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TradingViewを契約するときの注意点は?料金体系や返金について
この記事ではTradingView(トレーディングビュー)の有料プランを契約するときの注意点を詳しく解説しています。
料金体系や決済方法、返金について理解しておくと契約後のトラブルも未然に防ぐことができます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
トレーディングビューの有料プランを契約するときの注意点
ノンプロフェッショナルの確認がある
最初に解説するのは「ノンプロフェッショナルの確認がある」という点です。
TradingViewの有料プランは、プロフェッショナルとノンプロフェッショナルの2種類があります。プロフェッショナルは事業用や商業用にTradingViewを利用する場合に契約するプランです。
証券取引委員会(SEC)や商品先物取引委員会(CFTC)などの金融機関に登録されている方も「プロフェッショナル」に区分されます。
項目 | プラン |
---|---|
ノンプロフェッショナル | Essential(エッセンシャル)、Plus(プラス)、Premium(プレミアム) |
プロフェッショナル | Expert(エキスパート)、Ultimate(アルティメット) |
一方、ノンプロフェッショナルは個人的にTradingViewを利用される方向けのプランになります。プロフェッショナルに該当する方はノンプロフェッショナルのプランは契約できないのでご注意ください。
アカウント作成時や有料プランの契約時にノンプロフェッショナルかどうかの確認が行われます。個人利用だけが目的であればノンプロフェッショナルのステータスを表明するだけで問題なく有料プランが利用可能です。
有料プランは上位プランになると料金がほぼ2倍になる
トレーディングビュー有料プラン毎の料金比較表
項目 | 月額 | 年額 | ||
---|---|---|---|---|
プラン名 | 米ドル | 円換算 | 米ドル | 円換算 |
Basic | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
Essential | 14.95ドル | 約2,200円 | 155.4ドル | 約23,300円 |
Plus | 29.95ドル | 約4,500円 | 299.4ドル | 約44,900円 |
Premium | 59.95ドル | 約9,000円 | 599.4ドル | 約89,900円 |
(※:料金は2024年12月2日時点の米ドル/円レート:1米ドル/150円を元に税抜の金額を掲載しています。)
トレーディングビューの個人向け有料プランは「Essential:エッセンシャル」「Plus:プラス」「Premium:プレミアム」の3種類があります。
この有料プランはEssentialを基準に上位プランになると料金がほぼ倍になります。料金に比例して使える機能も2倍、4倍になるという仕組みです。
例えば、画面分割であればEssentialは2画面分割、Plusは4画面、Premiumは8画面という具合です。
その他の機能も料金に応じて使える機能が変わります。自分に必要な機能がどのプランで使えるのかを確認してから契約いただければと思います。
リアルタイムデータは月額料金に含まれない
トレーディングビューでは日本株や米国株など証券取引所に上場されている銘柄は遅延データが配信されます。
各取引所に応じて10分~20分ほどの遅延されたチャートが表示されますが、これは取引所の規定で決められているからです。リアルタイムのチャートを表示するには月額料金とは別で市場データを購入する必要があります。
別料金といっても多くの取引所が月額2ドル~3ドル程度(月額300円~500円)ほどです。また、無料プランの方で市場データだけを購入することはできないのでその点もご注意を。
ちなみに、遅延データが配信されるのは証券取引所に上場されている個別株や先物銘柄です。外国為替や株価指数は無料プランの方でもリアルタイムのチャートが表示できるのでご安心ください。
TradingViewでリアルタイムチャートのデータを購入する方法はこちら
契約時に総額×10%の消費税がかかる
