長年トレードをしている中で、カギ足チャートの存在は当然知ってました。日本人が考案し、昔からある手法です。ただ、なぜかこれでトレードしようとは思ってませんでした。それは勝てないと思っていたからか?売買サインが分かりづらいからか?
カギ足をサブウィンドウに表示する
そんなカギ足をもう一度見つめ直してみようとインジケーターを作ってみました。
無料でダウンロードできます。カギ足でトレードされている方、興味がある方は一度使ってみてください。
ダウンロードはこちら(2020/07/23 ver1.0)
- 2020年7月23日
- 【ver1.0 公開】インジケーターを公開
※インジケーターへのご質問・改善アイデアあれば、下部のコメント欄かアンケートに投稿お願いします!
FXキーストン「カギ足」MT4インジケーターの解説
色とサインの説明をします。
1段抜き
一般的なカギ足と同じように1段抜きの買いと1段抜きの売りで色分けしています。
- 1段抜きの買い・・・直近の高値(肩)を超える
- 1段抜きの売り・・・直近の安値(腰)を超える
2段抜き
2段抜きの買いと2段抜きの売りは矢印で表しています。
- 2段抜きの買い・・・直近2回の高値(肩)の高い方を抜ける
- 2段抜きの売り・・・直近2回の安値(腰)の低い方を抜ける
窓
市場が終わった土曜日と市場が始まる月曜日に空くことを「窓開け」といいますが、同じくカギ足にもあります。
上のように左の肩と右の腰が空いている状態は上昇の勢いが強く、逆に左の腰と右の肩が空いている状態は下降の勢いが強いことを表します。
中心
「中心」とは、直近の上昇線や下降線を二等分する点(価格)を言います。
中心を超えての上昇または下降も勢いが強いことを表します。
カギ足の検証
大まかな方向性を知るのには使えそうですが、カギ足だけでのトレードはやはり危険です。反転条件をどうするかによって変わってきますので、時間軸や通貨ペアによって調整が必要に感じます。ローソク足を使ったチャートも同時に見ながら、どこが高値か安値かの判断基準に使ってみてはいかがでしょうか。私もカギ足の研究を続けていきます。
今後も改良していく予定
一般的な「1段抜き」は色で表示しています。FX業者でカギ足を表示すると2色に分かれているものがありますが、それと同じです。
パターンも「毛抜足」「関門足」「三尊足」「階段足」といろいろあります。特に階段足の「買い五嶮」「売り五嶮」サインを今後追加し、バージョンアップさせたいと思ってます。
パラメーターの解説
カギ足で大事なのが、反転条件です。これによってカギ足は大きく変わってきます。
反転ルールは「定額法」(定量法)と「定率法」があります。FXの場合は何pips動いたかの方が明確だと思い、定額法にしました。
そしてATRと標準偏差を使っての反転ルールも用意してあります。ATRまたは標準偏差を使う場合は、期間とATR/標準偏差の何倍にするかも指定してください。
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