期だけでやる人、長期だけでやる人。秒単位で取引する人、年単位で気長にトレードをする人。どれが正しいということはなくて、それぞれのスタイルにメリットもあればデメリットもある。
長期なら大きな利益が狙えたりするかもしれないけれど、急な景況の変動で計画が崩れる可能性がある。短期だとそんな事態にいち早く対応できるしあらかじめポジションを手仕舞っておくこともできる。
大抵のプロトレーダーはこう認識しているはずだよ。
「聖杯はない」ってね。
つまり、こうすれば確実に勝てる、という方法はないんだ。
落ち込んでばかりいてはダメだよ、ヒデ。
確実な手法はないということをちゃんと認識した上で、それでも、自分の信じるトレードのスタイルを探り続けて欲しい。
というか。
答えがその辺に転がっているよりも、探求をし続けることができる方が、楽しいと思わないかな?
次回はその腕を磨く上で、ぜひやっておいて欲しいある事について話すよ。
そっちは具体的だと思うから、楽しみにね。
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