TradingViewの料金表示はすべて税抜きです。合計金額に対して10%の消費税がかかります。
通常の有料プランと合わせてリアルタイムの市場データを購入した場合も合算した金額に消費税がかかるのでご注意ください。
米ドルでの決済なので為替レートには注意が必要
トレーディングビューの決済はすべて米ドルで行われます。したがって、決済時の米ドル円レートによって最終的な金額が変動します。
円高になれば金額は安く、円安になれば金額は高くなりますが、為替レートの変動を気にして購入するタイミングをずらすよりも割引セールが実施されるタイミングを待つ方が各段に安く契約できます。
TradingViewは毎年11月の下旬にブラックフライデーセールを行います。また、不定期でフラッシュセールが行われたり、特定の手順を踏むことで特別な割引オファーを出すことも可能です。
有料プランをお得に契約できる方法は別記事にて詳しくまとめているのでぜひチェックしてみてください。
TradingViewブラックフライデーセール徹底解説はこちら
最大半額!?TradingViewを50%割引で契約する方法はこちら
PayPayなど一部のモバイル決済は非対応
TradingViewの決済方法は基本的にクレジットカードです。ビザ、マスターカード、JCB、アメックスなど各ブランドが利用できます。
PayPal(ペイパル)のアカウントをお持ちの方はペイパルを経由しての銀行引き落としも可能です。
モバイル決済は「Google Pay」および「Apple Pay」に対応しています。それ以外のモバイル決済(PayPay、au PAY、楽天ペイなど)には対応していないのでご注意ください。
スマホアプリでの決済は請求サイクルが変更できない
モバイルアプリから決済した場合は請求サイクルの変更(月次⇒年次もしくは年次⇒月次)ができません。自動更新のみ可能となります。
請求サイクルを変更したい場合はアプリの自動更新をオフにし、契約期間が終了した後、再度プランを契約し直す必要があります。
ちなみに、モバイルアプリからの決済は割引セールの対象外です。有料プランを契約する際はWebブラウザから契約するのがおすすめです。
プランのアップグレードは残日数が換算される
TradingViewでは、有料プランをアップグレードする際、契約残日数(利用可能な残り日数)が上位プランとの価格比に応じて換算されて追加されます。
有料プランは上位プランになると料金がほぼ2倍になるため、残日数は約半分が新しいプランに追加されるということです。
【例:Essentialの契約残日数が100日の場合⇒Plusにアップグレードすると約50日+新規契約期間が利用可能日数】
残日数が多く残っている場合、この点も考慮して上位プランへのアップグレードを検討していただければと思います。
無料プランはサポートセンターが利用できない
Basic | Essential | Plus | Premium |
---|---|---|---|
× | 通常 | 優先 | 優先 |
トレーディングビューは無料プランではサポートセンターが利用できません。有料プランで初めて問い合わせが可能ですが、プラン毎に優先度が変わります。
Essentialで通常、PlusとPremiumが優先となります。Plusのアカウントで実際に問い合わせしたところ約20分ほどで返答が来ました。目安にしていただければと思います。
有料プランの契約について問い合わせたいことがある場合は別記事をご参照ください。
トレーディングビューの返金時の注意点
次はトレーディングビューで有料プランを契約した後の返金について解説していきます。
初回の支払いは返金してもらえない
まず、月次・年次を問わず初回の支払いは返金してもらえません。これは公式サイトにも明記されています。
特に、後述する無料お試し期間の終了後に自動で決済された場合も含まれるため注意が必要です。
年払いの部分的な払い戻しも返金されない
年次は1年分をまとめて購入する契約です。
この年次の残日数の部分的な返金も不可となっています。年次で契約する場合は最低でも1年間は利用するかどうか検討した上で契約しましょう。
年次の自動更新のみ14日以内であれば返金可能
トレーディングビューで返金してもらえるのは「年次の自動更新で意図せず課金された場合で14日以内にサポートセンターに問い合わせを行ったとき」です。
有料プランは契約すると自動更新が設定されます。年次だと1年後に再度、課金されるためいつ契約したか忘れてしまう方も多いかと思います。
