【レビュー】「1日2回のチャートチェックで手堅く勝てる兼業FX」を読んだ感想

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トレーダーのmasaです。最近仮想通貨にお詳しい方とお知り合いになる機会がありました。トレードはFXオンリーですが、仮想通貨にも注目しています。いろいろと視野を広げることはいいことだと思っています。投資家などの人脈も広げたいです。

今回は、田向宏行著の『1日2回のチャートチェックで手堅く勝てる兼業FX』という本を読みました。2017年12月に出版された本です

1日2回のチャートチェックで手堅く勝てる兼業FX

田向宏行氏は「臆病な人でも勝てるFX入門」という本も書かれております。専業トレーダー&個人投資家です。

田向宏行・虹色FX (@maru3rd) | Twitter

虹色FX
http://maru3rd.blog85.fc2.com/

大雑把な本の内容はテクニカル分析の重要性から始まり、ローソク足、ダウ理論、移動平均線の見方、そしてディナポリの基本が非常に読みやすく、イラストも入って見やすく書かれてあります。このポイント上げるとしたら2つあります。

一つはディナポリチャートについて初心者向けに書かれてあることです。

ディナポリについて詳しい本はあります。

ディナポリの秘数 フィボナッチ売買法

ただし、定価16,000円+税と高い。しかも2004年の本ということもあって、チャートが分かりづらいです。いろんな用語も出てきます。「スラスト」「シングルペネトレーション」「ダブルレポ」「ウォッシュアンドリンス」「ブレッドアンドバター」「フォーカスナンバー」など、結構レベルが高いです。読み応えがあります。これを自分の頭に落とし込んでトレードするのは時間がかかりそうです。フィボナッチも考慮しなくてはならず、上級者向けでしょう。

しかし、この「1日2回のチャートチェックで手堅く勝てる兼業FX」は長年使われてきた手法であるディナポリを簡素化し、初心者でも使え、理解できるように書かれてあります。実はそれだけでいいのかもしれません。スッと理解することができ、今後もディナポリの手法に注目していきたいと思うようになりました。今後またインジケーター化を考えていきたいです。

そして2つめのポイントですが、これがすごいです。ダウ理論です。ダウ理論、一般的に知られています。ネットでも探せば見つかります。ただどこの高値、安値に注目すればいいのか、損切りをどこに置けばいいのか、あまり書かれていません。今まで「押し目安値」「戻り高値」について書いてある本は今までなかったのでは。商材やネットではありますけども。トレンドフォローで、高値と安値、トレンドライン、これらを意識し、今まで「押し目安値」「戻り高値」を知らなかった方にとっては絶対に価値があるはずです。

ダウ理論とディナポリを合せた手法で、日足・週足レベルのトレード。だから1日2回のチャートチェックとなっています。手堅く勝てるかは分かりませんが、兼業の方にはいいかなと思いました。

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