ここでは、東証株価指数(TOPIX)のCFD取引に対応している証券会社を徹底解説しています。
日経225のCFDに対応している国内業者は多いですが、一方で、TOPIXのCFD取引を扱っている業者は少数派。
以下では、TOPIXのCFD取引に対応している証券会社をまとめて紹介。スプレッドや最低証拠金額、取引時間などの比較を行っています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
東証株価指数(TOPIX)のCFD取引とは?
「東証株価指数(TOPIX)」について
東証株価指数(TOPIX)は、東京証券取引所プライム市場に上場している全銘柄(原則)を対象とした、日本を代表する株価指数です。
日経225(日経平均)は、東京証券取引所プライム市場に上場している銘柄のうち、日本経済新聞社が選出した225銘柄によって構成される株価指数であり、TOPIXとは対象銘柄が異なります。
日経225は株価水準の高い銘柄の影響を受けやすいのですが、TOPIXは時価総額の大きな銘柄の影響を受けやすい傾向にあります。
「東証株価指数(TOPIX)」のCFD取引について
GMOクリック証券やIG証券、楽天証券では、TOPIXを原資産としたCFD取引が可能です。IG証券では「東京一部」、GMOクリック証券と楽天証券では「日本TPX」という名称で取り扱われており、業者によって名称は異なりますが、TOPIXを参照原資産としているのは同じです。
CFD取引ではFXのように、レバレッジを活用した取引が可能となっています。TOPIXを含む株価指数CFDでは、最大10倍(証拠金率10%)のレバレッジを利用した取引が可能。特に、「GMOクリック証券」や「楽天証券」など、最低取引数量の少ない業者であれば、数千円の少額から取引を始められます(具体的な各社の最低証拠金額こちら)。
取り扱い業者によって異なりますが、TOPIXのCFDは取引時間が長く、「IG証券」に関しては取引時間が24時間となっているのも特徴的です。また、CFD取引では買いからも売りからも注文を始められるため、上昇相場と下落相場の両方で利益を狙うことが可能。
TOPIX(日本TPX) CFD対応おすすめ業者一覧
TOPIX(日本TPX)のCFDに対応している国内のおすすめ証券会社を以下にまとめました。スプレッドは各社ともに変動制を採用しているため、調査時点の数値を参考として掲載してます。
CFD取扱業者 | スプレッド | 最低取引数量 | 取引時間 | 業者の特徴 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
GMOクリック証券 | 0.5 | 10単位 | 8:45〜15:40、17:00~翌5:50 | 国内店頭CFD取引高「10年連続1位」(※1) 大手ネット証券 |
詳細 |
IG証券 | 2 | 200単位 | 24時間 | 17,000以上のCFD銘柄 高機能ツール対応 |
詳細 |
楽天証券(楽天CFD) | 2.2 | 10単位 | 8:45〜15:05、16:30~翌5:50 | 大手ネット証券 「iSPEED」対応 |
詳細 |
(※:各社のTOPIXのCFDにおけるスプレッド、最低取引数量、取引時間を掲載しています)
(※:上記スプレッドは2024年12月2日時点に公式サイトまたは取引ツールで確認した数値です。最新の情報は取引画面でご確認ください)
(※:取引時間は標準時間の情報を記載しています)
(※1:2014年1月~2023年12月 日本証券業協会及び日本商品先物取引協会の統計情報よりGMOクリック証券調べ)
TOPIX(日本TPX) CFD最低証拠金額を比較
次に、TOPIX(日本TPX)のCFDは具体的にいくらから取引できるのか?について確認してみましょう。以下の表では、調査時点における各社の最低証拠金額を掲載しています。
CFD取扱業者 | 最低取引数量 | 最低証拠金額 | レバレッジ | 公式サイト |
---|---|---|---|---|
GMOクリック証券 | 10単位 | 約2,700円 | 最大10倍 | 詳細 |
IG証券 | 200単位 | 約54,200円 | 最大10倍 | 詳細 |
楽天証券(楽天CFD) | 10単位 | 約2,700円 | 最大10倍 | 詳細 |
(※:2024年12月2日時点に確認した銘柄の価格を元に算出した最低証拠金を掲載しています。IG証券のみ取引画面で確認した維持証拠金を掲載しています。必要証拠金は常に変動しますので、実際に取引される際は最新の情報をご確認ください)
指数CFD銘柄 比較記事一覧
東証株価指数(TOPIX) CFD対応業者を解説