そこで、意図せずに年次の自動更新で課金された場合は返金対象となります。基本的にこれ以外では返金対応はしてもらえません。月次の自動更新は対象外となります。
ただし、TradingViewの公式サイトでは「各ユーザーの状況を考慮し、状況に依りましては返金を行わせて頂きます」との記載もあるので、返金に関して不明な点がある場合はサポートセンターに問い合わせてみましょう。
トレーディングビュー無料お試し期間の注意点
次はトレーディングビューの無料お試し期間の注意点について解説していきます。
無料のお試しは初回のみ30日間
トレーディングビューでは有料プランを契約する前に1カ月間の無料お試し期間があります。
3種類ある有料プランのうち、どれでも好きなプランを無料で試すことが可能です。最初に選択したプランのアップグレード/ダウングレードも自由にできます。
ただし、この無料お試しは1アカウントにつき1回のみです。アカウントの複数登録は利用規約で禁止されているのでご注意ください。
無料期間の終了後は自動更新で課金される
無料お試し期間を利用する場合、最初に決済方法の登録が必要になります。
そして、無料期間が終了後に選択したプランの料金が自動更新で課金され本契約に移行する形です。
いったん無料プランに戻したい場合は、自動更新のキャンセルをしましょう。キャンセルはマイページの「アカウントとお支払い」から可能です。
ただし、キャンセル手続きを完了すると、その時点でお試し期間が終了して無料プランに戻るのでご注意ください。
トレーディングビューの割引セール時の注意点
次は、TradingViewの割引セールの注意点について解説します。
月次プランはセールの対象外になる
トレーディングビューでは毎年11月下旬のブラックフライデーセールや不定期で開催されるフラッシュセールがあります。
有料プランが大幅に割引されるためお得に契約できるタイミングです。この割引セールは月次プランが対象外となります。
割引されるのは年次プランのみです。まずお試しで利用してみたいという方はいきなり割引セールで契約するよりも月次で数カ月利用してみて本当に必要かどうかを見極めてから割引セールで契約するのがおすすめです。
「月次料金×12カ月の総額」から割引される
項目 | 通常年次(円換算) | 割引後 | 実質割引額 |
---|---|---|---|
Essential | 約25,000円 | 約20,200円 (30%割引) |
約4,800円 |
Plus | 約48,200円 | 約34,700円 (40%割引) |
約13,500円 |
Premium | 約96,500円 | 約34,700円 (70%割引) |
約61,800円 |
(※:月額料金は2024年7月1日時点の米ドル/円レートを元に算出。いずれも税抜の金額を掲載。)
(※:Essentialは旧Proプラン、Plusは旧Pro+プランです)
TradingViewの割引セールは「月次料金×12カ月の総額」に対して各割引率が適用されます。
年次の料金に対して割引が効くわけではない点にご注意ください。通常の年次プランは月次に対して16%の割引(約2カ月分)が効きます。
割引セールのタイミングでないときでも年次の方がお得ではありますが、割引セールはより大きな割引が効くので長期利用が前提であればセールのときに契約するのが最も安くなります。
割引セールはWebブラウザからの契約のみ
上記でも解説しましたが、割引セールはWebブラウザからの契約のみが対象です。
モバイル決済を利用されている方はご注意ください。割引が適用されず通常料金での請求になります。トレーディングビューの有料プランを契約するときはWebブラウザからの契約がおすすめです。
有料プランを一番安く長く使う方法は?
TradingViewの本当の力を引き出すには有料プランが必須ですが、「できるだけお金はかけたくない」というのが本音ですよね。特に、毎月の固定費はできるだけ抑えたいもの。
そこで、ぜひ活用して欲しいのが「割引セール、無料お試し、特別オファーを活用すること」です。契約するタイミングによって大幅に費用が変わってきます。
割引セールの最新情報、無料お試し、特別オファーの出し方などを詳しく解説しています。有料プランを検討している方はぜひ活用して少しでもお得にTradingViewを契約してくださいね!