トレーダーがFX業者に求めるものとして、1つはスプレッドの狭さというのがあります。スプレッドが狭ければ狭いほどプラスの利益が出やすくなるからです。特に短期トレード（スキャルピング）をされているトレーダーであれば、スプレッドを意識せざるをえないでしょう。たった1pipsの違いが大きな差を生みます。そのためFX業者各社はスプレッドの狭さをアピールし続けました。
スワップ狙いの通貨ペアもスプレッド狭さをアピール！
ドル円であったりユーロドルのスプレッドの狭さをFX業者同士が意識し合い、熾烈な戦いを繰り広げてきました。しかしそれも限界があります。ギリギリの狭さにし、他のサービスで差別化を広げてきました。
そして最近は、スワップ狙いと言える高金利通貨にもその波が押し寄せてきます。その一つがトルコリラ円です。
トルコリラ円 FX業者のスワップ競争・最狭スプレッド業者は？ 「GMOクリック証券」「マネーパートナーズ」「外為どっとコム」など最新情報
FX業者各社がスワップポイントで差別化を図るのは分かりますが、スプレッドで競争するのはどうしてなのでしょう。
一つは、高金利通貨、特にトルコリラ円に注目が集まってきたことにあると思います。世界各国が政策金利を下げる中、トルコは他国に比べ高い水準を保っています。1万通貨で1日100円近いスワップがもらえるのは魅力です。世界経済の好調と、近年のアベノミクスによる影響で円高に行きにくくなっています。デフレがまだ続くという予測なのかもしれません。そして最近聞かれるようになった円キャリー。これによって密かに円売りが行われていることも否めません。
二つ目に、スワップ狙いといいつつも意外と短期売買が多いのかもしれません。頻繁にトレードするのであればスプレッドが狭いに越したことはないでしょう。最初はスワップ狙いだったけど、値幅で利益が出て利益確定をしてしまうということはよくあります。もしかしたら売買高も増加傾向にあるのかも。
ＦＸプライムｂｙＧＭＯもトルコリラ/円のスプレッド競争に参戦！
本日、ＦＸプライムｂｙＧＭＯもトルコリラ/円のスプレッドを8.0銭から4.8銭（期間は7月24日から11月4日まで）に縮小することが発表になりました。4割縮小したことになります。
ＦＸプライムｂｙＧＭＯ
ＦＸプライムｂｙＧＭＯは今後もトルコリラ/円に注力していくでしょう。今後も目が離せません。
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