以下では、TOPIX(日本TPX)のCFDを取り扱っている証券会社の解説と、基本スペックの紹介を行っています。興味のある証券会社があればチェックしてみてくださいね。
GMOクリック証券
GMOクリック証券はTOPIXのCFDを取り扱っている貴重な証券会社です。同社では「日本TPX」という名称でTOPIXのCFDが提供されています。
GMOクリック証券の株価指数は0.1枚から取引可能であり、日本TPXに関しても少ない証拠金額から取引が可能。
また、スプレッドは変動制になるのですが、平常時であれば他社と比べても低水準の数値で取引が可能となっています。
GMOクリック証券 東証株価指数(TOPIX)CFDスペック表
取引手数料 | 無料 |
---|---|
スプレッド方式 | 変動制 |
取引単位 | 10単位 (※「CFD価格の100倍」×「0.1枚」から取引可能) |
取引時間 | 8:45〜15:40 17:00~翌5:50 |
レバレッジ | 10倍 |
注文方法 | スピード注文、成行注文、指値注文、逆指値注文、トレール注文、IFD注文、OCO注文、IFD-OCO注文 |
PC取引ツール | ブラウザ取引ツール、はっちゅう君CFD(インストール型)、プラチナチャート(ブラウザ対応の高機能チャートツール) |
スマホアプリ | GMOクリックCFD(iPhone・Android) |
デモ取引 | 〇 |
TOPIX含むCFD銘柄 | 150銘柄(株価指数、商品、外国株、バラエティ) |
GMOクリック証券で開催中のキャンペーン・特典
IG証券
IG証券でもTOPIXのCFD取引が可能。同社では「東京一部」という名称で該当銘柄が提供されています。
IG証券のTOPIXのCFD銘柄には「東京一部(¥10,000)」と「東京一部(¥2,000)」の2種類があり、それぞれ1ポイントあたりの金額が異なっています。少額から取引したい場合は後者をお選びください。
「東京一部(¥2,000)」を選んだ場合でも、GMOクリック証券や楽天証券に比べて必要証拠金額が高めになります。ただし、IG証券は取引制限・建玉制限が「原則上限なし」となっているので、大口取引をされる方におすすめ。
IG証券 東証株価指数(TOPIX)CFDスペック表
取引手数料 | 無料 |
---|---|
スプレッド方式 | 変動制 |
取引単位 | 1単位 |
取引時間 | 24時間 |
レバレッジ | 最大10倍 |
注文方法 | 成行注文、指値注文、逆指値注文、IFD注文、IFO注文、スピード注文、トレーリングストップ、ノースリッページ注文 |
PC取引ツール | ウェブブラウザ版取引システム(基本ツール)、ProRealTimeチャート(上級者向けツール) |
スマホアプリ | トレーディング・アプリ(iPhone・Android) |
デモ取引 | 〇 |
TOPIX含むCFD銘柄 | 17,000銘柄以上(株式、株価指数、商品、債券先物) |
IG証券で開催中のキャンペーン
楽天証券(楽天CFD)
楽天証券には「楽天CFD」と「楽天MT4CFD」の2種類のCFDサービスがあるのですが、TOPIXのCFDに対応しているのは前者の「楽天CFD」となります(2つのCFDサービスの違いはこちら)。
楽天CFDではGMOクリック証券と同じく「日本TPX」という名称でTOPIXのCFD取引が提供されています。最低取引数量もGMOクリック証券と同等。
楽天CFDのメリットは多数ありますが、楽天証券の定番ツール「iSPEED」を使ったCFD取引を行えるのが大きな魅力。
上記画像は実際に日本TPXの取引画面を表示させた画面になります。チャートを見ながらの快適な発注ができたり、4分割チャートの表示ができたり、調整額の履歴をまとめてチェックしたりすることが可能。
楽天CFD 東証株価指数(TOPIX)CFDスペック表
取引手数料 | 無料 |
---|---|
スプレッド方式 | 変動制 |
取引単位 | 10単位(CFD価格の10倍) |
取引時間 | 8:45〜15:05 16:30〜翌5:50 |
レバレッジ | 10倍 |
注文方法 | スピード注文、成行注文、指値注文、逆指値注文、OCO注文、IFD注文、IFD-OCO注文 |
PC取引ツール | マーケットスピード II (Windows) |
スマホアプリ | iSPEED(iPhone・Android) |
デモ取引 | × |
TOPIX含むCFD銘柄 | 78銘柄(株価指数、商品、米国株式、バラエティ、ETF) |
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